道場三室線
都市計画道路 | |
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道場三室線 | |
路線延長 | 7,930 m |
起点 | 埼玉県さいたま市桜区 道場四丁目 |
終点 | 埼玉県さいたま市緑区 芝原一丁目 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道17号 国道463号 |
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道場三室線(どうじょうみむろせん)は、埼玉県さいたま市桜区道場四丁目から同市緑区芝原一丁目へ至る、さいたま市の都市計画道路(主要地方道[1])である[2]。さいたま市の東西を結ぶ4車線道路として建設中であり、一部供給されている。完成すると羽根倉橋から大谷場高木線を経由して浦和インターチェンジまで直線で結ばれる。
概要
越谷浦和バイパスと国道463号本線の北浦和駅入口交差点以西(埼大通り以西)は片側1車線の国道17号(中山道)を介してクランク状に接続されていたが、現在道場三室線は常盤七丁目交差点(浦和区)以東は越谷浦和バイパスとして開通済みであり、常盤七丁目交差点以西は埼玉県道57号さいたま鴻巣線のバイパスとして与野中央通りと交差する中央区大戸以東が開通しているため、越谷浦和バイパスと国道463号本線の鈴谷交差点(中央区)以西は国道17号(中山道)を通らずに接続することが可能となった。
浦和駅周辺の渋滞を解消する4車線の環状道路計画の一部となっている(ほかに産業道路・道場三室線・新大宮バイパス)。
- 起点 さいたま市桜区道場四丁目
- 終点 さいたま市緑区芝原一丁目
- 延長 7,980m
- 道路幅員 30m
- 車線数 4車線
効果
与野中央通りと交差する中央区大戸以東が開通したことにより、以下の効果があった[3]。
- 道場三室線および与野中央通りの開通前と開通後で北浦和駅入口交差点の交通量を12時間調べたところ、約2300台減少(44,616台→42,282台)。
- 7時から9時までの国道17号(中山道)下り線(大宮方面)の北浦和駅入口交差点付近の渋滞が340m短縮(410m→70m)。
- 7時から9時までの国道463号(埼大通り)下り線(志木方面)の北浦和駅入口交差点付近の渋滞が30m短縮(80m→50m)。
- 道場三室線と与野中央通りを利用した場合の常盤七丁目交差点から鈴谷交差点までの所要時間が国道463号(中山道・埼大通り)を利用した場合(道場三室線・与野中央通り整備前)と比べて38秒短縮。
- 与野中央通りと道場三室線を利用した場合の鈴谷交差点から常盤七丁目交差点までの所要時間が国道463号(埼大通り・中山道)を利用した場合(与野中央通り・道場三室線整備前)と比べて4分4秒短縮。
- 国道17号および国道463号(中山道)のさいたま市役所前交差点・北浦和駅入口交差点間の所要時間が上りは1分4秒、下りは11秒短縮。
全線開通後の期待される効果
埼大通りも国道17号(中山道)と同じくしばしば渋滞が発生する道路であるが(原因は信号機が多い、沿道に商業施設が多い、片側1車線と道幅が狭いなど)、道場三室線は起点で埼玉県道57号さいたま鴻巣線現道(大谷場高木線として4車線に拡幅予定)と結ばれる予定で、同路線は4車線の浦和所沢バイパスと交差しているため、最終的に越谷浦和バイパスと国道463号本線の下大久保交差点(桜区)以西(浦和所沢バイパス以西)は、埼大通りも通らずに接続することが可能となる。また、全線で4車線化されることから所要時間の短縮、埼大通りの渋滞緩和が見込まれる。
整備状況
- さいたま市緑区芝原一丁目(終点) - 国道17号との交点(常盤七丁目交差点) - 1993年(平成5年)度 越谷浦和バイパスとして開通済
- 常盤七丁目交差点 - 与野中央通り(さいたま市中央区大戸)との交点 - 2011年(平成23年)2月9日正午に開通[4]。
- 与野中央通り - 国道17号新大宮バイパスとの交点(桜区町谷一丁目) - 2016年(平成28年)度末までの完成予定。
- 新大宮バイパス - 大谷場高木線との交点 - 今後用地収用、着工予定。
通過市町村
交差する主な道路
交差する道路 | 交差点名 | 所在地 | |||
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埼玉県道57号さいたま鴻巣線(大谷場高木線) | 道場 | 桜区 | |||
国道17号新大宮バイパス・首都高速埼玉大宮線 | 町谷 | 中島 | |||
埼玉県道165号大谷本郷さいたま線 | 西堀 | ||||
与野中央通り | 大戸 | 中央区 | |||
国道17号・国道463号(中山道) | 常盤七丁目 | 常盤 | 浦和区 | ||
埼玉県道65号さいたま幸手線(旧中山道) | ※側道 | ||||
国道463号・町谷本太線(越谷街道) 所沢方面 国道463号(越谷街道) 岩槻方面 |
本太坂下 | 本太 | |||
埼玉県道35号川口上尾線(産業道路) | 駒場運動公園 | 原山 | 緑区 | ||
埼玉県道1号さいたま川口線支線 | 花月(北) | ||||
中尾 | |||||
埼玉県道1号さいたま川口線(第二産業道路) | 中尾陸橋下※側道 | ||||
国道463号越谷浦和バイパス 新見沼大橋有料道路・岩槻・越谷方面 |
交差する鉄道
交差する河川
- 鴻沼川(未開通)
沿道の施設等
- さいたま市立東浦和中学校
- さいたま市立浦和中学校・高等学校
- さいたま市営浦和球場
- 埼玉りそな銀行本店
- 埼玉大学教育学部附属幼稚園
- 埼玉県立近代美術館
- 北浦和公園
- さいたま市立常盤小学校
- さいたま市立仲町小学校
- さいたま市立与野南中学校
- 大戸公園
- 未開通
開通後の接続する道路の位置関係
(越谷方面)越谷浦和バイパス - 道場三室線 - 埼玉県道57号さいたま鴻巣線(大谷場高木線) - 浦和所沢バイパス(所沢方面)
関連項目
脚注
- ^ さいたま市道路計画課:地方道路整備臨時交付金における整備方針概要、2008年3月
- ^ さいたま都市計画道路 一覧表さいたま市
- ^ 道場三室線および与野中央通り線さいたま市
- ^ さいたま市:都市計画道路 道場三室線・与野中央通り線が開通します