化学元素発見の年表

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化学元素発見の年表(かがくげんそはっけんのねんぴょう)は、元素発見順に並べた年表である。

いくつかの元素は先史時代からすでに知られており、それについては正確な発見の年は不明であるが、その他の歴史時代以降に発見された元素の多くは、発見された年が歴史に記録されている。

古代[編集]

人類は紀元前3,000年から4,000年頃には隕鉄から鉄器を製造していたようだが、製鉄技術は紀元前1500年頃のヒッタイト王国(ハッティ)に興った。

9世紀[編集]

年表:9世紀

13世紀[編集]

年表:13世紀

15世紀[編集]

年表:15世紀

17世紀[編集]

年表:17世紀

18世紀[編集]

年表:18世紀

コバルトの語源はドイツ語Koboldコボルトという精霊)に由来。
プラチナの語源はスペイン語plata)に縮小辞-inaを接尾したplatina(小さい銀)に由来。
Hydrogenの語はギリシャ語ὕδωρ(hýdōr、)とγεννάω(gennáō、生む)に由来。
Telluriumの語はラテン語の単語tellus地球)に由来。
Yttriumの語はイッテルビースウェーデンにある村名)に由来。

19世紀[編集]

年表:19世紀

Heliumの語はギリシャ語のἥλιος(hḗlios、)に由来。
Ytterbiumの語はYtterby(スウェーデンにある町名)に由来。
Argonの語はギリシャ語のἀργός(ārgós、働かない)に由来。

20世紀[編集]

年表:20世紀

Lutetiumの名はLutetia(パリの古名)に由来。
hafniumの名はコペンハーゲンのラテン名ハフニヤに由来。
レニウムはライン河にちなむ。
フランシウムの名はフランスから。
Nobeliumの語はAlfred Nobelアルフレッド・ノーベル)に由来。
Lawrenciumの語はErnest Lawrence(アーネスト・ローレンス)に由来。
ラザホージウムはアーネスト・ラザフォードに因む。
  • 1970年 - ドブニウムはカリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)でアルバート・ギオルソらにより発見。
Dubniumの語はロシアの地名Dubnaに由来。
  • 1974年 - シーボーギウムはドブナ原子核共同研究所(ソ連)により発見。但し現在では1974年のカリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)でアルバート・ギオルソらによる発見が正式とされる。
  • 1976年 - ボーリウムはドブナ原子核共同研究所(ソ連)でY. Oganessian らにより発見。但し現在では1981年重イオン研究所(ドイツ)でペーター・アルムブルスター(Peter Armbruster)とゴットフリート・ミュンツェンベルク(Gottfried Münzenberg)による発見が正式とされる。
  • 1982年 - マイトネリウムは重イオン研究所(ドイツ)でペーター・アルムブルスターとゴットフリート・ミュンツェンベルクにより発見。
マイトネリウムはリーゼ・マイトナーに因む。

21世紀[編集]

年表:21世紀

脚注[編集]

  1. ^ 『目で見る化学‐111種の元素をさぐる』(ロバート・ウィンストン著)より。

関連項目[編集]