BT (航空機)

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マイアミ上空を飛行する ノースロップ BT の編隊 1941年10月の撮影

BTノースロップ社が開発した全金属製・単葉・引込脚式の艦上急降下爆撃機である。
本機の改良型のXBT-2は、SBDドーントレスの原型となった。

概要[編集]

アメリカ海軍は「急降下爆撃機」という新たなコンセプトに基づき、国内の各航空機メーカーにこの新機種の競作を求めた。
ノースロップ社ではジャック・ノースロップのコンセプトに基づいてエド・ハイネマンが設計した案を海軍に提示、最終的にノースロップ社の機体が採用された。試作機は1935年8月に初飛行し、54機が生産され、アメリカ海軍航空隊に配備された。

アメリカ海軍は改良型のXBT-2の開発を命じたが、ノースロップ社はダグラス社に吸収合併(ジャック・ノースロップ自身は新たに社名の同じ「ノースロップ」を立ち上げて独立)されたため、XBT-2はダグラス社によって開発が継続され、SBDドーントレスの原型機となった。

太平洋戦争開戦後には実戦部隊からは引き揚げられ、練習機として運用された。

なお、生産機の内1機は日本海軍に売却され、ダグラスBD爆撃機としてテストされた。

スペック[編集]

BT-1 海軍第5爆撃航空隊(VB-5)の所属機 1938年4月の撮影
  • 全長:9.70 m
  • 全幅:12.65 m
  • 全高:3.81 m
  • 全備重量:2,961 kg
  • エンジン:P&W R-1535-94 空冷星型複列14気筒 825hp×1
  • 最大速度:357 km/h
  • 実用上限高度:7,700 m
  • 航続距離:885 km
  • 武装
    • 爆弾 452 kg
    • 7.62mm機関銃×1
    • 12.7mm機関銃×2
  • 乗員 2名

関連項目[編集]