増元照明

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ますもと てるあき
増元 照明
生誕 1955年10月5日(59歳)
日本の旗 日本 鹿児島県鹿児島市
国籍 日本の旗 日本
出身校 北海道大学水産学部
職業 社会活動家
活動期間 1997年3月 -
団体 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会
テレビ番組 拉致問題アワー (日本文化チャンネル桜
公式サイト
増元照明 | 衆議院議員選挙 宮城2区 次世代の党公認候補

増元 照明(ますもと てるあき、1955年10月5日 - )は、日本政治活動家北朝鮮による拉致被害者の実弟。家族会の元事務局長、政治団体「照明会[1]」代表。

来歴[編集]

鹿児島県出身。鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校及び北海道大学水産学部卒業。

1997年3月、「家族会」結成に際して、姉のるみ子を1978年8月に北朝鮮に拉致されたとして事務局次長を務める。2003年3月、特定失踪者問題調査会常務理事に就任( - 2007年10月)。2004年3月には、「活動との両立に限界を感じていた」として、24年間勤めた水産卸会社を退社した。

蓮池透事務局長の副代表就任時に、家族会事務局長に昇格( - 2014年11月)。以後、北朝鮮への侵攻の必要性を主張する[2]などタカ派の論客として活動を続ける。

国政選挙への立候補[編集]

2004年の参院選

2004年7月の第20回参議院議員通常選挙東京都選挙区(改選数4、候補者11人)から無所属で立候補し、38万1771票(有効投票の6.9%)を獲得したものの7位で落選した。
同選挙への立候補は当初、自民党から比例区での出馬を持ち掛けられたものだったが、同党内で異論が相次ぎ公認を見送られたため、無所属で立候補することになった[3]維新政党・新風支持者の間では増元を公認・推薦すべきとの意見が相次いだが、新風が増元を支援することはなかった。
家族会一員が「個人の立場」で応援に駆け付けたが、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟所属国会議員石原慎太郎らの応援は得られなかった。

2014年の衆院選

2014年11月、第47回衆議院議員総選挙宮城2区(比例重複)から次世代の党の公認で出馬が内定し[4]、第1次公認発表された[5]
増元は立候補に当たり、家族会事務局長を辞任した。家族会は、特定の党派を支持する立場にないとして、増元への支援は行わないとしている[6]
拉致問題対策本部は、拉致問題啓発のため全国の自治体で上映しているドキュメンタリー映画のうち、増元が出演している『めぐみ〜引き裂かれた家族の30年』について、増元が立候補したため「中立性が保てない」として、上映中止を決めた[7]

人物[編集]

趣味は映画鑑賞。好きな言葉は敬天愛人。好きな作家は夏目漱石。尊敬する人物は西郷隆盛2007年2月1日、劇団「若宮優子プロデュース」主宰の女優演出家・若宮優子(ペンネームは朱宮理恵)との婚約を明らかにした。姉と日本人男性の拉致事件を若宮が演劇化したことが縁であるという[8][9]。姉が北朝鮮から帰国するまで挙式しないとしている[8]

政策・主張[編集]

講演会「拉致問題と国防」記者会見にて(2009年2月28日、若宮会講塾

北朝鮮による拉致被害者の実弟として、一貫して拉致問題への取り組みを行い、拉致被害者の救出の為に「我が国を貶めるような国々に対し、毅然と対処できる強い国にならなければなりません。」と主張[10]

出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 東京都選挙区参議院議員候補者としての資金管理団体
  2. ^ 2009年7月5日、「村山談話の破棄を求める埼玉県民集会」にて。この集会には田母神俊雄も講師として出席、『日本は侵略国家ではない!』と題して同様の主張を述べた。「拉致被害者家族会事務局長・増元照明氏ら「自衛隊を北朝鮮に侵攻させよ」などと主張 埼玉・田母神俊雄講演会で」日刊ベリタ2009年7月11日。ちなみに実際にこのような行動に出れば、国際連合憲章の敵国条項が適用され、中国やロシアによる対日武力制裁が行なわれる恐れがある。
  3. ^ 増本照明ウェブサイト・プレスルーム(2004年5月)
  4. ^ “<衆院選>拉致家族会の増元氏、宮城2区出馬”. 河北新報. (2014年11月18日). http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141119_71011.html 2014年11月21日閲覧。 
  5. ^ “次世代が1次公認発表【14衆院選】”. 時事ドットコム. (2014年11月21日). http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014112100634 2014年11月21日閲覧。 
  6. ^ “<衆院選>増元氏出馬に家族会の思い複雑”. 河北新報. (2014年11月27日). http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141127_11010.html 2014年12月3日閲覧。 
  7. ^ “増元氏出馬表明:映画「めぐみ」上映待った…政府拉致対”. 毎日jp (毎日新聞社). (2014年11月22日). http://mainichi.jp/select/news/20141122k0000e040268000c.html 2014年12月3日閲覧。 
  8. ^ a b “増元事務局長、結婚へ 拉致被害者家族連絡会”. 朝日新聞. (2007年2月1日) 
  9. ^ “家族会事務局長:増元さん結婚へ 女優の若宮優子さんと”. 毎日新聞. (2007年2月1日) 
  10. ^ 増元照明 | 衆議院議員選挙 宮城2区 次世代の党公認候補
  11. ^ a b c d e f g h i j 2014衆院選 東北ブロック 増元 照明 - 毎日新聞
  12. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]