真鶴駅
真鶴駅 | |
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駅舎(2008年2月11日) | |
まなづる Manazuru | |
◄根府川 (5.4 km) (3.3 km) 湯河原► | |
所在地 | 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1824 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東海道本線 |
キロ程 | 95.8 km(東京起点) |
電報略号 | マナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,574人/日(降車客含まず) -2013年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)12月21日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
真鶴駅(まなづるえき)は、神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴(まなつる)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東海道本線の駅である。
歴史
東海道本線の開通以前は、人車軌道・軽便鉄道の豆相人車鉄道(のちの熱海鉄道)も1896年 - 1923年にかけて存在し、この付近に「真鶴駅」を設けていた。1922年 - 1923年にかけては連絡駅でもあった。
- 1922年(大正11年)12月21日 - 国鉄熱海線国府津駅 - 当駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1924年(大正13年)10月1日 - 熱海線当駅 - 湯河原駅間が開通。
- 1934年(昭和9年)12月1日 - 熱海線所属から東海道本線所属に変更。
- 1970年(昭和45年)5月20日 - 貨物取扱が廃止。
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 荷物取扱が廃止。
- 1977年(昭和52年)5月27日 - 構内の上り線で26両編成の貨物列車のうちの16両が脱線、うち12両が転覆。死傷者はなし[1]。
- 1981年(昭和56年)10月1日 - 特急「踊り子」の一部列車(上下2本ずつ)が停車開始[2]。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 貨物取扱が再開。ただし定期の貨物列車発着はないまま。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本と日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
- 1989年(平成元年)3月11日 - 快速「アクティー」の停車駅となり、特急「踊り子」の停車駅からはずれる[3]。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuicaの利用が可能となる。
- 2003年(平成15年)5月31日 - 当駅からの砕石輸送が終了[4]。
- 2006年(平成18年)4月1日 - JR貨物の駅が廃止され、貨物営業が終了。
- 2015年(平成27年)7月10日 - 自動改札機を新型に更新。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは地下通路で連絡している。
直営駅で、根府川駅を管理している。Suica対応自動改札機・指定席券売機・みどりの窓口設置駅。ホームが大きく湾曲しており、見通しが悪く、輸送担当駅員が発車メロディを扱い、乗降終了合図を行う。
2015年1月末までにATOSプログラム放送が上野東京ライン対応の内容に更新された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■東海道線 | 下り | 熱海・伊東・沼津方面 | |
2 | 上り | 横浜・川崎・品川・東京・上野方面 (■上野東京ライン含む) |
上野駅から■宇都宮線・■高崎線へ直通 |
- 本項では上野東京ラインのラインカラーを■紫で示しているが、実際のホーム案内はすべて■オレンジのみで案内されている。
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駅前。後方に跨線人道橋が見える
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砕石積込設備跡
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ホーム2番線、熱海方面を望む
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駅名標
利用状況
2013年度の1日平均乗車人員は3,574人である。近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1995年 | 5,091 [5] |
1998年 | 4,928 [6] |
1999年 | 4,844 [7] |
2000年 | 4,779 [7] |
2001年 | 4,545 [8] |
2002年 | 4,300 [8] |
2003年 | 4,314 [9] |
2004年 | 4,213 [9] |
2005年 | 4,161 [10] |
2006年 | 4,153 [10] |
2007年 | 4,141 [11] |
2008年 | 4,070 [11] |
2009年 | 3,948 [12] |
2010年 | 3,781 [13] |
2011年 | 3,669 [14] |
2012年 | 3,642 [15] |
2013年 | 3,574 [16] |
駅周辺
駅名と町名は「まなづる」、大字は「まなつる」と読む。
バス路線
真鶴駅
- 箱根登山バス、伊豆箱根バス、湯河原町コミュニティバス
- 4番乗り場
- 山下浜・ケープ真鶴(箱根登山、伊豆箱根)
- 中川一政美術館(幼稚園前経由)(箱根登山、伊豆箱根)※1日1本のみ
- 5番乗り場
- 湯河原駅(長窪旧道経由)(箱根登山)
- 湯河原駅(長窪旧道・中学校前経由)(箱根登山)※1日1 - 2本のみ
- 6番乗り場
- 湯河原駅(天保山経由)(箱根登山)
- 湯河原駅(天保山・ゆうゆうの里前経由)(湯河原町)
- 湯河原駅(天保山・下兎沢・ゆうゆうの里前経由)(湯河原町)※1日3本
- 7番乗り場
- 湯河原駅(福浦新道経由)(箱根登山)※平日土曜3〜4本のみ
- 湯河原駅(福浦新道・中学校前経由)(箱根登山)※1日1本のみ
- 小田原駅東口(新道経由)(箱根登山)※平日2本、土曜1本のみ
- 4番乗り場
隣の駅
なお、湘南新宿ラインの特別快速が小田原 - 熱海駅間で延長運転されることがあるが、新宿方面行き列車は当駅を出ると次の停車駅は小田原駅となる。
脚注
- ^ 朝日新聞1977年5月28日朝刊23面
- ^ 「日本国有鉄道時刻表1981年10月1日ダイヤ改正号」
- ^ 神奈川県鉄道輸送力増強促進会議[リンク切れ] 「平成20年度要望に対する東日本旅客鉄道の回答【東海道本線】」
- ^ 木村和夫 「真鶴工臨の中止とEF65-1059」『鉄道ファン』2003年10月号
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)220ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度)222ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成15年度)220ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成17年度)222ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成19年度)224ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成21年度)238ページ
- ^ JR東日本「各駅の乗車人員」
- ^ JR東日本「各駅の乗車人員」
- ^ JR東日本「各駅の乗車人員」
- ^ JR東日本「各駅の乗車人員」
- ^ JR東日本「各駅の乗車人員」
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 東海道線 (JR東日本) - 運転系統についてはこちらを参照。