岩槻駅
岩槻駅 | |
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仮設駅舎 | |
いわつき Iwatsuki | |
◄TD 05 七里 (2.9 km) (2.4 km) 東岩槻 TD 07► | |
所在地 | さいたま市岩槻区本町一丁目1-1 |
駅番号 | ■TD 06 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | 野田線(東武アーバンパークライン) |
キロ程 | 8.5 km(大宮起点) |
電報略号 | ツキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
35,349人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)11月17日 |
備考 | 業務委託駅 |
岩槻駅(いわつきえき)は、埼玉県さいたま市岩槻区本町一丁目にある東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 06。
歴史
- 1929年(昭和4年)
- 1939年(昭和14年)6月10日 - 岩槻駅と改称。
- 1944年(昭和19年)3月1日 - 会社合併により、東武鉄道の駅となる。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 発車メロディを導入。
- 2009年(平成21年)12月1日 - 駅業務を東武ステーションサービスに委託。
- 2011年(平成23年)3月17日 - TD 06の駅ナンバリングを導入。
- 2013年(平成25年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅である。 駅舎は大宮方面単式ホーム側にあり、島式ホームへは橋上駅舎により連絡している。2015年2月にエレベーターが、同年7月に2・3番ホームにエスカレーターが設置された。駅業務は東武ステーションサービスに委託している。
かつては上下ホームが約2両分ずれて配置されていたが、橋上化に伴いホームが延長され、停止位置が揃えられた。
野田線内では当駅のほか、清水公園・野田市・運河・六実が同様の配線形態になっている。3番線の西側に当駅止まりの列車を滞泊する為の留置線が2線がある。なお、東側大宮寄りにあった保守用車を止める為の留置線と、3番線の西側にある留置線1線がホーム拡張に伴い撤去された。
1番線ホームには岩槻区の名産品(岩槻人形・地酒・銘菓・伝統工芸品など)を展示している大型ガラスのショーウィンドウがあったが、現在駅改修工事で撤去されている。
駅舎を橋上化の上、西口を開設する計画があり、2016年度に完成する予定である[1][2]。同時にエレベーター・エスカレーターの設置など、駅構内のバリアフリー化も図られる。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 東武アーバンパークライン | 上り | 大宮方面 |
2 | 大宮・柏方面(始発・退避列車) | ||
3 | 下り | 春日部・柏・船橋方面 |
- 2番線は、当駅始発及び緩急接続する普通が使用する。土休日17時以降の下り急行は、先行の下り普通と当駅で緩急接続する。しかし、平日下り及び上り(平日及び土休日)の全列車は、当駅で緩急接続するダイヤは組まれていない。
利用状況
2014年度の1日平均乗降人員は35,349人である[3]。他線との連絡のない野田線の駅では最も多い乗降客数である(全体では7位)。最ピーク時は4万人を越えていたが、2004年以降は3万5千人程度で横ばい傾向にある。2011年度までは北総線・新京成線・成田スカイアクセス線との連絡駅である新鎌ヶ谷駅よりも多かったが、2012年度で新鎌ヶ谷駅を下回り、順位を1つ落とした。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[7] |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1960年(昭和35年) | 11,039 | 5,676 |
1965年(昭和40年) | 19,208 | 9,856 |
1970年(昭和45年) | 26,888 | 13,503 |
1975年(昭和50年) | 31,440 | 15,717 |
1980年(昭和55年) | 36,041 | 17,529 |
1985年(昭和60年) | 36,293 | 18,038 |
1990年(平成 | 2年)41,043 | 20,241 |
[8] 1994年(平成 6年) | 42,914 | 21,244 |
1995年(平成 | 7年)42,450 | 21,166 |
1996年(平成 | 8年)42,323 | 21,177 |
1997年(平成 | 9年)41,376 | 20,704 |
1998年(平成10年) | 40,377 | 20,216 |
1999年(平成11年) | 39,249 | 19,645 |
2000年(平成12年) | 38,640 | 19,262 |
2001年(平成13年) | 37,648 | 18,704 |
2002年(平成14年) | 36,796 | 18,272 |
2003年(平成15年) | 36,406 | 18,075 |
2004年(平成16年) | 35,893 | 17,810 |
2005年(平成17年) | 36,046 | 17,869 |
2006年(平成18年) | 36,427 | 18,084 |
2007年(平成19年) | 36,736 | |
2008年(平成20年) | 37,109 | |
2009年(平成21年) | 36,348 | |
2010年(平成22年) | 34,908 | |
2011年(平成23年) | 34,714 | |
2012年(平成24年) | 35,386 | |
2013年(平成25年) | 36,130 | |
2014年(平成26年) | 35,349 |
駅周辺
駅周辺は岩槻人形で知られる「人形のまち」として多数の人形店が集積する。
- WATSU東館
- さいたま市岩槻区役所
- さいたま市岩槻区保健センター
- マルエツ岩槻駅前店(地下1F)
- WATSU西館
- さいたま市岩槻駅東口図書館
- さいたま市岩槻駅東口コミュニティセンター
- さいたま市岩槻図書館
- さいたま市岩槻本町公民館
- さいたま市岩槻本丸公民館
- さいたま市コミュニティセンターいわつき
- 岩槻警察署岩槻駅前交番
- さいたま市立岩槻郷土資料館
- 岩槻城址公園
- さいたま市市民会館いわつき
- さいたま市岩槻城址公民館
- 岩槻消防署
- 岩槻消防署太田出張所
- 岩槻郵便局
- 岩槻本町郵便局
- 岩槻西町郵便局
- 埼玉りそな銀行岩槻支店
- 武蔵野銀行岩槻支店
- 埼玉縣信用金庫岩槻支店
- 東和銀行岩槻支店
- 弥勒密寺(岩槻大師)
- 久伊豆神社
- 丸山記念総合病院
- 人間総合科学大学岩槻キャンパス
- 目白大学岩槻キャンパス
- 埼玉県道399号岩槻停車場線
- 岩槻警察署
- メビウス製薬本社
バス路線
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 | |
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岩槻駅 | 1 | 元浅間・末田・水上公園入口 | 越谷駅西口 | 朝日自動車 | ||
元浅間・末田 | しらこばと水上公園 | |||||
人間総合科学大学岩槻キャンパス・上野・江ヶ崎馬場 | 国立東埼玉病院 | 朝日自動車 | ||||
2 | ミッドナイトアロー岩槻・春日部 | 東岩槻入口・豊春駅入口・八木崎駅入口 | 春日部駅西口 | 東武バスウエスト | 深夜急行 平日運転 | |
岩01 | 大橋・宮下・山崎 | 北浦和駅 | 東武バスウエスト | |||
大50 | 大橋・風渡野・導守 | 大宮駅東口 | 東武バスウエスト | |||
岩槻区役所線 | 丸山記念総合病院 | 府内一丁目 | さいたま市コミュニティバス | 平日運転 | ||
岩槻区役所線 | 岩槻城址公園・東岩槻駅北口・県営表慈恩寺団地 | 慈恩寺観音 | さいたま市コミュニティバス | 平日運転 | ||
3 | 岩11 | 元浅間・笹久保・釣上 | 東川口駅北口 | 国際興業 | 早朝運転 | |
岩11-3 | 元浅間・目白大学・浦和美園駅東口 | 東川口駅北口 | 国際興業 | 平日運転 | ||
元浅間・目白大学・浦和美園駅東口 | 東川口駅北口 | 土休日運転 | ||||
岩12 | 元浅間 | 目白大学 | 国際興業 | 平日運転 | ||
岩80 | 元浅間・笹久保 | 浦和東高校 | 国際興業 | |||
岩80-2 | 元浅間・目白大学・笹久保 | 浦和東高校 | 国際興業 | 平日運転 | ||
岩101(快速バス) | ※目白大学のみ停車 | 浦和美園駅東口 | 国際興業 | |||
蓮11 | 岩槻警察署・蓮田駅 | 小児医療センター | 国際興業 | 朝夜間運転 | ||
蓮12 | 岩槻警察署・人間総合科学大学・蓮田駅 | 小児医療センター | 国際興業 |
今後の予定
- 埼玉高速鉄道線が浦和美園駅から当駅まで延伸される計画があり、2017年度以後の着工に向けて「さいたま市地下鉄7号線延伸事業化推進期成会」が発足している。このルートはかつて存在した武州鉄道のルートに近い。この区間には国際興業によりバス路線が運行されている。
ギャラリー
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旧駅舎(2008年9月)
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改札口(2008年9月)
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ホーム(2008年9月)
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駅前広場
隣の駅
脚注
- ^ 岩槻駅舎改修事業の概要と現在の状況 - さいたま市役所
- ^ 2013年度の鉄道事業設備投資計画 - 東武鉄道
- ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員)
- ^ 埼玉県統計年鑑
- ^ さいたま市統計書
- ^ 旧岩槻市統計書
- ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ^ 当駅の1日乗降・乗車人員最高年度