トリブバン国際空港

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トリブバン国際空港
त्रिभुवन अन्तर्राष्ट्रिय विमानस्थल
Tribhuvan International Airport
トリブバン国際空港
IATA:KTM-ICAO:VNKT
KTM/VNKTの位置(ネパール内)
KTM/VNKT
KTM/VNKT
トリブバン国際空港の位置
概要
国・地域 ネパールの旗 ネパール連邦民主共和国
設置場所 カトマンズ
空港種別 民間
運営者 ネパール都市航空専門会社(CAAN)
標高 1,338 m・4,390 ft
位置 北緯27度41分47秒
東経85度21分33秒
座標: 北緯27度41分47秒 東経85度21分33秒
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅 (m) 表面
02/20 NO 3,050×45 舗装
リスト
空港の一覧
トリブバン国際空港の位置 別地図
トリブバン国際空港の位置 別地図
KTM/VNKT
トリブバン国際空港の位置 別地図

トリブバン国際空港(トリブバンこくさいくうこう、ネパール語: त्रिभुवन अन्तर्राष्ट्रिय विमानस्थल英語: Tribhuvan International Airport)は、ネパールカトマンズにある国際空港である。カトマンズ中心地から約6km東に位置する。

航空事故とその対策[編集]

トリブバン空港はその立地条件から周囲を高い山に囲まれているために離着陸が難しい空港だと言われていて1992年に(タイ国際航空311便墜落事故7月31日、死者113名)とパキスタン国際航空268便墜落事故9月28日、死者167名)と着陸失敗による墜落事故が続けて2件発生した。当時、空港にはレーダー施設がなく、着陸の際には無線連絡と目視にのみ頼っていたことが問題視された。このため、ネパール政府の要請により日本政府開発援助(ODA)の一環として1995年から1997年にかけてレーダー施設の設置工事が行われ、管制官の訓練や老朽化した施設の修復も行われた。

2010年代に入り航空管制施設や衛星測位システムなどの発達によりRNP-AR(Required Navigation Performance – Authorization Required)方式の進入が可能となり、対応機材の航空機を運用していれば従来の進入方式よりある程度の曲線を描いた進入が可能となり経路短縮、空域騒音区域軽減、進入時間短縮による燃料消費、二酸化炭素排出の削減といった効果が期待され、2013年1月21日にエアバスカタール航空保有の同社A319が同方式での同空港への進入に成功したことを発表し、同年4月に同空港をハブとするネパール航空は同方式に対応したA320を購入することを決定した。

2014年1月27日にはNECがネパール民間航空公社から同空港近代化プロジェクトを総額約10億円で受注し、国際協力機構(JICA)を通じ、日本政府の政府開発援助無償資金協力により老朽化した監視レーダや情報処理システム等の機材を航空管制用レーダシステムとして、航空機から詳細な運航情報を取得できる二次監視レーダ(SSR:Secondary Surveillance Radar) および、レーダから取得した情報を利用するためのマルチセンサ情報処理システムへの更新計画を発表。

就航航空会社と就航都市[編集]

当空港を拠点としているネパール航空は国際線用機材を2機しか保有していないため、エンジントラブルや定期整備などで2007年5月15日以降運航が乱れている。この影響で大阪/関西線などは運休状態になっており、2008年3月から正常運航に復帰する予定だった。しかし、その後も運航再開の目途が立たないまま大阪/関西線は廃止となった[1]

国際線[編集]

航空会社名に続く( )内の記号は、航空会社の2レターコード(国際線)の意味。

航空会社 就航地
ネパールの旗 ネパール航空 (RA) インディラ・ガンディー国際空港デリー)、クアラルンプール国際空港クアラルンプール)、スワンナプーム国際空港バンコク)、香港国際空港香港)、ドバイ国際空港ドバイ)、ドーハ国際空港ドーハ
ネパールの旗 BBエアウェイズ (BO) 香港国際空港(香港)、クアラルンプール国際空港(クアラルンプール)
ネパールの旗 ブッダ・エアー (U4) ラール・バハードゥル・シャーストリー空港ワーラーナシー
インドの旗 エア・インディア (AI) インディラ・ガンディー国際空港(デリー)、ラール・バハードゥル・シャーストリー空港(ワーラーナシー)
インドの旗 ジェットエアウェイズ (9W) インディラ・ガンディー国際空港(デリー)、チャットラパティー・シヴァージー国際空港ムンバイ
インドの旗 IndiGo (6E) インディラ・ガンディー国際空港(デリー)
インドの旗 ジェットライト (S2) インディラ・ガンディー国際空港(デリー)
インドの旗 SpiceJet (SG) インディラ・ガンディー国際空港(デリー)
ブータンの旗 ロイヤルブータン航空 (KB) パロ空港パロ)、インディラ・ガンディー国際空港(デリー)
タイ王国の旗 タイ国際航空 (TG) スワンナプーム国際空港(バンコク)
シンガポールの旗 シルクエアー (MI) シンガポール・チャンギ国際空港シンガポール
香港の旗 香港ドラゴン航空 (KA) 香港国際空港(香港)
中華人民共和国の旗 中国国際航空 (CA) ラサ・クンガ空港ラサ)、成都双流国際空港成都
中華人民共和国の旗 中国南方航空 (CZ) 広州白雲国際空港広州
中華人民共和国の旗 中国東方航空 (MU) 昆明長水国際空港昆明
韓国の旗 大韓航空 (KE) 仁川国際空港ソウル特別市/仁川広域市
アラブ首長国連邦の旗 エティハド航空 (EY) アブダビ国際空港アブダビ
アラブ首長国連邦の旗 フライドバイ (FZ) ドバイ国際空港(ドバイ)
アラブ首長国連邦の旗 エア・アラビア (G9) シャールジャ国際空港シャールジャ
バーレーンの旗 ガルフ・エア (GF) バーレーン国際空港バーレーン
オマーンの旗 オマーン・エア (WY) マスカット国際空港マスカット
トルコの旗 ターキッシュ エアラインズ (TK) アタテュルク国際空港イスタンブル

事故・インシデント[編集]

先述の2件以外を除く。

  • 2014年3月8日午後12時30分すぎ、ニューデリー発カトマンズ行きIndiGoの航空機(エアバスA320)が、当空港着陸後に駐機する際、機体右側の車輪部分から出火したのを整備員が発見した。火は直ぐに消し止められ、乗客176人全員が非常用シュートで脱出し、うち1人が軽症した。着陸時に問題は無かったとのことで、IndiGoとネパール航空当局などで出火原因を調べている[2]
  • 2015年3月4日、現地時間午前7時半過ぎ、イスタンブル発カトマンズ着ターキッシュ・エアラインズ(TK)726便のエアバスA330-300型機(登録記号:TC-JOC、乗客223名内幼児1名、他乗員11名)が、着陸進入時、濃霧による視界不良のため一度目は着陸復行(ゴーアラウンド)し、再度進入時に接地後、車輪の一つが滑走路逸脱、タイヤ破裂し、滑走路から左側に機体が外れ着陸帯の草地に前脚を突っ込んで前脚が破折した状況になったが、乗客乗員は機外に脱出し、数名の負傷者が出たが重傷者はいなかった[3]。しかし、ネパール民間航空公社は国内に同機体を移動出来る重機がなく、隣国のインドから重機を取り寄せて折れた前脚を持ち上げて台車に乗せて移動を試みたが途中で機体がズレ作業が難航し、その間空港は事故により3月7日午後まで閉鎖され、ネパール唯一の国際空港のため、ネパールを訪れていた旅行者数万人が一時国外に出られない状況となった[4]

脚注[編集]

  1. ^ ネパール航空、機体が足りずに国際線の運航停止
  2. ^ 旅客機から火で乗客脱出 ネパール 3月8日 21時59分 NHKオンライン
  3. ^ ターキッシュ・エアラインズのA330、カトマンズで滑走路逸脱
  4. ^ ネパールの空港でトルコ機が着陸失敗、死者なし

関連項目[編集]

外部リンク[編集]