1901年のメジャーリーグベースボール

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以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における1901年のできごとを記す。1901年4月18日に開幕し10月6日に全日程を終えた。この年アメリカンリーグが創設。現在の2リーグ体制がスタートした。

ナショナルリーグピッツバーグ・パイレーツが、アメリカンリーグシガゴ・ホワイトストッキングスが優勝。

できごと

規則の改訂

  • ナショナルリーグが、この年からファウルを2ストライクまでカウントする規則を適用した(アメリカンリーグは同年この規則を適用しなかった)。
  • 無死および一死の時にインフィールドフライのルールが採用されるようになった。
  • リーグ会長が、試合で罰金及び退場となった選手やコーチに対し出場停止処分を下せるようになった。

最終成績

アメリカンリーグ

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 シガゴ・ホワイトストッキングス 83 53 .610 --
2 ボストン・アメリカンズ 79 57 .581 4.0
3 デトロイト・タイガース 74 61 .548 8.5
4 フィラデルフィア・アスレチックス 74 62 .544 9.0
5 ボルティモア・オリオールズ 68 65 .511 13.5
6 ワシントン・セネタース 61 72 .459 20.5
7 クリーブランド・ブルース 54 82 .397 29.0
8 ミルウォーキー・ブルワーズ 48 89 .350 35.5

ナショナルリーグ

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 ピッツバーグ・パイレーツ 90 49 .647 --
2 フィラデルフィア・フィリーズ 83 57 .593 7.5
3 ブルックリン・スーパーバス 79 57 .581 9.5
4 セントルイス・カージナルス 76 64 .543 14.5
5 ボストン・ビーンイーターズ 69 69 .500 20.5
6 シカゴ・オーファンス 53 86 .381 37.0
7 ニューヨーク・ジャイアンツ 52 85 .380 37.0
8 シンシナティ・レッズ 52 87 .374 38.0
  • ミルウォーキー・ブルワーズは1902年セントルイスに移転。

個人タイトル

アメリカンリーグ

打者成績

項目 選手 記録
打率 ナップ・ラジョイ (PHA) .426
本塁打 ナップ・ラジョイ (PHA) 14
打点 ナップ・ラジョイ (PHA) 125
得点 ナップ・ラジョイ (PHA) 145
安打 ナップ・ラジョイ (PHA) 232
盗塁 フランク・イズベル (CWS) 52

投手成績

項目 選手 記録
勝利 サイ・ヤング (BOS) 33
敗戦 ピート・ドーリング (MLA/CLE) 26
防御率 サイ・ヤング (BOS) 1.62
奪三振 サイ・ヤング (BOS) 158
投球回 ジョー・マクギニティ (BLA) 382
セーブ ビル・ホッファー (CLE) 3

ナショナルリーグ

打者成績

項目 選手 記録
打率 ジェシー・バーケット (STL) .376
本塁打 サム・クロフォード (CIN) 16
打点 ホーナス・ワグナー (PIT) 126
得点 ジェシー・バーケット (STL) 142
安打 ジェシー・バーケット (STL) 226
盗塁 ホーナス・ワグナー (PIT) 49

投手成績

項目 選手 記録
勝利 ビル・ドノバン (BRO) 25
敗戦 ダミー・テイラー (NYG) 27
防御率 ジェシー・タネヒル (PIT) 2.18
奪三振 ヌードルズ・ハーン (CIN) 239
投球回 ヌードルズ・ハーン (CIN) 375⅓
セーブ ビル・ドノバン (BRO) 3
ジャック・パウエル (STL)

関連項目

外部リンク