ルイ=ニコラ・ヴォークラン

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Louis-Nicolas Vauquelin

ルイ=ニコラ・ヴォークラン(Louis-Nicolas Vauquelin、1763年5月16日 - 1829年11月14日)は、フランスノルマンディー出身の化学者薬剤師である。1797年クロム1798年ベリリウムを発見した。有機化学の分野でもアスパラギンリンゴ酸ショウノウ酸キナ酸などを発見している。

1783年から1791年までアントワーヌ・フールクロア英語版1755年6月15日 - 1809年12月16日)の助手になった。フランス革命中は国外に逃れたが、1794年帰国すると、エコール・デ・ミーヌ(国立鉱山学校)の化学の教授、1809年からパリ大学の教授になった。