泉駅 (福島県いわき市)
表示
泉駅 | |
---|---|
南口(2022年2月) | |
いずみ Izumi | |
所在地 | 福島県いわき市泉町滝尻上谷地30 |
所属事業者 | |
電報略号 | イミ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
2,184人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)2月25日[2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■常磐線(JR東日本) |
キロ程 | 195.0 km(日暮里起点) |
◄植田 (7.2 km) (6.5 km) 湯本► | |
所属路線 | 福島臨海鉄道本線(貨物線) |
キロ程 | 0.0 km(泉起点) |
(4.8 km) 小名浜► | |
備考 |
泉駅(いずみえき)は、福島県いわき市泉町滝尻上谷地(かみやじ)にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線・福島臨海鉄道本線(貨物線)の駅である[1]。事務管コードは▲421131[5]。
歴史
[編集]- 1897年(明治30年)2月25日:日本鉄道の駅として開業[2]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる[2]。
- 1907年(明治40年)12月1日:小名浜馬車軌道(馬車鉄道・のちの小名浜臨港鉄道→福島臨海鉄道)が駅前に乗り入れ。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称の制定により、常磐線の所属となる。
- 1941年(昭和16年)6月:小名浜臨港鉄道線が経路変更。同時に当駅に乗り入れ。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1971年(昭和46年)2月:駅舎を改築[新聞 1]。
- 1972年(昭和47年)10月1日:福島臨海鉄道本線の旅客営業が廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。
- 1999年(平成11年)3月11日:橋上駅舎に改築[6][7]。
- 2009年(平成21年)3月14日:東京近郊区間の拡大に伴い、ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
- 2018年 (平成30年)3月:ホーム内にエレベーター設置。
- 2020年(令和2年)3月13日:特急「ときわ」の定期列車の当駅への乗り入れが廃止[報道 2]。
- 2022年(令和4年)
- 2023年(令和5年)5月23日:階段に設置されていたエスカレーターを撤去[要出典]。
駅構造
[編集]橋上駅舎を持ち、北口と南口の間は自由通行が可能だが、駅舎横には別に跨線橋がある。いわき統括センター(いわき駅)管理の直営駅である[3]。話せる指定席券売機のほかに、通常の指定席券売機が設置されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 上り | 日立・水戸・土浦・上野・東京・品川方面[8] |
2 | 下り | いわき・原ノ町・仙台方面[8] | |
3 |
- 3番線の定期列車は12時台に一本設定されている。
-
改札口と券売機(2022年4月)
-
ホーム(2022年2月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は2,184人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
---|---|---|---|---|
年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 2,289 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 2,291 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 2,276 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 2,209 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 2,130 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 2,072 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 2,089 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 2,111 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 2,101 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 2,039 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 2,047 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 1,928 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 760 | 1,381 | 2,141 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 791 | 1,453 | 2,245 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 854 | 1,401 | 2,256 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 938 | 1,507 | 2,445 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 912 | 1,540 | 2,452 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 917 | 1,507 | 2,425 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 962 | 1,486 | 2,449 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 906 | 1,429 | 2,335 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)478 | 1,308 | 1,787 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)521 | 1,262 | 1,783 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)726 | 1,285 | 2,011 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)845 | 1,339 | 2,184 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]小名浜地区への最寄り駅であり、新常磐交通の路線バスが連絡している。駅の両方の出入口にタクシーのりばがある。なお、駅前は南側が開けている。
- いわき市役所泉出張所
- いわき泉郵便局
- いわき秀英小学校・中学校・高等学校
- 福島県企業局いわき事業所
- 中部工業団地
- 福島県道15号小名浜四倉線
- 福島県道20号いわき上三坂小野線(旧国道6号)
- 福島県道56号常磐勿来線
- 福島県道240号釜戸小名浜線
- 常磐バイパス(国道6号のバイパス)
- いわき東警察署泉交番
- 藤原川
バス路線
[編集]南口にある「泉駅前」停留所より発着する。なお、全路線が新常磐交通によって運行されている。
のりば | 運行事業者 | 行先 | 出典 |
---|---|---|---|
1 | 新常磐交通 |
|
[9][10] |
2 | [9] | ||
3 | 湯本高校 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 42号 水戸駅・常陸太田駅・高萩駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月9日、23頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、433頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d e f “「駅体制の見直しについて」 提案を受ける!” (PDF). JR東労組 水戸地方本部 (2021年12月23日). 2021年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月24日閲覧。
- ^ a b c “駅の情報(泉駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月14日閲覧。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ "『泉駅』(平成28年2月24日市公式Facebook投稿)". いわき市. いわき市役所. 24 February 2016. 2017年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月18日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(泉駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “主要駅前のりばご案内” (PDF). 新常磐交通. 2024年11月2日閲覧。
- ^ “イオンモールいわき小名浜公式ホームページ :: アクセス”. イオンモールいわき小名浜. 2024年11月2日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月24日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ 『2020年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2019年12月13日、2頁。オリジナルの2020年1月11日時点におけるアーカイブ 。2020年1月20日閲覧。
新聞記事
[編集]利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(泉駅):JR東日本