慈悲の瞑想
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慈悲の瞑想(パーリ語 mettā bhāvanā、英語 cultivation of loving-kindness)とは上座部仏教における瞑想の一種である。
上座部仏教における40種類の瞑想(サマタ瞑想)のなかで、慈・悲・喜・捨の四無量心あるいは四梵住と呼ばれるものがあるが、それを簡便化したのが現代において広く行なわれている慈悲の瞑想である。
現代のヴィパッサナー瞑想においては、準備段階としてセットにして行なわれるが、仏教の精神をもっともよく表現した瞑想法としてきわめて重視されている。
[編集] 方法
慈悲のこころは仏教の基本である。「生きとし生けるものが幸せでありますように」(パーリ Sabbe sattā bhavantu sukhitattā)というのが、その基本となる精神である。
以下に挙げたように、この瞑想法では、まずは自分一身に対して慈・悲・喜・捨を念じつづけ、次第にその対象をひろげていき、最終的には「生きとし生けるもの」へと思いを広げていくという方法をとる。
[編集] 参考
「慈悲の瞑想」の言葉(日本テーラワーダ仏教協会、上座仏教修道会で採用されている作品)
- 私が幸せでありますように
- 私の悩み苦しみがなくなりますように
- 私の願いごとが叶えられますように
- 私に悟りの光が現れますように
- 私が幸せでありますように(3回)
- 私の親しい人々が幸せでありますように
- 私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように
- 私の親しい人々の願いごとが叶えられますように
- 私の親しい人々にも悟りの光が現れますように
- 私の親しい人々が幸せでありますように(3回)
- 生きとし生けるものが幸せでありますように
- 生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
- 生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように
- 生きとし生けるものにも悟りの光が現れますように
- 生きとし生けるものが幸せでありますように(3回)

