長門市駅

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長門市駅
駅舎
駅舎
ながとし - Nagatoshi
所在地 山口県長門市東深川駅前903-5
所属事業者 JR logo (west).svg西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ナト
シヨ(正明市駅時代)
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
557人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1924年大正13年)3月23日
乗入路線 3 路線
所属路線 山陰本線
キロ程 599.6km(京都起点)
長門三隅 (5.1km)
(5.3km) 黄波戸
所属路線 山陰本線(仙崎支線)**
キロ程 0.0km(長門市起点)
(2.2km) 仙崎
所属路線 美祢線**
キロ程 46.0km(厚狭起点)
板持 (2.7km)
備考 直営駅
みどりの窓口
* 1962年に正明市駅から改称。
** 一体運用されており相互直通運転実施
改札口

長門市駅(ながとしえき)は、山口県長門市東深川駅前にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)のである。

概要[編集]

長門市の代表駅であり、山陰本線のうち益田駅 - 幡生駅間では数少ない有人駅かつ要衝となる駅である。また、国鉄時代はここが鉄道管理局の境界(当駅を含む幡生方が広島局、京都方が米子局)だった。

当駅が終点となる美祢線は山陰本線仙崎支線と直通運転を行っており、加えて山陰本線は大半の列車が当駅で運行系統が分割されるなど、都合4方向の路線が当駅を発着することもあって、北浦地区の山陰線では幡生駅に次いで大きな規模を持つ駅となっている。

直営駅であり、駅構内にはJR西日本広島支社長門鉄道部が設置され、山陰本線(益田駅 - 小串駅間および仙崎支線、小串駅構内除く)、と美祢線(厚狭駅構内除く全線)の運行管理、施設管理が行われている。

利用可能な鉄道路線[編集]

うち、山陰本線仙崎支線と美祢線は当駅が始終着駅であるが、実質的に一体運用となっている。なお、所属線は山陰本線となっている。[1]

駅構造[編集]

2面4線のホームを持つ地上駅(単式・島式の複合型2面3線に加えて、単式の1番のりばの先に切欠ホームの0番のりばがある)で、構内は留置線が多く配置されている。島式の2・3番のりばのは跨線橋で連絡している。1番のりばと2番のりばの間にはホームのない中線があり、列車の待機に使われている。構内西側のターンテーブルは、かつて蒸気機関車機関区があった名残である。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
0 (使用停止中)
1 山陰本線 下り 滝部小串下関方面
上り 奈古益田[2]方面
2 美祢線 - 美祢厚狭方面
山陰本線 仙崎線 仙崎行き
下り 滝部・小串・下関方面
3 山陰本線 上り 奈古・益田[3]方面
下り 滝部・小串・下関方面
仙崎線 仙崎行き
美祢線 - 美祢・厚狭方面

運転系統の境界点のため、発着番線は列車によって変動する。1番のりばは益田方面と下関方面のみ発車が可能(元々1番のりばは配線上美祢線方面からの入線ができない)。2番のりばは下関方面と仙崎方面、美祢線方面の3方向に発車が可能。3番のりばは全方向への発車に対応する。そのため、益田方面と下関方面は主に1・3番のりば、美祢線方面と仙崎方面は主に2・3番のりばで客扱いを行う。しかしあくまで目安であるため、利用時には駅掲示の時刻表や、駅構内での案内放送に注意すること。

仙崎支線専用となっていた0番のりばには2009年度まで朝の1本のみ発着があった(このほか、仙崎祭り時に臨時列車が運行される場合にも使用されていた)が、2010年度以降は発着列車が一切なくなり、場内・出発信号機の使用も停止されている[4]

利用状況[編集]

1日の平均乗車人員は以下の通りである。人口減と自動車社会化により[要出典]、直近10年で半減している。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 1,200
2000 1,152
2001 1,060
2002 1,028
2003 916
2004 867
2005 778
2006 753
2007 707
2008 700
2009 685
2010 635
2011 631
2012 557

駅周辺[編集]

駅前

駅舎(改札口)と駅前広場は北側に位置しているが、駅の南北は自由通路(跨線橋)でつながっており、駅南側にも簡易な駅前広場がある。国道191号が駅南を通過し、駅南側の区画整理が進んだため、現在では駅前側よりも駅南側の方が発展している。

駅前側(北側)

駅南側

路線バス[編集]

いずれも駅前(北側)から発着。なお、防長交通の一部路線は駅南口を経由する。

  • 防長交通 - 仙崎・青海大橋方面、長門三隅・大田中央・秋芳洞方面
  • サンデン交通 - 仙崎・青海島(通・青海)方面、長門湯本・俵山・豊田町西市・小月・下関方面
  • ブルーライン交通 - 黄波戸・人丸・日置・油谷方面、図書館方面

歴史[編集]

  • 1924年大正13年)
    • 3月23日 - 国有鉄道美禰線が於福駅から当駅まで延伸され、正明市駅(しょうみょういちえき)として開業し、客貨取扱を開始する。
    • 11月3日 - 美禰線が当駅から長門三隅駅まで延伸され、途中駅となる。
  • 1928年昭和3年)12月9日 - 美禰線支線として、当駅から黄波戸駅までが開業する。
  • 1930年(昭和5年)5月15日 - 美禰線支線として、当駅から仙崎駅までが開業する。
  • 1933年(昭和8年)2月24日 - 当駅から長門三隅方・黄波戸方・仙崎方を、美禰線所属から山陰本線に変更(これをもって山陰本線が全通)され、美禰線は長門湯本方のみとなる。
  • 1962年(昭和37年)11月1日 - 長門市駅に改称する。
  • 1963年(昭和38年)10月1日 - 美禰線の名称を美祢線に改称する。
  • 1984年(昭和59年)1月1日 - 貨物取扱を廃止する。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 2013年(平成25年)7月28日 - 山口島根豪雨により線路が被災し、一時益田駅方面が運休。(奈古駅 - 長門市駅間については8月4日に、益田駅 - 須佐駅については11月9日に運行再開。)

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
山陰本線
長門三隅駅 - 長門市駅 - 黄波戸駅
美祢線・山陰本線(仙崎支線)
板持駅(美祢線) - 長門市駅 - 仙崎駅(山陰本線)
  • 但し「みすゞ潮彩」のみは美祢線に入らず、山陰本線下関方面へ向かう

脚注[編集]

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 奈古~須佐は代行バス
  3. ^ 奈古~須佐は代行バス
  4. ^ 鉄道ジャーナル」2011年1月号 メモワール紀行(19)「鉄道の町」の記憶

外部リンク[編集]