伊号第五〇四潜水艦

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伊号第五〇四潜水艦(いごうだいごひゃくよんせんすいかん)は、大日本帝国海軍潜水艦

概要[編集]

日本海軍がドイツ海軍から接収した艦で、もともとはイタリア海軍グリエルモ・マルコーニ級潜水艦ルイジ・トレッリ(Luigi trelli)」。ドイツ海軍ではUIT25と呼称されていた[1]

1940年5月15日竣工。大西洋で行動し、7隻の連合国軍艦船を撃沈した。その後の1943年に伊独海軍共同による遣日潜水艦作戦の一環として、日本軍の勢力圏であるインド洋及び太平洋方面に派遣されるも、同年のイタリア降伏によってシンガポールで日本海軍が接収、同年9月10日にドイツ海軍の艦籍に入籍[2]。ここでの戦果は特にない。

その後1945年5月のドイツ降伏に伴い、神戸川崎で整備中の本艦を日本海軍が接収し1945年7月15日に艦籍に編入する[3]。終戦直前にはアメリカ陸軍航空軍B-25爆撃機を撃墜したとされているが[4]、確実な戦果か否かは不明。それ以外では実戦に用いられることなくそのまま終戦を神戸で迎え、同年11月30日に除籍、1946年4月16日に、紀伊水道で敗戦に伴う武装解除を受けて連合国軍によって海没処分された[3]

脚注[編集]

  1. ^ UIT-25 ex Italian submarine Luigi Torelli uboat.net 2010年11月17日閲覧。
  2. ^ Regia Marina, Luigi Torelli 2010年11月17日閲覧。
  3. ^ a b 海軍歴史保存会『日本海軍史 第7巻』第一法規出版、1995年、pp.365-366
  4. ^ Italian submarines and surface vessels in the far east: 1940-19452010年11月17日閲覧。

関連項目[編集]