ドロップ (小説)
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『ドロップ』は品川ヒロシ著の小説作品、またはこれを原作とした漫画、映画。小説は2006年8月にリトルモアから出版された。
2007年3月にはキャラクターデザインに原作の装画を担当した高橋ヒロシ、作画に鈴木大を迎えて漫画化。現在は『ドロップOG(アウト・オブ・ガンチュー)』と改称し、『月刊少年チャンピオン』誌上で連載中。単行本は『ドロップ』全14巻。『ドロップOG』は2011年11月時点で1巻まで発刊中。現在累計発行部数は600万部を誇る。
また、著者である品川本人が監督・脚本を務めた映画が2009年3月20日より公開された。配給は角川映画。
目次 |
[編集] あらすじ
15歳の中学生、信濃川ヒロシは、あこがれていた不良になるため、全寮制の私立中学から狛江の公立中学に転校。その学校は井口達也という不良を中心にまとまっていた。そして転校初日に校舎裏に呼び出される。
達也にボコボコにされるも、その口先と根性を認められて仲間入りを果たし、他校と喧嘩に明け暮れる不良ライフがスタートする。
[編集] 登場人物
「演」は、映画のキャスト。
[編集] 狛江北中
制服はブレザー。5人しか不良がいない不良弱小校だが、ヒロシに言わせれば『少数精鋭のエリート・ヤンキー校』らしい。
- 信濃川 ヒロシ(しなのがわ -)
- 演:成宮寛貴
- 3年。本作の主人公。赤髪(地毛)の坊主頭(映画、漫画では元々は黒髪だったが転校と同時に染めた)。
- 元は頭が良く、私立中学に進学するが、寮に入り、だんだん勉強を怠けるようになる(そのせいか今では成績は悪い)。その後『湘南爆走族』、『ビーバップハイスクール』などの漫画を読んで不良に憧れ、不良になることを決意し狛江北中へ転校。親にはエスカレーター式に進学をするのが嫌だからと嘘をつき転校を希望する。中三の夏に不良デビューしたばかりの不良ルーキー。
- にわか不良でビビリ屋だが、ゆえに相手への恐怖から加減がなく、キレると手がつけられなくなる。金的蹴りや目潰しが得意で、その他不意打ちなど卑怯な攻撃が目立つが、結果的に勝利を収めることが多い。殴り合いよりも口喧嘩の方が得意だが、弱いわけではないようである。達也とタイマンを張り、敗北。
- みゆきのことが好きで、達也の彼女であるため、気持ちを押さえていたが告白する。中学を無事卒業し、高校に進学するも、暴力沙汰により退学になる(映画ではスーミンと他の同級生達が起こしたトラブルにより、入学式前に)。
- 映画ではガンダムマニアでもあり、彼の部屋にもグフやドムなどのガンプラが飾ってあった。暴走族相手に加藤の殴り込みの助っ人に来るも敗北。
- 下ネタ大好きだが、未だに童貞。早漏のため、オナニー大会では負けなしである。熱狂的なジャッキー・チェンのファン。主な武器はバット。
- 名前の由来・モデルは原作者である「品川ヒロシ」から。
- グリフィンとの一件から今後の対組織的なことを危惧して、知ってる奴や街にいる奴らをスカウトして誰にもナメられない最強のチームを作ることを提案する。
- 井口 達也(いぐち たつや)
- 演:水嶋ヒロ
- 3年。不良のリーダー格。
- 金髪(映画では茶髪)でアイドルのようなルックスとは裏腹にやることは残虐。空手をやっていたこともあり、喧嘩はかなり強い。しかし、赤城とケンカはまったく互角。暇つぶしに転校して来たヒロシを住田とタイマンさせ、ヒロシが勝ったことで仲間に入れる。必殺技は一本背負いとサッカーボールキック。常に30cmほどの鉄パイプ(学校の机の脚)を携帯している。
- ルックスとケンカが強いギャップから年齢を問わず女にモテ、複数の女と肉体関係があり、現在でも複数の女と付き合っている。狛江西中のテルとは犬猿の仲だったが、後に仲間となる。
- タバコを吸いながらラーメンを食べるという変な組合せをする。原チャリの運転はかなり荒い。小学校時代は女の子のような顔からいじめられていたらしい。しかし父親に空手を紹介され、そこで強くなった。それからワン公や森木、ルパンと出会う。
- 映画では「人はそう簡単に死なない」を信条としている。加藤とタイマンを張り、勝利。
- 東京に攻め込んできたグリフィンの由利とタイマンを張り、手のケガが原因で敗北。その後リベンジのため一人で神奈川に乗り込んでガガンボを一方的に叩きのめし、鉄児を鉄パイプで気絶させ、由利を倒してリベンジを果たした。
- 実在の人物がモデルとなっており、映画公開後に開設された井口達也ブログが注目された結果、ドロップ序章とも言える小説『チキン』を発表することとなった。同小説は現在「月刊少年チャンピオン」誌上で連載中。
- 森木 隆(もりき たかし)
- 演:波岡一喜
- 3年。襟足をのばしたリーゼントと短ブレがトレードマーク(映画、漫画では眼鏡をかけている)。
- 達也の幼馴染で右腕的存在。そのため、ヒロシと喧嘩になった時、達也が代わりにタイマンを張ることになった。クールで冷静な性格で、何かと達也がやろうとすることに水を差し、喧嘩の最中も冷静で達也の喧嘩の行きすぎるのを止める役は彼である。家庭の事情で不良になった。ラムネをいつも飲んでおり、武器はボトル。
- 実は真性包茎であることをずっと隠していたが、オナニー大会の時にバレてしまう。達也がグリフィンにやられたと知り、ワン公と共に敵地に辿り着くも、グリフィンメンバーのヒロシに完膚なきままに叩きのめされる。
- ワン公/山崎 秀樹(やまざき ひでき)
- 演:若月徹(若月)
- 3年。通称「ワン公」、坊主頭(映画ではリーゼント)で細身の長身。
- 常にテンションが高く、お調子者で、何かがあるごとに「フウー」(漫画では「ヒョー」)などと奇声を発する。人だろうが物だろうが、肉食獣のように何にでも噛み付くことから「ワン公」と呼ばれている。口マネを良くし、特に達也の口マネが多い。「狂犬」の異名を持ち、必殺技は相手に噛み付くことだが、血は苦手。
- 映画では3年の正月に森木、ルパンも含め赤城たちとヒロシの家に来ていた。達也がグリフィンにやられたと知り、森木と共に敵地に辿り着くも、グリフィンメンバーのヒロシに完膚なきままに叩きのめされる。
- ルパン/安城 豊(あんじょう ゆたか)
- 演:綾部祐二(ピース)
- 3年。通称「ルパン」、さらさらの髪の毛(映画では白のメッシュが入っている)と首に巻いたバンダナが特徴。ゲームが得意。
- 喧嘩は強い方では無いようで、漫画版では狛江西中に囲まれた際に逃げたことも。しかし、万引きから、窃盗、空き巣などあらゆる盗みをはたらく盗みの天才(小学5年生の頃からやっていたらしい)で、中古車なども盗めるほど。その腕から怪盗ルパンから名前を取り、「ルパン」と呼ばれている。本人曰く「悪い事は泥棒しかしない」らしい(しかし「仕返しは悪い事じゃないでしょ」と言っている)。スタンガン所持、窃盗容疑で鑑別所行きになった。彼の兄である安城信男も盗みがうまい。
[編集] 狛江北中・教師
- 菊池(きくち)
- 狛江北中の教諭。
[編集] 調布南中
卒業生の約半分が暴走族内定済みと言われ、暴走族・調布鬼兵隊の予備軍が数多く在籍する調布最強のヤンキー中学。
- 赤城 亨(あかぎ とおる)
- 演:増田修一朗
- 3年。在校生全員がパンチパーマと噂される調布南中の中でも、特に強いと評判の一人。調布鬼兵隊に所属。加藤と共に将来の幹部候補と噂される。礼儀正しく律儀な性格だが、「パトカー3台を廃車にした」という武勇伝もあるほど喧嘩は鬼のように強い(達也とまったく互角)。車にはねられても走って追いかけてくるなどかなりタフである。ファミレスの窓を割って不意打ちで達也たちを襲撃し、勝利している。そして、狛江西中に殴り込みをかけ、ジョーら数十人に加藤と共に勝利している。テルと3度タイマンを張るが全て勝利。漫画版では達也たちを襲撃した数日後、仲間達と集会を開いているところに復活した達也たちと再戦。達也とタイマンを張ろうとするも、途端に警察隊が突入しタイマンは張れずそのまま警察隊に加藤と共に突っ込み、残ったルパンと共に逮捕され鑑別所に送られた。ボクシングをかじっている。
- その後、鬼兵隊には顔を出さず加藤と共に毎日ヒロシ達とのケンカに明け暮れていたところ、朝日の命令で出動していた調布鬼兵隊機動隊隊長の渡拳に遭遇し、鬼兵隊に顔を出すよう言われるが断ったため、拉致される。
- 映画ではファミレスに溜まっていた達也たちを襲撃したときに、調布南中の赤い彗星を自称する等、中二臭い言動が多い。
- 加藤 宏次郎(かとう こうじろう)
- 演:レイザーラモンHG
- 3年。赤城の相棒。調布鬼兵隊に所属。赤城と共に将来の幹部候補と噂される。「高校生5人をバイクごと川に沈めた」という武勇伝があるほど赤城と同じく喧嘩はかなり強く、怪力の持ち主。赤城と共にファミレスに溜まっていた達也たちを襲撃し、勝利。
- 漫画版では達也たちを襲撃した後に、仇を取りに来たテルとタイマンを張った。互角の勝負を繰り広げたが、赤城と共に逮捕され鑑別所に送られる。学校でテルとタイマンを張ろうとしていたところ、東京に攻め込んできたグリフィンの門田と藤が乗り込んできたことから藤とタイマンを張るも、一撃で倒されてしまう。赤城と同じく、不良のくせに身体を鍛えている。
- その後、鬼兵隊には顔を出さず赤城と共に毎日ヒロシ達とのケンカに明け暮れていたところ、朝日の命令で出動していた調布鬼兵隊機動隊隊長の渡拳に遭遇し、鬼兵隊に顔を出すよう言われるが断ったため、拉致された赤城を助けるためにヒロシ達の元へ、「力を貸してほしい」と頼みに行く。
- 映画では赤城と共にファミレスに溜まっていた達也たちを襲撃したときに、調布南中の白い戦士を自称するだけでなく、ヒロシに「お前らはせいぜいなぁ、ジムとボールなんだよ。」と言われたときに、「誰が量産型だ。」と激怒する等、赤城を上回る程の重度の中二病患者である。また、達也とタイマンを張るが敗北する。
- 柿垣 誉(かきがき ほまれ)
- 調布南中の先輩で、調布鬼兵隊機動隊隊長の渡拳にスカウトされ、赤城を拉致するのを手伝う。
- 小さい頃から毎日母親に暴力を振るわれ、そのことがトラウマとなっているため、暴力を憎んでいる。
- 阿木(あぎ)
- 3年。調布南中の先輩で、調布鬼兵隊機動隊隊長の渡拳にスカウトされ、赤城を拉致するのを手伝う。
- ケンカの際に、ホッチキスや爪切りを使って敵を攻撃するシャバゾー。渡には「最低のザコ」と称されている。
[編集] 調布東中
狛江市に学区が隣接する他市中学校。狛江北、狛江西のどちらとも仲が悪い。
- スーミン/住田 清彦(すみだ きよひこ)
- 演:SUGURU
- 3年で中学時代はヒロシたちの敵だったが、高校に入ってからは仲間となる。原作・漫画ではニキビ面で口臭がきついため、中学時は「ニキビ面」と呼ばれていた。父親の模擬刀を武器にしている。すぐ先輩やケンカの強い奴に頼るなど性格はかなり軟弱(赤城や加藤など)。
- 達也たちに負けたことから赤城と加藤に頼りヒロシたちをボコボコにする。その仕返しに達也たちに溜り場から拉致され、チン毛を燃やされたことがある。テルとタイマンを張るも一撃で敗北。
- 漫画版ではその他大勢のザコの一人になっている。ヒロシの転校初日に屋上の上から足にロープを付けて達也に蹴り落とされ、バンジーさせられる。
- 映画版では髪型はポニーテイルで自信家の割には一撃でやられている。へタレキャラで原作・漫画と同じく、すぐ先輩やケンカの強い奴(赤城や加藤など)に頼るが権力は強いらしい(彼らにはパシリのようにしか思われていない)。暴走族相手にヒロシたちの殴り込みの助っ人に来るも敗北。
- 梅垣 光秀(うめがき こうき)
- 漫画版のみの登場。鉄板入りの靴やメリケンサック、ナイフを携帯し模擬刀まで振り回す危険な奴。しかし、何かにつけ武器を持ち出すそれは、素手による喧嘩への自信の無さと、アタマとして絶対に負けることができないというプレッシャーの表れでもある。ヒロシとタイマンを張るが敗北(その時、顔に火傷を負った)。
[編集] 狛江西中
四中(他、狛江北・調布東・調布南)の中では最大の不良人数を誇る。組織化された強力な『軍団』で、四中制覇を目指す。
- テル/石川 照美(いしかわ てるみ)
- 演:坂本雅仁(アホマイルド)
- 3年。通称「テル」、狛江西中の頭。カバのような面でゴリラの様に体が大きいため、ヒロシから『ゴリラカバ』と称されている。(原作では坊主頭だが、映画ではリーゼント)。
- 達也の宿敵で、元は達也たちと激しく衝突していたが、調布南中にヒロシたちと殴り込みに行ったことから友情が芽生え、仲間となる。喧嘩はかなり強く、達也とほとんど互角で戦績は3勝3敗。しかし、赤城とは3度タイマンを張るが全て敗北している。OB会の決定を無視して鬼兵隊に乗り込み仲間の仇を討ったことから、OB会が暴力を背景に舎弟達へ圧力をかけ始めたため、自身が犠牲になることを選ぶが、ジョーらの活躍によってOB会は事実上の壊滅に追い込まれたことにより、狛江西の頭に戻るかに思われたが、責任を取って頭の座をジョーに譲り、自ら退いた。その後はヒロシ達と共に行動している。
- 見かけに寄らず情に厚く、ひどく涙もろい。ヒロシたちの卒業式に参加していた。無免許にも関わらず車の運転ができる(オートマチック限定免許のみ)。調布南中で加藤とタイマンを張ろうとしていたところ、東京に攻め込んできたグリフィンの門田と藤が乗り込んできたことから門田とタイマンを張るが、一方的に叩きのめされてしまう。
- ジョー/明智 丈(あけち じょう)
- 漫画版のみの登場。2年。通称「ジョー」、狛江西中のナンバー2。テルの右腕。ヒロシにキリンと言われた。
- 1年のとき、すでに狛江西中の頭だった2年のテルを、背後ろから椅子で殴ったことで有名。そのときにテルにボコボコにされてからはナンバー2に収まっている。マスクで隠している口元の傷は、テルに返り討ちにされついたもの。速攻と足技を得意とする。加藤と共に狛江西中に殴りこみに来た赤城とタイマンを張るが、取り巻き数十人と共に敗北。その後KNE(狛江西のOB組織)を壊滅させた。テルの引退後は狛江西中の頭になり、貫録も付いた。
[編集] K N E
漫画版のみの登場。「狛江西卒業生からなる組織」、別称は『OB会』。狛江西中のケツモチ。
- 染谷(しぶや)
- 現OB会の中心的人物。進学も就職もバイトもせずに、毎日、ぷらぷらしている半端者。特に喧嘩が強いわけでもないが、先輩風だけは一人前に吹かす。
- 加賀(かが)
- 染谷の腰巾着。渋谷と同じく進学も就職やバイトもせずに、毎日、ぷらぷらしている半端者。何かをキメているようで、常時、ラリ気味。そのせいか、歯も半分くらいない。
- マサト
- 染谷が雇ったテルへの刺客。達也とタイマンを張り、一度は追い詰めるも敗北。幼いころ金に命を救われたため、異常なまでに金に執着している。もともと大金持ちの息子で小学校は有名な私立の新学校に通い両親に期待されていたが、そこで酷いイジメに遇い、「100万円を持ってこい」と金をせびられる。金を渡してその瞬間に刺し殺そうと決心をし、ある日札束と包丁を懐に登校。その後、イジメの相手に包丁が渡り、取り返そうとしたときに、腹に包丁が刺さるも懐に入れていた100万円の札束に刺さったため命に別条はなく、その後その相手を刺した(7歳の時)。この事件で施設に入り、エリートへの道を踏み外した。背中には古いイジメの痕がある。ムエタイ、キックボクシングのジムへ通い、その腕前はプロから誘いがあるほど。ロードワークをしていたところ東京に攻め込んできたグリフィンのヒロシとタイマンを張るも、20秒で戦闘不能にされ、敗北。
[編集] 川西高校
- ゴジラ
- 商業科B組の生徒(備考:信濃川ヒロシと住田晴彦は、商業科A組)。なぜゴジラと呼ばれているのかは定かではない。
[編集] 調布鬼兵隊
全国的にたくさんの支部があり、東京最大にして最強の暴走族“鬼兵隊”の調布支部。狛江、調布周辺の悪童を中心にメンバーは200人を超えると言われている。「敗北するべからず」「裏切るべからず」が鉄の掟。鬼兵隊に入るには隊の人間を一人指名して、タイマンで勝たなければ入隊できない。赤城と加藤以外は漫画版のみの登場。
- 灘 正史郎(なだ せいしろう)
- 調布鬼兵隊総長。無駄な争いや勢力拡大を好まない穏健派。必殺技は敵の攻撃を受けてパワーを体内に蓄え、そして蓄えたパワーを拳で吐き出す「灘葬送」。 朝日が多摩川協定を破り、兵隊を送り込んだ件で朝日とタイマンを張り、敗北したため総長の座を朝日に奪われる。
- 渡 拳(わたり けん)
- 調布鬼兵隊機動隊隊長。幹部だがケンカはあまり強くない。朝日の命令で、最近鬼兵隊に顔を出していなかった赤城と加藤を捕まえるため、出動する。その後、柿垣、阿木といった後輩を引き連れ、赤木を拉致する。
- 雨木 大栄(あまき だいえい)
- 調布鬼兵隊近衛隊隊長。
- 柳 京章(やなぎ けいしょう)
- 調布鬼兵隊後備隊隊長。
- 五藤 啓吾(ごとう けいご)
- 調布鬼兵隊遊撃隊隊長。
- 桃沢 英吉(ももざわ えいきち)
- 調布鬼兵隊強襲隊隊長。族の抗争でキレて大笑いしながら20人ほどを血祭りにした(やられた半分は味方)「河川敷笑死事件」をおこすなどキレると見境いがなくなる。灘の指示によりグリフィンを叩くために部下と共に出動するも、グリフィンメンバーのヒロシたった一人に全滅させられる。
- 溝口 朝日(みぞぐち あさひ)
- 調布鬼兵隊特攻隊長(後の総長)。灘に目をかけられ、次期幹部候補と噂されている赤城と加藤のことを嫌っている。穏健派の灘のやり方に不満を持ち、次期総長の座を狙っているため、その手始めに次期幹部の座を得るために、勢力拡大をしようと多摩川協定を無視して唯一支部のない神奈川へ兵隊を送り込むも失敗に終わる。その後幹部たちにバレるが、最終的に灘とタイマンを張り、勝利した後総長となる。勢力拡大のためグリフィンとヒロシ達をぶつけて潰すために鉄児を送りこんだ。
- 岡 夕也(おか ゆうや)
- 調布鬼兵隊特攻副隊長。朝日のツレ。朝日と共に次期幹部の座を得るために、勢力拡大をしようと唯一支部のない神奈川へ兵隊を送り込むも失敗に終わる。バイクを持ち上げたり、鬼兵隊の幹部をガードの上から一発で倒すほどのパワーを持っている。
- 赤城 亨(あかぎ とおる)
- 詳細は調布南中を参照。
- 加藤 宏次郎(かとう こうじろう)
- 詳細は調布南中を参照。
- 志戸 鉄児(しど てつじ)
- 調布鬼兵隊特攻隊所属するが、新人らしく、赤城が顔も名前も知らなかった。ヒロシ達にグリフィンの情報をもたらした人物。ガガンボが優勝した関東空手選手権から4年後、全く逆の特性を生かして優勝し、「モスキート」と呼ばれていた。
[編集] グリフィン(GRIFFIN)
漫画版のみの登場。自己を高めることを唯一の信条とする神奈川の独立系武闘派チーム。新月の夜に定期的に高架下に集まり、それ以外の急な集まりは街に誰か強いヤツもしくは目立つヤツが現れた場合。駅の掲示板に『XYZ』とメッセージを書き込むと呼び出すことができる。ケンカの際は、ワシの頭部と翼、ライオンの胴体を持つ怪物であるグリフィンの紋章が描かれた揃いのつなぎを着ている。かつてグリフィンとはたった一人の男の事を指し、街にどんな輩が攻めてこようと、その男はたった一人で戦い全てはねのけたため、グリフィンの名は知れ渡りやがて誰も街に攻めて来ることはなくなった。だがその平和もつかの間、調布鬼兵隊との抗争が始まり、長引いた末ついに鬼兵隊は本体を投入してきたが彼は一歩も退かず街を死守し三ヶ月後この世を去った。その後灘がグリフィンの男気に惚れ、他の幹部を説得し、この街とある種の不可侵協定である多摩川協定を結ぶ。調布鬼兵隊の朝日が、多摩川協定を無視してちょっかいを出したため、シメシのため東京に攻め込み、狛江と調布の不良(内訳、狛江西中1名、狛江北中1名、調布東中3名、調布南中24名、狛江西商5名、調布鬼兵隊17名)計51名をたった4人で完膚なきままに叩きのめした。その後、仲間のカタキを討つために神奈川へ乗り込んできたヒロシ達とタイマン対決をする。
- 由利 一(ゆうり はじめ)
- グリフィン一の優男で4人の中のリーダー的存在。弟の大助と共に花屋を営んでいる。ケンカの勝敗よりも、強い者と戦う事を信条としている。ジークンドーの使い手。ヒロシがタバコを吸うのを度々注意している。達也とタイマンを張り勝利し、病院送りにした。ヒロシ達とのタイマン対決で、鉄児とタイマンを張り、完膚なきまでに叩きのめされ、敗北。その後、復讐に来た達也とタイマンを張り、敗北。
- ヒロシ
- 20秒でマサトを戦闘不能にし、たった一人で調布鬼兵隊幹部率いる精鋭部隊を全滅させたドレッドヘアの格闘の達人。幼いころ喘息の発作を起こし入院した時に病室で観たプロレスに夢中になり、ケンカでもプロレス技を好んでよく使う。幼いころから喘息を患っており、ケンカの前や後に必ず吸入をしている。頻繁にタバコを吸い、その事で由利から「アスリートはタバコ吸わない」と度々注意されているも言うことを聞かず、節目節目に体に染み込ませている。ヒロシ達とのタイマン対決で、ヒロシとタイマンを張り、ヒロシの卑怯な罠に掛かり、靴ひもを結ばれ動きを封じられるも、得意のプロレス技で応戦し追い詰めるが、ヒロシの口車に乗せられてしまい、最終的にチョークスリーパーを決められ、敗北。
- モンク/門田 久志(かどた ひさし)
- 通称「モンク」。恵まれた環境で育ちながら、世の中の全てに不満を持っている。レスリングの達人。低身長がコンプレックス。藤と共に調布南中へ乗り込み、テルとタイマンを張り、一方的な攻撃で倒す実力者。自分の彼女にカードを渡して自由に買い物をさせたり、外車を乗り回すなど、家は金持ちの様子。ヒロシ達とのタイマン対決で、赤城とタイマンを張り、勝利。赤城がガガンボとのタイマンのダメージで立っているのがやっとの事や鉄児の実力を見抜くなど、かなりの洞察力を持っている。赤城と達也の睨み合いに割って入ろうとするも赤城に倒される。
- 藤 五郎(ふじ ごろう)
- 家業である植木屋を手伝う勤労青年。背が高く大柄でメガネをかけていて、両腕にタトゥーを入れている。メンバー内では、よく門田とツルんでいる。体重をいかした相撲スタイルの攻撃が得意。門田と共に調布南中へ乗り込み、加藤とタイマンを張り、一撃で倒した。ヒロシ達とのタイマン対決で、ジョーとタイマンを張り、ジョーの蹴りを顔面に何発も受けるも、最後は相撲仕込みの強烈な一撃を浴びせ、勝利。
- ガガンボ/加賀 大牙(かが たいが)
- 元グリフィンメンバー。通称「ガガンボ」。「ナイススティック」というパンが大好物。数年前、関東空手選手権において圧倒的リーチから一方的に攻撃し、相手は防戦一方となるがパンチ力のなさからダウンする事も許されず肉体よりも先に心が折れ、全試合『まいった勝ち』という異例の記録を作り、その手足の長い容姿と血の吸う能力のない『蚊』にたとえられ「ガガンボ」と呼ばれた。ヒロシたちを倒し、グリフィンを出し抜いて一旗揚げようと思いつき、赤城とタイマンを張り、リーチの長さを活かして一度は追い込むも、敗北。その後リベンジのために一人で神奈川に乗り込んできた達也に一方的に叩きのめされる。
[編集] ヒロシ&デンジャラ―ス
漫画版のみの登場。鉄児の提案でグリフィンを討つため、そして仲間のカタキを討つためにに急きょ結成されたヒロシ達4人組の精鋭チーム。狛江北、狛江西、調布南と犬猿の仲同士をヒロシがキャラと得意の口車でまとめている。グリフィンを追って神奈川入りし、居場所を聞き出そうと現地の不良を相手に手当たり次第にケンカを売るが、皆、ヒロシ達の行動を笑うばかりで上手くいかない中、突如元グリフィンメンバーを自称するガガンボが現れ、赤城がタイマンを張り、苦戦を強いられるも勝利し、グリフィンを呼び出す方法を聞き出してグリフィンとタイマン対決に持ち込んだ。
- 信濃川 ヒロシ(しなのがわ -)
- 詳細は狛江北中を参照。
- 達也のカタキを討つため、神奈川遠征に参加。グリフィンとのタイマン対決で、ヒロシとタイマンを張り、土下座をして相手の隙を誘い靴ひもを結んで相手の動きを封じ攻撃をするというタイマン勝負にあるまじき行為で応戦するも、ヒロシの強烈なプロレス技の反撃に遇い苦戦するが、得意の口車でヒロシを乗せ、最終的にチョークスリーパーを決め勝利。
- ジョー/明智 丈(あけち じょう)
- 詳細は狛江西中を参照。
- テルのカタキを討つため、神奈川遠征に参加。グリフィンとのタイマン対決で、藤とタイマンを張り、得意の速攻と足技で応戦するも、最後は藤の相撲仕込みの強烈な一撃を喰らい敗北。
- 赤城 亨(あかぎ とおる)
- 詳細は調布南中を参照。
- 加藤のカタキを討つため、神奈川遠征に参加。突如現れた元グリフィンメンバーのガガンボとタイマンを張り、その圧倒的なリーチの長さに苦戦強いられるも、勝利。グリフィンとのタイマン対決で、モンクとタイマンを張るも、ガガンボとのタイマンのダメージが残っていたこともあり、敗北。その後裏切った鉄児に一方的叩きのめされるが、達也の名前を聞いた途端に復活し、達也と睨み合いをしている最中に襲ってきたモンクを返り討ちにした。
- 志戸 鉄児(しど てつじ)
- 詳細は調布鬼兵隊を参照。
- 神奈川遠征を提案。小柄で頼りない様に感じられるがそれは芝居であり、グリフィンとのタイマン対決で、由利とタイマンを張り、完膚なきままに叩きのめし、勝利するなど実力は相当なもの。その後赤城を殴り飛ばし、突如としてヒロシ達を裏切った。実は朝日の命令で、ヒロシ達とグリフィンをぶつけて潰そうとしていたが、突如駆けつけた達也に鉄パイプで殴られ気絶した。
[編集] 信濃川家
- 姉 / 信濃川ユカ(しなのがわ -)
- 演:中越典子
- ヒロシの姉。ヒデとは中学の時からの知り合いである。
- ヒデからプロポーズされていたのだが、彼の突然の死によって、願いは叶わなかった。
- 漫画では彼女と思われる人物がヒデに弁当を届けていた。
- 母
- 演:田島令子
[編集] その他の登場人物
- 木村 ヒデオ(きむら -)
- 演:上地雄輔
- ヒロシの姉の彼氏。小柄でモンチッチのような可愛らしい顔をしており、いつも鼻毛が見えているらしい。
- 中学、高校時代は不良で空手をやっていたため、腕力がかなり強い。現在は大工見習いをしている。ヒロシにとっては小さい頃からの兄貴分である。
- 仕事中に高所から転落し、重傷を負う。回復していると見られたが、状態が急変し、結果、息を引き取る。彼の死はヒロシにとっても影響を与えた。
- バイクを持ち上げられるという噂があり、かなり大きな便をしたことがある。
- みゆき
- 演:本仮屋ユイカ
- 本作のヒロイン。栗色の髪をした不良少女。
- ヒロシの想い人であるが、達也と付き合っており肉体関係もあった。達也のことが好きだが、達也は本気で付き合っている訳ではないらしく、後に別れてしまう。ヒロシの想いに気づいておらず、告白されるも断る。家はお金持ちらしい。
- 映画では狛江北中の生徒であり(原作では不明)、普通の女子学生となっている。ヒロシが狛江から出て行く日に達也とより戻したことをヒロシに伝えた。中三とは思えないほど喘ぐ。
- 達也の父
- 演:遠藤憲一
- 中学生(当然無免許)の息子に車を貸すなど、一般常識が通用しない。息子の喧嘩を止めずにむしろ参加することもあるが、加勢というより、単純に喧嘩の雰囲気に血が騒いで、つい参加してしまうというタイプ。
- 江藤
- 演:哀川翔
- 少年課の刑事。ヒロシや達也らには手を焼いている。
- チアキ
- 漫画版のみの登場。ガガンボのツレ。小さい頃から体が弱くいつもイジメられていたが、唯一ガガンボだけはいつも守ってくれたため、ガガンボがヒロシ達にグリフィンの居場所を問い詰められた際には、代わりにグリフィンの呼び出し方をヒロシ達に教えた。
[編集] 映画
| ドロップ | |
|---|---|
| 監督 | 品川ヒロシ |
| 脚本 | 品川ヒロシ |
| 製作 | 角川映画 吉本興業 NTTドコモ |
| 出演者 | 成宮寛貴 水嶋ヒロ 本仮屋ユイカ 上地雄輔 中越典子 波岡一喜 若月徹(若月) 綾部祐二(ピース) ほか |
| 音楽 | 沢田完 |
| 主題歌 | 湘南乃風「親友よ」 |
| 配給 | 角川映画 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 122分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 興行収入 | 19.5億円[1] |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
- 原作・脚本・監督:品川ヒロシ
- 監督補:西山太郎
- アクションコーディネーター:諸鍛冶裕太
- 音楽:沢田完
- 主題歌:湘南乃風 『親友よ』
- 製作:『ドロップ』製作委員会(角川映画、吉本興業、NTTドコモ)
- 配給:角川映画
- ビスタサイズ/ドルビーSRD/PG-12
[編集] 概要
2009年3月20日、全国144スクリーンで公開。20〜22日の3日間で観客動員19万7000人。興行収入2億4781万円を記録。3月28日からは20スクリーン増え、164スクリーンに拡大上映。映画の興業成績19.5億円。
[編集] キャスト
主なキャストは#登場人物の項を参照、その他のキャストは以下。
- 小野:宮川大輔
- ファミレス店員:村上知子(森三中)
- 宅配員:河本準一(次長課長)
- 高校教師:坂井真紀
- ヒデオの父:小林すすむ
- ヒデオの母:大島蓉子
- 医師:益岡徹
- 床屋の店員:品川祐、庄司智春(品川庄司)
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[編集] 脚注
- ^ 2009年度興収10億円以上番組(日本映画製作者連盟 2010年1月発表)
[編集] 外部リンク
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