国際水泳連盟

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国際水泳連盟
略称 FINA
設立年 1908年
本部 スイスの旗 スイスローザンヌ
メンバー 203の国・地域
ウェブサイト fina.org
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国際水泳連盟(こくさいすいえいれんめい、: Fédération Internationale de Natation、略称:FINA: International Swimming Federation)は、水泳競技の国際組織であり、国際オリンピック委員会承認団体のGAISFに加盟している。

世界水泳選手権世界短水路選手権を主催している。本部所在地はスイスローザンヌ1908年創立で、2008年に100周年を迎えた。

大陸連盟[編集]

World Map FINA.svg

2010年のFINA理事会で、トンガが加盟[1]、現在は203カ国・地域の協会が加盟されている。各大陸連盟は下記のとおりである。

  • アフリカ(51): アフリカ水泳連盟 (CANA)
  • アメリカ(41): アメリカアマチュア水泳連合 (ASUA)
  • アジア (43): アジア水泳連盟 (AASF)
  • ヨーロッパ(51): 欧州水泳連盟 (LEN)
  • オセアニア(16): オセアニア水泳協会 (OSA)

水着規定[編集]

国際水泳連盟は、公式大会に関して細かい基準を定め、それらが全て満たされた条件で行われたレースに限り記録を公認している。

中でも近年重要な意味を持っているのが水着に関する規定で、日本水泳連盟を始め各国の水泳連盟が規定を準用しているが、2008年にレーザー・レーサーをめぐる騒動が起こって以降、この水着規定の変更とその運用に際して、数値の根拠に乏しい規定、不明瞭な水着認可プロセスなどで各国の水着メーカーを混乱状態に陥らせている。 2009年4月から5月にかけて、その時点での世界記録を上回る記録を出したものの、着用していた水着が当時認可審査中であり、水着がのちに認可されなかったことで世界記録として公認されなかった事例が6件あった[2]

2009年の世界選手権期間中に行った総会で、水着に関する明確な基準を定め、公式大会における承認水着着用義務を設けた。公開されている概要は以下の通り。

  • 男は上半身裸、水着は上限が臍の下、下限が膝。
  • 女は上限が肩、下限が膝だが、首・肩・腕を覆ってはいけない。
  • サポーター、ブラカップを含め重ね着は禁止。承認水着のみを着ること。
  • 体や水着へのテーピング禁止。絆創膏も剥がすこと。
  • 素材は織布に限る。細かい技術規定有り。
  • 認可した水着にはFINAが承認バーコードを付与し、これを受けたら以後その水着にはいかなる手も加えてはならない(承認した時の状態のままで販売・使用する)。
  • 承認水着のデータベースはリストとして公開し、随時更新する。

なおFINAでは、その規約で「身に着けるもの全てにこの規定を当てはめる」としており、水着以外にもゴーグルとスイムキャップが審査対象となっている。但し運用の関係上当面は水着のみ先行してレースチェック対象としている。[3]

歴代会長[編集]

FINA会長
名前 出身国 任期
G.W. Hearn イギリスの旗 イギリス 1908–1924
Erik Bergvall スウェーデンの旗 スウェーデン 1924–1928
E.G. Drigny フランスの旗 フランス 1928–1932
W. Binner イギリスの旗 イギリス 1932–1936
H.E. Fern イギリスの旗 イギリス 1936–1948 (*)
Rene de Raeve ベルギーの旗 ベルギー 1948–1952
M.L. Negri アルゼンチンの旗 アルゼンチン 1952–1956
Jan de Vries オランダの旗 オランダ 1956–1960
R.M. Ritter アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1960–1964
W. Berge Phillips オーストラリアの旗 オーストラリア 1964–1968
Javier Ostos メキシコの旗 メキシコ 1968–1972
Dr. Harold Henning アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1972–1976
Javier Ostos (2) メキシコの旗 メキシコ 1976–1980
Ante Lambasa ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア 1980–1984
Robert Helmick アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1984–1988
Mustapha Larfaoui アルジェリアの旗 アルジェリア 1988–2009
フリオ・マグリオーネ ウルグアイの旗 ウルグアイ 2009–present

FINA主催の大会[編集]

公式パートナー[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ FINA Press Release 2010-02: FINA Bureau Meeting in Bangkok (THA) - Main decisions (a report on the January 14+15, 2010 FINA Bureau meeting). Published 2010-01-16; retrieved 2010-01-25.
  2. ^ http://www.fina.org/project/index.php?option=com_content&task=view&id=2487&Itemid=108
  3. ^ @SWIMブログ「ゴーグル一問一答♪」”. arena by デサント (2010年12月21日). 2011年10月29日閲覧。

外部リンク[編集]