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道場駅

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道場駅
駅舎
どうじょう
Dōjō
武田尾 (5.0 km)
(3.6 km) 三田
所在地 神戸市北区道場町生野70
北緯34度52分2.02秒 東経135度15分20.26秒 / 北緯34.8672278度 東経135.2556278度 / 34.8672278; 135.2556278
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 福知山線(JR宝塚線)
キロ程 30.1km(尼崎起点)
大阪から37.8 km
電報略号 タウ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,154人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1899年明治32年)1月25日
備考 無人駅(自動券売機 有)
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ホーム
駅前

道場駅(どうじょうえき)は、兵庫県神戸市北区道場町生野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線である。「JR宝塚線」の愛称区間に含まれている。

概要

宝塚線の駅で唯一神戸市内にあるが、他の神戸市内の駅から大きく離れており、JRの旅客営業規則における「神戸市内」の駅として扱われていない[1]。そのため、国鉄時代の駅名標の所在地欄には「神戸市北区」ではなく「兵庫県神戸市」と表記されていた。

神戸電鉄三田線にある神鉄道場駅とは4kmほど離れており、全く別の駅である。

駅構造

相対式2面2線のホームを持つ地上駅になっている。分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅舎側が1番のりばで、反対側の2番のりばへは跨線橋で連絡している。

駅前とホームで2m程の高低差があることから、スロープが設置されている。このスロープは改札口ではなく直接1番のりばにつながっているので、ここを通った場合、車内で切符を購入することになる。また跨線橋は階段だけで、エレベーターなどは設置されていないため、車椅子利用者などが2番のりばに行くには困難を伴う。

宝塚駅管理の無人駅。以前は切符を駅前の酒屋で購入するようになっていたが、現在は簡易式の自動券売機を利用して切符を購入できるようになった。ICOCA利用可能駅(相互利用ICカードはICOCAの項を参照)であり、集札機能のない簡易式の自動改札機が設置されている。

道場駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 JR宝塚線 下り 三田篠山口方面
2 JR宝塚線 上り 宝塚大阪北新地方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

ダイヤ

日中時間帯は1時間あたり4本が停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は本数が多い。

利用状況

1日平均の乗車人員は1,154人である(2010年度)。 平日は通勤・通学客でそれなりに混み合う。休日は、近所の百丈岩などに行く客もいる。 駅前の駐車場は平日はほぼ満車で、パークアンドライドが定着しているといえる。

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

  • 1,118人(2000年度)
  • 1,128人(2001年度)
  • 1,180人(2002年度)
  • 1,178人(2003年度)
  • 1,160人(2004年度)
  • 1,130人(2005年度)
  • 1,133人(2006年度)
  • 1,151人(2007年度)
  • 1,177人(2008年度)
  • 1,151人(2009年度)
  • 1,154人(2010年度)

駅周辺

  • 鎌倉峡
百丈岩など、武庫川渓谷の上流側入り口
  • 太福寺
  • 富士チタン神戸工場
  • 千刈水源池
  • 千刈ダム
  • 塩田八幡宮
  • 関西公園墓地
  • 千刈浄水場
  • 百杖岩、 不動岩、烏帽子岩、駒形岩等のフリークライミングやアルパインクライミングの岩場の最寄り駅

歴史

隣の駅

西日本旅客鉄道
JR宝塚線(福知山線)
丹波路快速・快速
通過
普通
武田尾駅 - 道場駅 - 三田駅

その他

  • スタンプが、お隣り三田駅前ペデストリアンデッキにある「三田市総合案内所(キッピーナビ)」に設置されている。なおこのスタンプは私設のスタンプとアナウンスされている。
  • 1914年(大正3年)に千苅ダムが水道用水ダムとして神戸市により建設着工となり当時の道場停車場からトロッコ軌道がダム建設現場まで敷設されており、建設資材搬入や工員の輸送に使われていた。大阪寄りの踏切名称が「水道踏切」である所以でもある。
  • 1915年(大正4年)に国有鉄道(鉄道省)として開業した有馬線には「新道場駅」が存在した。

脚注

  1. ^ 同様な例に「大阪市内」におけるおおさか東線新加美駅がある。

関連項目

外部リンク