しあわせ運べるように

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

しあわせ運べるように」(しあわせはこべるように)は, 1995年臼井 真(うすい まこと)が作詞作曲した楽曲(合唱曲)。

しあわせはこべるように」の表記も見られる。

概要[編集]

「しあわせ運べるように」は, 1995年に発生した阪神・淡路大震災後に臼井真が神戸復興を願い、作詞・作曲した楽曲である。当初の歌詞は2番までだったが, 2005年に3番が作詞された。

同楽曲は原曲の「神戸オリジナルバージョン」のほか, 2011年に発生した東日本大震災後に制作された、歌詞中の「神戸」を「ふるさと」に置き換えた「ふるさとバージョン」がある[1]

英語[2]中国語[3]フランス語ペルシア語[3]アラビア語[3]トルコ語カンボジア語イタリア語ハンガリー語にも訳され、それらは日本国外で広く歌われている。

新潟県中越地震で全村避難を余儀なくされた山古志村には、歌詞中の「神戸」を「山古志」に替えた歌のテープが神戸市の小学校から贈られるなどし、また東日本大震災後、同時多発的に東日本被災地に広がった。ほかにも「福島」「浪江町」など被災地を中心に多様なバージョンが制作され教育現場を中心に歌い継がれている。

臼井真[編集]

臼井 真(うすい まこと). 1960年兵庫県神戸市東灘区生まれ[3]兵庫県立芦屋高等学校大阪芸術大学演奏学科卒業[3]. 1983年より神戸市内の小学校で音楽専科教諭を務める[3]. 1995年、阪神・淡路大震災で自宅が崩壊[3]。震災から約2週間後、身を寄せていた親戚宅で、生まれ育った街の変わり果てた姿をニュースで見て衝撃を受け、わずか10分で同楽曲を作詞・作曲。

チャリティーCDブック[編集]

2011年7月25日アスコムよりチャリティーCDブックが発売された。本作の印税は、「東日本大震災」復興支援のために全額寄付される。

同楽曲の録音、子供たちの手話コーラスの動画の撮影は臼井の指導・指揮のもとで兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて行われた。

朝日放送「東日本大震災『ABCこども支援募金』」のシンボルソングとなる。

同年7月27日にCD収録楽曲のダウンロードが開始され, 8月10日レコチョクでもダウンロードが開始された。

なお, CDは同年9月5日に株式会社ミュージックグリッドより単独発売されている。

CD収録曲[編集]

【ピアノ伴奏版】

  1. しあわせ運べるように(神戸オリジナルバージョン)
  2. しあわせ運べるように(ふるさとバージョン)
  3. しあわせ運べるように(カラピアノ)

【オーケストラ演奏版】

  • 編曲:杉浦邦弘 / 合唱:神戸市立住吉小学校合唱部 / 指揮:加藤完二 / 演奏:スーパーキッズ・オーケストラ
  1. しあわせ運べるように(神戸オリジナルバージョン)
  2. しあわせ運べるように(ふるさとバージョン)
  3. しあわせ運べるように(カラオケ)

【スペシャル版】

  • 編曲・伴奏:川上昌裕
  1. しあわせ運べるように(ピアノソロバージョン)

島谷ひとみによるカバーシングル[編集]

しあわせ運べるように
島谷ひとみとしあわせを運ぶ合唱団シングル
初出アルバム『15th Anniversary SUPER BEST(※完全版)』
B面 しあわせ運べるように(ふるさとバージョン/独唱)
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POP
時間
レーベル avex trax
作詞・作曲 臼井 真
チャート最高順位
  • 週間175位(オリコン
  • 登場回数1回(オリコン)
島谷ひとみ 年表
簡単に言えたなら
2011年
しあわせ運べるように
2012年
うれしいこと
(2012年)
※配信限定シングル
T.M.H.R. 年表
チカラにかえて
(2012年)
テンプレートを表示

島谷ひとみの32枚目のシングルとして2012年3月7日に発売されたカバーバージョン。発売元はavex trax.

解説[編集]

前作「簡単に言えたなら」から約1年振りのシングル発売。自身初のチャリティーCD.

知人を通し作家の臼井に会った島谷は、「しあわせ運べるように」が神戸の多くの人達に力を与え、東北の被災地へと歌い継がれている事を知り、また、臼井の想いと同楽曲に感銘を受け、「この曲を一人でも多くの方に聴いて頂くお手伝いが出来れば」と強く思うようになった。

2011年11月、島谷は仙台で開かれたチャリティーライブで同楽曲を初披露。また, 2012年1月に仙台市立岡田小学校を訪ね児童と合唱した模様が、「情報満載ライブショー モーニングバード!」で放送され、反響を呼んだことからCD化が実現した[4]

臼井が教鞭を執る神戸市立西灘小学校の6年生36人(臼井は指揮で参加)と、仙台市立岡田小学校の6年生41人の合計77人で「しあわせを運ぶ合唱団」を結成。島谷が両校を訪ねて合唱を収録し、その歌声をミキシングして「復興を遂げた地」と「復興を果たす地」の“復興の懸け橋”となる楽曲が完成した[5]

島谷と臼井の印税は、東日本大震災の復興支援のために全額寄付される。

収録曲[編集]

  • 作詞・作曲:臼井真 / 編曲:川上昌裕
  1. しあわせ運べるように(ふるさとバージョン/合唱) / 島谷ひとみとしあわせを運ぶ合唱団
  2. しあわせ運べるように(ふるさとバージョン/独唱) / 島谷ひとみ
  3. しあわせ運べるように(カラオケ)

この曲を発売したその他の歌手[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

外部リンク[編集]