与野中央通り

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通称道路
与野中央通り
路線延長 3,850 m
起点 埼玉県さいたま市中央区 大戸二丁目
終点 埼玉県さいたま市大宮区 桜木町四丁目
接続する
主な道路
記法
国道463号
国道17号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
大戸付近
上落合6丁目付近
新都心西交差点付近
桜木町4丁目南交差点付近

与野中央通り(よのちゅうおうどおり)は、埼玉県さいたま市中央区道場三室線から大宮区桜木町国道17号交差点までを南北に縦貫するさいたま市(旧与野市)の市道の名称、および都市計画道路与野中央通り線(連続する一部区間)のことである。旧与野市中心部を南北に縦貫している。

概要[編集]

  • 起点:さいたま市中央区大戸二丁目
  • 終点:さいたま市大宮区桜木町四丁目
  • 延長:3,850m
  • 車線数:2 - 4車線

1965年に事業計画に着手され、1990年代前半までに現在の埼玉県道56号さいたまふじみ野所沢線交差点部分から下落合の与野市庁舎(現:中央区役所)を経て大字中里(現:新中里三丁目)の里見通り(市道)交差点へ至る市道を拡幅する形で整備された。

国道17号埼京線東北新幹線鉄道高架(下落合以南)の間をほぼ並行するように位置し、全線開通後は国道17号と国道463号(埼大通り)の北浦和駅入口交差点付近での混雑回避にも一役買っている。なお、鴻沼川とも100m - 200mほど離れた位置で沿っている。鉄道高架から西に離れた場所には埼玉県道165号大谷本郷さいたま線(本町通り)と新大宮バイパスが並行している。

2001年に沿線上に国際興業バス西浦和営業所が「新中里三丁目」停留所と引返場を開設しており、与野本町駅および西浦和車庫間の路線バスの回送経路および、北浦和駅西口間の送り込み路線として運行されているが、新中里三丁目以外の停留所は当道路上になく、通りの大半で路線バスは走行していない(中央区役所周辺部も路線バスが存在しない)。また、さいたま新都心駅を経由しない大宮駅西口発着の高速バスやリムジンバスでは新都心西出入口(埼玉県道56号)から国道17号への走行経路となっている。

2019年4月1日から、国道17号桜木町四丁目南交差点から当道路を経由し、埼玉県道215号宗岡さいたま線(八幡通り)を右折しイオンモール与野方面をまわる、丸建自動車の大宮駅西口循環線(与野本町先回り)が運行を開始した。

  • 埼玉県道56号さいたまふじみ野所沢線から国道17号区間が新都心西出入口開通前の2000年頃に暫定2車線で整備され、2003年頃に4車線へ拡幅された。これ以南は全区間2車線である。
  • 1990年代から用地買収と拡幅工事をしていた里見通り交差点から埼大通り(国道463号)までの区間は2005年12月24日に開通。
  • 起点から道場三室線(中央区大戸)交差点までの区間は2005年に「都市計画道路与野中央通り線」として事業認可され、2011年(平成23年)2月9日 正午に開通。これにより与野中央通りは全線開通した[1]。埼大通りから鈴谷南公園付近の区間は周辺が田畑、そこから道場三室線までの区間は住宅地域および準工業地域であり、用地買収に時間を要した。着工前から並行する道幅4m程度の狭小路が存在し、埼大通りから南与野駅や与野南中学校方面への通勤・通学路として使われていたが、自動車のすれ違いが難しい区間であった。
  • 埼玉県道56号と与野中央通りとの交差点の道路標識に「与野中央通り」の路線名と南方向の行先で「旧与野」と掲げられている。

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

交差する道路 交差点名 最高速度
(km/h)
所在地
国道17号 桜木町四丁目南 60 さいたま市 大宮区
埼玉県道56号さいたまふじみ野所沢線 新都心西
埼玉県道215号宗岡さいたま線(八幡通り) 40 中央区
(赤山通り)
(保健センター通り)
埼玉県道119号与野停車場線 中央区役所
(福原通り)
(たつみ通り)
(里見通り)
国道463号(埼大通り)
(大戸氷川通り)
埼玉県道57号さいたま鴻巣線道場三室線

沿線の主な施設[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ さいたま市:道場三室線および与野中央通り線