Krita
Kritaで描かれたマスコットのキキ | |
作者 | KDE |
---|---|
開発元 | Krita財団 |
初版 | 2005年6月21日 |
最新版 | 5.2.2[1] - 2023年12月7日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C++, Qt |
対応OS | Linux、Microsoft Windows、FreeBSD、OpenBSD、macOS、Android(beta)、Chrome OS(beta) |
プラットフォーム | KDE |
対応言語 | 英語、日本語、他多数 |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | グラフィックソフトウェア |
ライセンス | GNU General Public License v2 and above |
公式サイト |
krita |
Krita(クリータ、クリタ[2])は、オープンソースソフトウェアとして開発されているペイントソフトである。
KDEプロジェクトが開発したKDEプラットホーム用のオフィススイート・KOffice(現・Calligra Suite)に含まれるKImageとして開発が始まった[3]。Calligra Suiteの一部として、Unix系オペレーティングシステム (OS) で動作するが、単体での配布もされており、Windowsなど他のOSにも対応している。GPLライセンスで配布されるフリーソフトウェアであるが、機能が強化された商用版も販売されている(後述)。
概要・特徴
PhotoshopやGIMPなどのフォトレタッチソフトよりも、PainterやSAIなどのペイントソフトに近い操作性を持つ。元々は「KImage Shop」として、名前の通りPhotoshopを意識した方向性のソフトとして1998年頃より開発がスタートしたが、2004年頃にPainterを意識した方向性に改められた。2005年にKOffice1.4の一員としてリリースされたKrita 1.4が初版。2013年、Kritaの開発をサポートするKrita財団がオランダで立ち上げられ、リリースは財団から行われている。[4][5]
Kiki the Cyber Squirrelと言うマスコットキャラクターがいる。
G'MICを内蔵しており、フィルターをかけることが可能である。
デスクトップPCとタブレットPCの両方に対応して機能が強化されたKritaの商用版、Krita Geminiが2014年よりSteamで販売中。デスクトップPCにしか対応していないフリー版はKrita Desktopと呼ばれる。
関連書籍
- 『フリーソフトKritaでデジタルペイントマスター』(小平淳一・パルプライド/著、マイナビ出版、2015年3月27日発売)ISBN 978-4-8399-5340-9
- 『オープンソースの高機能ペイントソフト はじめてのKrita』(タナカヒロシ/著、I O編集部/編集、工学社、2015年10月26日発売)ISBN 978-4-7775-1920-0
脚注
- ^ "Krita 5.2.2 Released!"; 著者名 (文字列): Krita Foundation; 作品または名前の言語: 英語; 出版日: 2023年12月7日; 閲覧日: 2023年12月7日.
- ^ “よくある質問 Kritaの読み方がケリッタって本当ですか?”. Krita. 2018年6月15日閲覧。
- ^ “よくある質問 なぜKritaはCalligra Suiteの一部なのですか?”. Krita. 2018年6月15日閲覧。
- ^ Krita初期の開発史:GIMPを巡るKDE・Gnome戦争から長きにわたる開発の停滞、そこからの復活まで - Togetter
- ^ Kritaの歴史 - 公式サイト