なさけ坂旅館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なさけ坂旅館
ジャンル 連続ドラマ
ホームドラマ
脚本 大藪郁子北村篤子松田暢子
演出 中山三雄大熊邦也桜井秀雄
出演者 林隆三山田五十鈴市原悦子石野真子 ほか
製作
制作 朝日放送
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1980年3月21日〜1980年9月26日
放送時間金曜日21:00〜21:54
放送枠朝日放送・テレビ朝日金曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数28
テンプレートを表示

なさけ坂旅館(なさけざかりょかん)は、1980年昭和55年)3月21日から同年9月26日まで朝日放送(制作)・テレビ朝日系で放映されたテレビドラマ。全28話。

概要[編集]

舞台は東京神楽坂にある、「一泊三食人情(なさけ)つき」が売り物という[1]小さな旅館『丸川』。そこの女主人のきくゑ、その娘の月子、孫娘のみどりという女系家族の暮らしの中に、きくゑのかつての旦那の出身である伊達家の二男でいわく付きの青年・正清が絡み、展開していく人情ホームコメディ。

毎回、劇中で違う種類のスパゲッティが登場し、そのレシピも併せて紹介していた[2]

なお、正清(林隆三)が病床に就く秋子(宇津宮雅代)を見舞うシーンで流れていたフォークソング調の曲は、白季千加子の『あいらぶゆう』(作詞:阿久悠、作曲:三木たかし)という曲である[3][4]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

放映リスト[編集]

各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 ゲスト
第1話 1980年3月21日 一泊三食人情(なさけ)つき 大藪郁子 中山三雄 杉井:大林丈史
第2話 1980年3月28日 一泊三食仕事つき
第3話 1980年4月4日 一泊三食大繁盛
第4話 1980年4月11日 珍客騒動
第5話 1980年4月18日 復縁騒動
第6話 1980年4月25日 求婚騒動 渡辺:山本麟一
第7話 1980年5月2日 誘惑騒動 花枝:南風洋子
第8話 1980年5月9日 わてがお母ちゃんや! 北村篤子 大熊邦也 黒沢(暴力団幹部):石橋蓮司
第9話 1980年5月16日 ヒャ! 危機一髪 桜田(暴力団組長):芦屋雁之助
第10話 1980年5月23日 正清さん帰って!
第11話 1980年5月30日 正清さん逃げないで!
第12話 1980年6月6日 みどり誘拐事件 忠助:内田朝雄
第13話 1980年6月13日 さようなら正さん 忠助:内田朝雄
第14話 1980年6月20日 二十三年ぶりの再会 松田暢子 桜井秀雄
第15話 1980年6月27日 ヤケボックイに火が!?
第16話 1980年7月4日 合格!!200点満点
第17話 1980年7月11日 絶対、ないしょ 北村篤子
第18話 1980年7月18日 親子ゲンカも親孝行
第19話 1980年7月25日 竜子を養女に 大藪郁子 竹田章三:汐路章
第20話 1980年8月1日 袖ふれあうも他生の縁 百合子(きくゑの友人):宮園純子
第21話 1980年8月8日 みどりが舞妓に! 竹彦:川上伸之
第22話 1980年8月15日 お盆に来た客
第23話 1980年8月22日 本日休業 北村篤子
第24話 1980年8月29日 正清を返せ! 大熊邦也 伊達正和(正清の兄):菅貫太郎

伊達ふさ子(正和の妻):大山のぶ代

第25話 1980年9月5日 オフクロは赤の他人!
第26話 1980年9月12日 大ショックで失神!? 桜井秀雄 坂田:小鹿番
第27話 1980年9月19日 秋子よ安らかに…涙の結婚式
最終話 1980年9月26日 良縁求む当方59歳

脚注[編集]

  1. ^ 1980年3月21日 読売新聞テレビ欄の本番組の紹介記事より。
  2. ^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE学研パブリッシング)編集部編)より。
  3. ^ 週刊TVガイド 1980年5月2日号の本作の記事より。
  4. ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1980年3月21日号 p.54〜「特選テレビ劇場 なさけ坂旅館」
朝日放送テレビ朝日 金曜日21:00 - 21:54枠
前番組 番組名 次番組
なさけ坂旅館
赤かぶ検事奮戦記
第1シリーズ