206型潜水艦

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206型潜水艦Bundesarchiv Bild 146-2008-0211, Uboot U 24 (S 173).jpg
要目
排水量 450 (水上) / 500 t (水中)
全長 48.6 m
全幅 4.6 m
喫水 4.5 m
速力 10 kt (水上) / 17 kt (水中)
航続距離 4,500 海里 (水上、6 kt)
228 海里 (水中、4kt)
航続日数 30日
機関 1軸推進
MTU 12V493 ディーゼルエンジン(600hp / 441kW)1基 / 発電機 1基
電動機 1基(1100 kW)
スクリュー 5翔(206型) / 7翔(206A型)
乗員 23名 (下士官・兵19名、士官4名)
潜航深度 100 m (安全係数 2.5)
武装 533 mm (21 in) 魚雷発射管 8門 (再装填なし) :
DM2A1 (206型) または DM2A3 (206A型) 魚雷 8本 または機雷 16基

206型潜水艦 (-かたせんすいかん) は、西ドイツ海軍ならびに統一ドイツ海軍(以下ドイツ海軍)の通常動力型潜水艦

概要[編集]

前任の205型潜水艦の設計を引き継ぐ。206型をはじめとする、第二次世界大戦後ドイツの冷戦期における小型潜水艦は、バルト海を渡洋して襲来するワルシャワ条約機構軍の迎撃を念頭において建造されていた。磁気感応機雷および対潜哨戒航空機地磁気異常検出器に対抗するために、単殻式の船殻は非磁性鋼でつくられていた。

西ドイツ海軍むけに18隻が建造された。そのうち12隻は1990年代はじめに近代化改修を受けて型式を206A型に再指定され、残る6隻は解役された。後継となる212A型の就役が進むにつれ、残余の艦の退役が進められ、2011年3月に全艦が退役した。

206型のやや大型のバリエーションとして、イスラエル向けのガル級潜水艦がある。ガル級は、政治的理由からドイツではなくイギリスのヴィッカーズ造船所で540型の型式を与えられて建造された。ガル級は3隻が建造され、1番艦は1976年に就役した。206型とおなじくHDW社 (:en:Howaldtswerke-Deutsche-Werft AG) が設計したドルフィン級潜水艦の就役が進むにつれ、ガル級は解役された。2006年には1隻が解体処分され、2隻はHDW社に送り返され、新たな買い手が探されている。

同型艦[編集]

艦籍番号 艦名 起工 進水 就役 解役 現状
S192 U13 1973年4月19日 1997年9月23日 解体
S193 U14 1973年4月19日 1997年9月23日 解体
S194 U15 1970年6月 1972年6月 1974年7月14日 2010年12月14日
S195 U16 1970年11月 1972年8月 1973年11月9日 2011年3月31日
S196 U17 1970年10月 1972年10月 1973年11月28日 2010年12月14日
S197 U18 1971年4月 1972年10月 1973年12月19日 2011年3月31日
S198 U19 1973年11月9日 1998年8月23日 解体
S199 U20 1974年5月24日 1996年9月26日 解体
S170 U21 1974年8月16日 1998年6月3日 解体
S171 U22 1971年11月 1973年3月 1974年7月26日 2008年12月18日 解役
S172 U23 1972年3月 1973年5月 1975年5月2日 2011年3月31日
S173 U24 1972年3月 1973年6月 1974年10月16日 2011年3月31日
S174 U25 1971年7月 1973年5月 1973年4月19日 2008年1月31日 解役
S175 U26 1972年7月 1973年11月 1975年3月13日 2005年11月9日 解役
S176 U27 1974年10月16日 1996年6月13日 解体
S177 U28 1972年10月 1974年1月 1974年12月18日 2004年6月30日 解役
S178 U29 1972年1月 1973年11月 1974年11月27日 2006年12月31日 解役
S179 U30 1972年12月 1974年4月 1975年3月13日 2007年1月31日 解役

関連項目[編集]

外部リンク[編集]