マルミタコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マルミタコ
別名 Tuna pot, marmita, marmite and sorropotún
種類 シチュー
主な材料 ジャガイモマグロタマネギピーマントマト
テンプレートを表示

マルミタコ(Tuna potまたはMarmitako)は、バスク地方シチューである。カンタブリア海マグロ漁船で食べられる[1]。今日では、マグロ、ジャガイモタマネギピーマントマトから作るシンプルな料理である。

元のフランス語marmiteまたこれに対応するスペイン語marmitaは、蓋のある金属製の鍋を指し、カンタブリア海の東岸及び中岸でこの料理を指す言葉の語源となった。一方、カンタブリア方言sorropotúnは西岸で使われている。

歴史[編集]

マルミタコは漁期にバスクの漁師によって食べられる。彼らが海で長時間過ごすと食材が傷むため、彼らは釣ったマグロを保存の利くジャガイモやチョリセロとともに調理して食べた。

出典[編集]

  1. ^ Barrenechea, T.; Koehler, J.; Hirsheimer, C. (2009). The Cuisines of Spain: Exploring Regional Home Cooking. Ten Speed Press. p. pt188. ISBN 978-1-58008-835-0. https://books.google.com/books?id=0XAM8_XgLn0C&pg=PT188 2019年8月23日閲覧。