Google Chrome OS
| 開発元企業 / 開発者 | |
|---|---|
| OSの系統 | Linux |
| 開発状況 | 開発中 |
| ソースモデル | オープンソース |
| 最新安定版リリース | 26.0.1410.57 / 2013年04月8日 |
| 対応プラットフォーム | x86、ARM |
| カーネル種別 | モノリシックカーネル |
| ライセンス | GNU General Public License |
| ウェブサイト | グーグルのブログ記事 Chromium OS |
Google Chrome OS(グーグル・クローム・オーエス)とは、Googleが開発しているオープンソースのオペレーティングシステム (OS) である。Linuxカーネルを基にしており、独自のウィンドウシステムを備えている。
目次 |
概要 [編集]
Google Chrome OSは、ウェブの閲覧とウェブアプリケーションの動作に適したOSとして、主にx86やARMなどのアーキテクチャを採用したネットブックやデスクトップパソコンへ搭載されるOSとしての展開を想定している。10〜12インチのネットブックを中心としながらも、5インチのタブレットから60インチのディスプレイまで対応できるように、様々なUIを準備している[1]。
Googleが提供するもう一つのOSであるAndroidは主にスマートフォンなどの小さい携帯端末に向けたものだが、ネットブックに応用する動きもある。一方Google Chrome OSは、ネットブックより性能の高いフルサイズのデスクトップシステムにも最初から対応すると明言している[2]。
Google Chrome OSはオープンソースライセンスに基づいて提供される予定である[3]。上記のように Linux と Google Chrome、および同社が開発した新しいウィンドウシステムが用いられるという[4]。
エイサー、ASUS、ヒューレット・パッカード、レノボ[5]、東芝[6]といったパソコンメーカー、アドビシステムズ、フリースケール、クアルコム、テキサス・インスツルメンツ[5]、インテル[7]といった大手 IT 企業が開発に協力している。
Google Chrome OSはUbuntuをベースに開発されている[8]。Ubuntuの開発元であるCanonicalがどの程度開発に協力しているのか、詳細は明らかになっていない[9]。
2011年6月時点では、Chrome OSは単体での提供は行なわれない。また、Windowsとのデュアルブート環境なども構築できない[10]しかし、オープンソース版のChromium OSは、現在も配布が続けられており、http://chromeos.hexxeh.net/ にてChromiumOS ZEROという派生版やhttp://getchrome.eu/ にてChrome OS Linuxというものも作られている。また、WiFiのサポートなどを追加したChromium OS limeなども誕生した。
歴史 [編集]
- 2009年7月7日 - Googleより最初の発表がなされた。
- 2009年11月19日 - Google Chrome OSのオープンソース版(Googleの登録商標未使用版)である「Chromium OS」(クロミウム・オーエス)のソースコードが公開された。
- 2010年12月7日 - Googleからノートパソコン「Cr-48」を発表(非売品のプロトタイプ)
- 2011年6月15日 - サムスン電子からノートパソコン(Chromebook シリーズ)の最初の機種「Series 5」(XE500C21)が発売された。
- 2011年7月 - Acer が AC700 (Chromebook) 発売。
- 2012年5月31日 - サムスン電子がノートパソコン (Chromebook) の「Series 5」 (XE550C22) とデスクトップパソコン (Chromebox) 「Series 3」 (XE300M22) が発表された。
- 2012年10月22日 - サムスン電子が XE303C12 (Chromebook) を販売開始。
機能 [編集]
ログインするためのアカウント作成は無く、Googleアカウントを利用してログインする。Google Chrome OSのユーザインタフェースは、基本的にGoogle Chromeだけが全面に出ている形で、デスクトップやファイルブラウザなどは無く、すべてのアプリケーションはウェブアプリケーションという形でGoogle Chromeにインストールされ、実行される。インストールしたアプリはGoogle Chromeにショートカットを作成してアクセスすることが出来る。
使用するアプリはChrome Web Storeにて配布され、無料または有料で利用できる。アプリの登録は有料で、開発者は最初に5ドルの登録料をGoogle側へ支払う必要がある[11]。
反響 [編集]
マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOは、Googleによる発表があった同月、2009年7月30日に「そもそもChrome OSとは、実のところどのようなOSであるのかさえ理解できていない。たった今、(Windowsに対し)競合する注目の存在としてリストに加えたところである」と述べ、Chrome OSが将来的にWindowsの脅威になりかねないという懸念を示した[12]。
搭載機種 [編集]
詳細は「Chromebook」を参照
脚注 [編集]
- ^ Form Factors Exploration (The Chromium Projects)
- ^ グーグルのブログ記事 "Introducing the Google Chrome OS" 2009-07-11閲覧
- ^ Shiels, Maggie (2009年7月8日). “Google to launch operating system”. BBC News. 2009年7月8日閲覧。
- ^ Arrington, Michael (2009年7月8日). “Google Chrome: Redefining The Operating System”. TechCrunch. 2009年7月8日閲覧。
- ^ a b 「Google Chrome OS」は無料、共同開発企業名も公表、Impress INTERNET Watch、2009年7月9日
- ^ Google「Chrome OS」に東芝が参加 国内メーカーは動向注視、ITmedia、2009年7月23日
- ^ インテル、グーグルの「Chrome OS」開発に参加していたことを明らかに、computerworld.jp、2009年7月10日
- ^ u-bonのブログ やっぱりGoogle Chrome OSはUbuntuベース? | Viva! Ubuntu!!
- ^ Canonical 社のブログ Google Chrome OS and Canonical
- ^ “最新Chrome OS”搭載機をひと足先に触ってきた
- ^ “Google、「Chrome Web Store」に5ドルの登録料――不正ソフト予防策として” (日本語). ITMedia News. 2010年8月22日閲覧。
- ^ Ina Fried (2009年7月30日). “Ballmer: Windows will get more competition” (英語). CNET News. 2009年12月12日閲覧。
Ina Fried; 湯木進悟(翻訳校正) (2009年7月31日). “「Windowsへの脅威が高まっている」--MSのバルマーCEO、Chrome OSなどを警戒する発言” (日本語). CNET Japan. 2009年12月12日閲覧。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- Chromium OS (英語)
- Introducing the Google Chrome OS (英語)
- Releasing the Chromium OS open source project (英語)
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