陳金鋒

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陳 金鋒
Chin-Feng Chen
Lamigoモンキーズ #52
2007年9月7日
基本情報
国籍 中華民国の旗 台湾
出身地 中華民国の旗 台南県(現:台南市
生年月日 (1977-10-28) 1977年10月28日(46歳)
身長
体重
183 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1999年
初出場 MLB / 2002年9月14日
CPBL / 2006年3月21日
最終出場 MLB / 2005年7月20日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム チャイニーズタイペイの旗 台湾
五輪 2004年2008年

陳 金鋒(ちん きんぽう、チェン・チンフェン、1977年10月28日 - )は、台湾台南市出身のプロ野球選手外野手)。2011年現在はLamigoモンキーズに所属している。

実兄は、統一セブンイレブン・ライオンズに所属する陳連宏

来歴

1999年ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約、1Aで30本塁打、30盗塁を記録するなど活躍する。2001年には、台湾で行われたIBAFワールドカップで、日本代表の中村隼人から本塁打を放つなど、台湾の3位入賞に貢献した。

2002年9月14日、メージャーデビューを果たし、台湾人初のメジャーリーガーとなる。

2003年アテネオリンピック予選も兼ねたアジア野球選手権大会では、松坂大輔から2安打するなど活躍し、2004年アテネオリンピックに出場。台湾代表の4番打者を務め、1次リーグでは上原浩治から3ランホームランを放つなど活躍する。

2006年台湾中華職業棒球大聯盟(CPBL)のLa Newベアーズに入団。CPBL史上初の複数年契約となる3年契約で、推定年俸は台湾プロスポーツ史上最高額の1000万台湾元
同年は、打点王のタイトルも獲得し、チームの優勝に貢献した。同年11月に行われたKONAMI CUP アジアシリーズにも出場。チームの準優勝に貢献した。また同年、オリックス・バファローズが獲得すると報道されたが、結局入団には至らなかった。

2007年、リーグ戦では首位打者のタイトルを獲得。
また、同年の北京オリンピックアジア予選で、台湾代表の4番打者として出場し、12月3日の日本戦ではダルビッシュ有から逆転2ランホームランを放つなど活躍したが、チームは直後に再逆転されてしまい敗北して北京オリンピックへの切符を逃してしまった。チームは翌年3月に行われた世界最終予選を3位で通過し、本選でも腰の痛みを押して4番を務めたが予選敗退に終わった。

2011年4月5日、対兄弟エレファンツの試合で、通算100ホームランを達成した。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2002 LAD 3 6 5 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 3 0 .000 .167 .000 .167
2003 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
2004 8 10 8 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 3 1 .000 .200 .000 .200
2005 7 8 8 1 2 0 0 0 2 2 0 0 0 0 0 0 0 4 0 .250 .250 .250 .500
2006 La New 91 398 344 76 109 21 0 21 193 81 20 1 0 5 36 8 5 72 8 .317 .397 .561 .958
2007 88 369 301 70 115 13 3 26 212 66 11 3 0 2 53 8 5 50 11 .382 .491 .704 1.195
2008 66 279 240 52 88 17 2 16 157 70 4 1 0 6 28 3 2 53 4 .367 .434 .654 1.088
2009 114 482 412 80 132 17 1 27 232 99 7 0 0 9 53 7 1 86 8 .320 .400 .563 .963
2010 83 344 308 47 83 7 0 8 114 32 11 3 0 4 30 1 1 72 5 .269 .334 .370 .704
MLB:4年 19 25 22 3 2 0 0 0 2 2 0 0 0 0 3 0 0 10 1 .091 .200 .091 .291
CPBL:5年 442 1872 1605 325 527 75 6 98 908 348 53 8 0 26 200 27 14 333 36 .328 .402 .566 .968
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 2010年度シーズン終了時

タイトル

CPBL
  • 首位打者:1回 (2007年)
  • 最多打点:1回 (2006年)

表彰

CPBL
  • ベストナイン:4回 (2006年 - 2009年)

背番号

  • 52 (2002年 - )

関連項目

外部リンク