東萩駅

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東萩駅
駅舎
ひがしはぎ
Higashi-Hagi
越ケ浜 (2.9 km)
(3.8 km)
所在地 山口県萩市大字椿東字大広津2997-3
北緯34度25分1.99秒 東経131度24分37.11秒 / 北緯34.4172194度 東経131.4103083度 / 34.4172194; 131.4103083 (東萩駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陰本線
キロ程 572.0 km(京都起点)
電報略号 ヒハ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
228人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1925年大正14年)11月1日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
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東萩駅の位置
東萩駅の位置
東萩駅の
位置
東萩駅の位置

東萩駅(ひがしはぎえき)は、山口県萩市大字椿東(ちんとう)字大広津にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線

概要

長門鉄道部が管理し、ジェイアール西日本広島メンテックによる業務委託駅である。2003年(平成15年)9月30日まではJR西日本の直営駅であった。萩市の代表駅であり、市内の中心部に最も近い駅である。

窓口では新山口駅への特急バス「はぎ号」の乗車券のほか、新山口駅からの新幹線企画乗車券も扱っている。2005年3月の「いそかぜ」廃止以降、定期の優等列車の運転はない。

歴史

  • 1925年大正14年)11月1日 - 国有鉄道美禰線(当時)が萩駅から延伸し、その終着として開業。客貨取扱を開始。
  • 1929年昭和4年)4月24日 - 美禰線が奈古駅まで延伸し、途中駅となる。
  • 1933年(昭和8年)2月24日 - 当駅を含む美禰線の一部区間が山陰本線に編入され、山陰本線所属駅となる。
  • 1981年(昭和56年)4月 - 駅前再開発事業が竣工。
  • 1983年(昭和58年)12月31日 - 貨物取扱を廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 2013年(平成25年)7月28日 - 豪雨災害により線路が被災し、一時当駅を含む益田駅 - 長門市駅間が運休。(当駅を含む奈古駅 - 長門市駅間については8月4日に運行再開。)

駅構造

単式・島式の複合型2面3線で、交換・折返し設備を有する地上駅。駅舎は単式の1番ホーム側にあり、島式の2・3番ホームへは長門市寄りの跨線橋で連絡している。かつては貨物輸送をしていたため多くの留置線があったが、現在は3番ホームの外側に1本設置されているだけである。

時刻案内として反転フラップ式案内表示機を使用していたが、現在は使用されておらず、そこに紙で、列車到着案内が貼られている。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1 山陰本線 上り 益田浜田方面 通常はこのホーム
下り 長門市下関方面
2 山陰本線 下り 長門市・下関方面 列車交換時のみ
3 山陰本線 上り 益田・浜田方面 当駅始発
下り 長門市・下関方面 当駅始発含む一部列車

1番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線、3番のりばが上下副本線という扱いであるが、3番のりばだけでなく1番のりばも両方向の入線・発車に対応している。そのため、通常は上下線とも駅舎側の1番のりばを使用している。ただし、一部の長門市行き(行違・折返列車など)は2・3番のりばから、始発の益田行きは3番のりばから発車する。

夜間滞泊が1本設定されている。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 791
2000 735
2001 670
2002 610
2003 545
2004 506
2005 453
2006 409
2007 356
2008 325
2009 278
2010 286
2011 258
2012 240
2013 228

駅周辺

東萩駅付近踏切から下関方面線路
東萩駅前にある萩城天守の1/6復元模型

西側のみに出口があり、駅前ロータリーにバスの停留所がある。

再開発事業で駅前に建設された「萩レインボープラザ」は土産物屋と観光ホテル「萩ロイヤルホテル」が一体となった施設だったが、一時期ホテル部分が休業するなど、駅前の経済の空洞化が懸念された。この建物は再改装し、2008年(平成20年)4月に飲食店などのテナントが入ったビジネスホテル「萩ロイヤルインテリジェントホテル」として営業再開している。

駅前に近接する国道191号のそばには、萩青年会議所により寄贈された萩城天守1/6復元模型がある。また、同国道が松本川にかかる萩橋を渡ると、市の中心部のある阿武川の三角州にはいる。市の中心部はさらに1kmほど南西のバスターミナル(萩バスセンター)の付近である。

駅裏(駅東側)を通過する山口県道67号萩川上線沿いにヤマダ電機丸和の集合したショッピングゾーン「椿東ショッピングパーク」があるが、自由通路等は設けられておらず、東萩駅からのアクセスは基本的に考慮されていない。

バスのりば

1番(駅舎前)
2番(ホテル前)
3番(ホテル前)

隣の駅

西日本旅客鉄道
山陰本線
越ケ浜駅 - 東萩駅 - 萩駅

関連項目

外部リンク