水神クタアト

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水神クタアト(すいじんクタアト、Cthat Aquadingen)は、クトゥルフ神話作品に登場する架空の書物。

概要[編集]

著者不明。四百年以上前に書かれた。ツァトゥグァの儀式、ナイハーゴの葬送歌、そのほか数多くの魔術の使用法が記されている。

人間の皮膚で装丁されており、雨が降る前に湿り気をおびる。

3部が現存し、そのうち一部は大英博物館で厳重に管理されている。

また、一部は邪神狩人であるタイタス・クロウが所有していると言われているが真偽は定かではない。

脚注[編集]

参考文献[編集]

ブライアン・ラムレイ『地を穿つ魔 <タイタス・クロウ・サーガ>』 (創元推理文庫)