GIMP

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GIMP
GIMP.app icon for MacNuvola GIMP icon for LinuxOfficial default logo
Ubuntu下で動作している GIMP Ver.2.4
開発元 The GIMP Team
最新版 2.6.6 / 2009年3月17日
対応OS クロスプラットフォーム
種別 ビットマップグラフィックエディタ
ライセンス GPL
公式サイト www.gimp.org
  
ウィルバー(Wilber)
GIMP 2.2 on Linux

GIMPGNU Image Manipulation Program)は、GNU GPLの下で配布されているビットマップグラフィック編集・加工ソフトウェアである。日本語では、「ぎんぷ」が一般的だが「じんぷ」と発音されることもある。1995年にSpencer KimballとPeter Mattisが開発を始めた。マスコットは「ウィルバー(Wilber)」。

GIMPをベースにしてAdobe Photoshopとメニューの並び順を同じにしたGIMPshopなど、いくつかの派生バージョンやカスタマイズパッケージが存在する。

目次

[編集] 特徴

フリーソフトでありながら有料のグラフィック編集ソフトウェアと比べても遜色のないレベルの機能を備えている。レイヤー、トーンカーブ、ヒストグラム、画像の形状からの切抜き、ブラシエディタ、パスの編集、多種多様なプラグインなどに加え、モザイク編集や、アニメーション合成を行うなどといったフィルタ機能も数多く備えており、これひとつで、コンピュータ上のほとんどの画像編集は行える。

ただし、もともとウェブ用のグラフィック編集を想定して開発されたソフトウェアである為、CMYKカラーをネイティブサポートしていない[1]など、本格的な印刷業務には向いていないという面もある。

基本的には、パレット上のツールボックスから機能を選択して画像の編集を行うというオーソドックスなソフトウェアだが、SDIで、かつ、いくつもボックスを持つなど、インターフェイスに癖がある。しかし、2.6からはユーティリティウィンドウが実装され、今までのツールボックス等のウィンドウを、一つの親ウィンドウで管理できるようになった。

対話的な使い方の他にもSchemeを使った「Script-Fu」を用いてスクリプトを作り自動化することができる。なお、Script-Fuの名はカンフー(Kung-fu)からきている。現在ではPerlPythonTclRubyなどの言語でスクリプトを書く環境もある。このスクリプト処理は完全に非対話的な自動処理も書ける。ImageMagickの方が簡単にすばやく自動化処理を行なえるが、GIMPの方がはるかに強力な画像編集機能を使える。

カラーマネジメント対応については、バージョン2.4より作業中の画像に対してカラープロファイルの割り当て(埋め込み)が可能になったほか、プロファイルが埋め込まれた画像のカラーを適切に画面上で確認するための仕組みが整備された[2]。同様に、CMYK出力時の色味をシミュレートするソフトプルーフの機能も提供されている。カラープロファイルが埋め込まれた画像ファイルの読み込み・保存は、各形式に対応するプラグインの実装に依存しており、従来よりJPEG、TIFF、PNG形式でサポートされていた。バージョン2.4以降はカラーマネジメント関連機能の整備に伴い、ネイティブ形式であるXCF形式でもサポートされるようになった。

GIMPはX Window System向けに制作され、多くのデスクトップ向けUNIX互換OS上では、デフォルトで同梱されている。現在はWindows版やMac OS X版(要X11.app)も利用可能である。開発元のThe GIMP Teamは公式のバイナリを提供せず、各プラットフォーム向けのバイナリ配布は有志の手によって行われている[3]

GTK+は本来はGIMPのために制作されたライブラリであり、GIMPの一部だったが、ここから派生して、現在では広く使われるGUI向けのライブラリになっている。

gettextの仕組みを使って多言語対応している。

[編集] 歴史

  • 1996年1月 最初の公式リリースとなるGIMP 0.54がリリースされた[4]
  • 1998年6月2日 最初の正式版リリースとなるGIMP 1.0がリリースされた[4]
  • 2000年12月25日 GIMP 1.2.0リリース[5]
  • 2004年3月24日 GIMP 2最初のリリースとなるGIMP 2.0がリリースされた[5]
  • 同年12月19日 GIMP 2.2.0リリース[5]
  • 2007年10月24日 GIMP 2.4.0がリリースされた[5]
  • 2008年10月1日 GIMP 2.6.0がリリースされた[6]

[編集] 競合製品

Adobe PhotoshopCorel Paint Shop ProCorel PHOTO-PAINTとの比較。
  • Photoshop、Photo-Paint には Pantone カラーマッチングシステムが含まれる
  • Photoshop にはプラグインやアドオンが製品も含め多くある
    • GIMP は Script-Fu により簡単にプログラム制御ができる
    • また、 Script-Fu は数多く公開されている
  • GIMPはSGI形式の画像を編集できる
  • GIMP は16ビット画像を取扱えない(CinePaintでは32ビット画像まで扱える)
  • GIMP は spot color に対応していない
  • 多くのプラットフォームに対応している
  • 無償で入手が可能である

[編集] ファイル形式

GIMPは以下のファイル形式を開いたり保存したりすることが出来る[7]

GIMPは以下の形式をインポートできる(開けるが保存できない):

  • Adobe PDFファイル(.pdf)
  • RAW画像(多数の拡張)

GIMPは以下の形式をエクスポートできる(保存できるが開けない):

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ プラグインの追加によりTIFF形式でのインポート・エクスポートは可能
  2. ^ ディスプレイフィルタと呼ばれる種類のモジュールによって実現されている
  3. ^ 公式サイトにあるWindows、およびMac OS向けのダウンロードページには、バイナリ配布を行っている外部サイトへのリンクが記載されている。また、Mac OS向けバイナリは2.2系2.4系2.6系でそれぞれ配布元が異なる
  4. ^ a b http://gimp.org/about/ancient_history.html
  5. ^ a b c d http://gimp.org/about/history.html
  6. ^ ANNOUNCE: GIMP 2.6.0(2008年10月1日18時56分(UTC))
  7. ^ [1]

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 公式

[編集] GIMP コミュニティー

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英語ページ