黒土三男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。バイロン (会話 | 投稿記録) による 2022年6月14日 (火) 06:17個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

くろつち みつお
黒土 三男
生年月日 (1947-03-03) 1947年3月3日(77歳)
出生地 熊本県熊本市
国籍 日本の旗 日本
職業 映画監督脚本家
ジャンル 映画
主な作品
映画
蝉しぐれ
 
受賞
日本アカデミー賞
優秀監督賞
2005年蝉しぐれ
優秀脚本賞
2005年『蝉しぐれ』
その他の賞
日本映画批評家大賞
監督賞
2005年蝉しぐれ
テンプレートを表示

黒土 三男(くろつち みつお、1947年昭和22年)3月3日 - )は、日本脚本家映画監督熊本県熊本市出身。

経歴

熊本県立熊本高等学校立教大学法学部を卒業後、木下惠介プロダクションの助監督となる。2年間の勤務を経てフリーの脚本家となる。1978年(昭和53年)TBS系で放送された『コメットさん』でTV脚本家としてデビューした。1988年「とんぼ」「うさぎの休日」で第7回向田邦子賞受賞[1]1989年平成元年)『オルゴール』で映画監督デビュー。自身がメガホンを取った作品は全て自らが脚本を手がけている。

山田洋次監督作品映画『幸福の黄色いハンカチ』で脚本家の一人として参加し、以来、木下惠介とともに山田洋次を師として仰ぐ。

脚本、監督作品とも長渕剛を主演として起用したものが多い(長渕剛の「浦安の黒ちゃん」は黒土三男を元に書かれた曲である)が、映画『英二』の演出を巡り対立したため、現在2人の間に交流はない[2]

2006年5月、映画『蟬しぐれ』の撮影時に出会った庄内平野の米を応援する「庄内米ファンクラブ」の初代会長に就任した。

2011年7月より放送の『水戸黄門』(第43部)では、脚本として参加している。

2011年3月の東日本大震災以降、愛知県豊田市に移住。2016年、豊田市を舞台とした自身の脚本・監督映画「星めぐりの町」の製作を発表[3]。2017年春に撮影[4]、2018年1月27日に全国公開された[5]

作品

テレビドラマ脚本

映画監督・脚本

舞台脚本

脚注

外部リンク