Il-214 (航空機)
Il-214は、多目的輸送機(MTA)として開発されている中規模の軍用輸送機でロシアの統一航空機製造会社(UAC)とインドのヒンドスタン航空機(HAL)の合弁事業で生産される予定である。[1][2]両社ともそれぞれ約3億USドルを合弁事業に出資する。[3]
インド空軍では、アントノフ An-32を置き換える予定である。通常の輸送用途だけでなく空挺兵の降下にも使用できる。2014年に初飛行、2015/16年に就役が予定される。[4]
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開発 [編集]
2009年10月にインドの国防相であるA.K. Antonyがロシアを公式訪問中に正式に共同開発が決まった。インドとロシアの両国の軍隊に向けて生産され、更に友好的な第三国への輸出も含めた契約文書が作成された。関係者によると契約には、スピンオフによりバンガロールのHALの航空機研究と設計センターによって開発される100席クラスの民間航空機仕様も含まれる。インドではHALのカーンプルの輸送機部門で生産する予定である。[5]
報道によると生産の分担割合は協議中であるとのことである。ロシアの統一航空機(UAC)とヒンドスタン航空機(MTA)は航空機を開発する為の子会社を設立中である。
2国間の正式な合意文書はモスクワで9月9日の協議で策定された。新会社は資本金が60070万ドルでまもなく多目的輸送機の開発を始める。HALの会長でマネージング・ディレクター(CMD)のAshok Nayakによるとインドは45機、ロシアは105機を購入予定だという。輸出は民間仕様と軍用両方が予定され、より多く生産が予定される。[6]
設計 [編集]
動力はアヴィアドヴィガーテリ PD-14ターボファンエンジンが搭載される予定である。[7]高翼式でT型尾翼である。機内の大きさはIl-76と同規模だが全長は半分である。積載量は軍用も民間用も18.5トンで航続距離は2500kmで速度は870km/hである。インド空軍の予定では45機を導入する予定でロシアは12年間で100機近く発注する見込みである。[4]
仕様 (予定) [編集]
- 最大離陸重量: 68,000 kg
- 最大積載量: 20,000 kg
- 容量:88から100人の空挺兵/乗客
- 燃料積載量: 13,500 kg
- 最大速度: 850 km/h
- 巡航速度: 800 km/h
- 全長: 33.2 m
- 全幅: 30.1 m
- 全高: 10.0 m
- エンジン: アヴィアドヴィガーテリ PD-14 ターボファン
- 航続距離: 20,000 kg積載時2,500 km
- 航続距離: 4,500 kg積載時6,000 km
- 離陸滑走距離: 1,200 m.
- 着陸滑走距離: 1,200 m.
| XC-2 |
C-1 |
A400M |
C-130J |
C-17 |
C-390 |
Il-214 |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 乗員 | 3名 | 5名 | 3-4名 | 3-6名 | 2-4名 | 2名 | |
| 全長 | 43.9 m | 29.0 m | 45.1 m | 29.79 m | 53.0 m | 33.91 m | 33.2 m |
| 全幅 | 44.4 m | 30.6 m | 42.4 m | 40.41 m | 51.8 m | 35.05 m | 30.1 m |
| 全高 | 14.2 m | 9.99 m | 14.7 m | 11.84 m | 16.8 m | 10.26 m | 10.0 m |
| 空虚重量 | 60.8 t | 24 t | 60.8 t | 34.25 t | 128.1 t | ? t | ? t |
| 基本離陸重量 | 120 t | 39 t | ? | 70.305 t | 263 t | ? t | ? t |
| 最大離陸重量 | 141 t | 45 t | 136.5 t | 79.38 t | 265.35 t | 81.0 t | 68.0 t |
| 最大積載量 | 約30 t | 8 t | 37 t | 19.050 t | 77.519 t | 23.0 t | 20.0 t |
| 発動機 | CF6-80C2K1F ×2 | P&W JT8D ×2 | TP400-D6 ×4 | AE2100-D3 ×4 | F117-PW-100 ×4 | V2500-E5 ×2 | PD-14 ×2 |
| ターボファン | ターボプロップ | ターボファン | |||||
| 巡航速度 | マッハ 0.8 890km/h (高度12,200m) |
マッハ 0.65 650 km/h |
マッハ 0.68-0.72 780 km/h |
マッハ 0.65 643 km/h |
マッハ 0.77 830km/h (高度7,620m) |
マッハ0.8 | マッハ0.75 |
| 航続距離 | 12 t/6,500 km | 0 t/2,400 km 6.5 t/2,185 km 8 t/1,500 km |
0 t/8,710 km 20 t/6,390 km 30 t/4,540 km |
0 t/6,445 km 16.3 t/3,150 km |
0 t/9,815 km 72 t/4,630 km |
0 t/6,241 km | 4.5 t/6,000 km |
| 最短離陸滑走距離 | 500 m | 460 m | 770 m | 600 m | 910 m | ? | 1,200 m |
| 運用状況 | 実用試験中 | 現役 2011年より退役開始 |
実用試験中 | 増備中 | 開発中 | ||
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ http://www.irkut.com/en/services/research/irta/
- ^ Russia, India may form military transport planes JV in 2-3 months
- ^ India, Russia enter into $600m JV to develop new aircraft
- ^ a b aviationweek
- ^ http://livefist.blogspot.com/2009/08/uac-hals-multirole-transport-aircraft.html
- ^ http://www.indiastrategic.in/topstories716.htm
- ^ Russian aircraft designers tested yesterday's engine