201型潜水艦

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要目 201型潜水艦
排水量 n/a (水上) / 450 t (水中)
全長 42 m
全幅 4.6 m
喫水 n/a
速力 10.7 kt (水上) / 17.5 kt (水中)
航続距離 2,750 海里 (水上) / 270 海里 (水中)
乗員 21名
武装 533 mm (21 in) 魚雷発射管 8門
(再装填なし:魚雷 8本 または 機雷 16基)

201型潜水艦 (201がたせんすいかん) は、西ドイツ海軍通常動力型潜水艦第二次世界大戦後、初めて新規に建造された艦級。東西ドイツ分裂下での西ドイツの主権回復(1955年)と再軍備に先立つ軍備制限議定書(1954年)に基づき課せられた制限の範囲内で設計されたため、極めて小型の艦型である。

特徴[編集]

当時の西ドイツ海軍の作戦行動は事実上バルト海に限られ、ソ連のバルチック艦隊の大西洋進出を防止することが主要な任務であった。バルト海の平均水深は約55メートルしかないため、通常であれば潜水艦に求められる深深度潜航や高速などは求められず、通常動力型潜水艦の静寂性を生かした待ち伏せ攻撃や、魚雷の代わりに機雷を搭載し、敵軍の港湾に設置する作戦などが想定された。

8門の魚雷発射管を持つが艦内に予備の魚雷を持たず、撃ち尽くせば帰還するようになっていた。また各発射管には機雷を2発ずつ搭載することもできた。

欠陥[編集]

201型は磁気感応機雷への対策として非磁性鋼で建造された。しかしながら、このとき用いられた鋼材は海軍での役務に際して、充分に実用にたえず、問題含みであることが明らかになった。それらの問題、すなわち腐食と亀裂の発生のために、12隻を建造する予定は大幅に縮小された。

いったんは就役した1番艦・2番艦は、後継の205型の規格にしたがって通常の高張力鋼による船殻に改修され、3番艦は廃艦、建造途上にあった4番艦は205型規格での建造に変更された。

同型艦[編集]

同型艦は3隻。4番艦は建造途上で規格変更された。

艦籍番号 艦名 造船所 進水 就役 解役 現状
S180 U1 HDW 1962年 1962年3月20日 1967年205型規格に改修
S181 U2 HDW 1962年 1962年3月3日 1966年、205型規格に改修
S182 U3 HDW 1962年 1964年6月20日 1967年 廃艦
S183 U4 HDW 205型規格に建造変更

関連項目[編集]

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