ドリス・レッシング
| ドリス・メイ・レッシング Doris May Lessing |
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| 誕生 | Doris May Tayler ドリス・メイ・テイラー 1919年10月22日(93歳) |
| 職業 | 作家 |
| 国籍 | |
| ジャンル | 小説、詩、ノンフィクション |
| 主な受賞歴 | サマーセット・モーム賞(1954) メディシス賞外国小説部門(1976) オーストリア・ヨーロッパ文学賞(1981) アストゥリアス皇太子賞(2001) ノーベル文学賞(2007) |
| 処女作 | 『草は歌っている』 |
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ドリス・メイ・レッシング(Doris May Lessing、1919年10月22日 - )はイギリス人作家。2007年にノーベル文学賞を受賞した。
目次 |
来歴 [編集]
1919年10月22日、ペルシャ(現・イラン)で、父アルフレッドと母エミリーの娘として生まれる。両者ともにイギリス人(イングランド)である。
ドリスが生まれる前に、父アルフレッドは第1次世界大戦に従軍中に片足を失ったが、入院中にロイヤルフリー病院で後に結婚することになるエミリー看護師と出会った。その後、職を求めてペルシャに移住し、ペルシャ帝国銀行に勤めた。その後、1000エーカーの土地を購入すると、トウモロコシの栽培をするために、1925年に南ローデシア(現ジンバブエ)に移住した。しかし、農業は上手くいかなかった。
ドリスは、ソールズベリー(現ハラレ)カトリック系の女学校であるドミニカ女子高等学校に入学するが、13歳で学校を離れ、以後独学を続けた。15歳で家も離れると、メイドとして働き始めた。この時、雇い主からもらった政治や社会学の本を読み始め、作家活動を開始した。電話技師に転職すると、すぐにフランク・ウィスドムと結婚。1943年に離婚するまでに2人の子供をもうけた。1945年にドイツ人移民ゴットフリート・レッシングと再婚し一男をもうけるが、1949年に離婚した。現在の「レッシング」という姓はこの夫のものである。
1949年にイギリスに息子と共に渡り、翌1950年にローデシアを舞台とした自身初の著書『草は歌っている』(The Grass is Singing)を出版。1962年に『黄金のノート』(The Golden Notebook)を出版。
2007年ノーベル文学賞受賞。ノーベル文学賞では歴代最高齢の受賞者となった。受賞理由は、「女性の経験を描く叙事詩人であり、懐疑と激情、予見力をもって、対立する文明を吟味した」( "that epicist of the female experience, who with scepticism, fire and visionary power has subjected a divided civilisation to scrutiny".)。
主な著作 [編集]
長篇小説 [編集]
- The Grass is Singing(1950) 日本語訳『草は歌っている』 山崎勉・酒井格訳、晶文社、2007年。
- The Golden Notebook(1962) 日本語訳『黄金のノート』石村崇史・市川博彬訳、エディ・フォア、2008年。
- Briefing for a Descent into Hell(1971)
- The Summer Before the Dark(1973) 日本語訳『暮れなずむ女』 山崎勉訳、水声社、2007年。
- Memoirs of a Survivor(1974) 日本語訳『生存者の回想』 大社淑子訳、水声社、2007年。
- The Diary of a Good Neighbour(1983) 日本語訳『夕映えの道―よき隣人の日記』 篠田綾子訳、集英社、2003年。
- If the Old Could...(1984)
- The Good Terrorist (1985)
- The Fifth Child(1988) 日本語訳『破壊者ベンの誕生』 上田和夫訳、新潮社〈新潮文庫〉、1994年。
- Playing the Game(1995)
- Love, Again(1996) 日本語訳『ラブ・アゲイン』 山本章子訳、アストラル、2004年。
- Mara and Dann(1999)
- Ben, in the World(2000) – sequel to The Fifth Child
- The Sweetest Dream(2001)
- The Story of General Dann and Mara's Daughter, Griot and the Snow Dog(2005) – sequel to Mara and Dann
- The Cleft(2007)
- Alfred and Emily(2008)
- The Children of Violence 『暴力の子供たち』シリーズ(1952年-1969年)
- Martha Quest(1952)
- A Proper Marriage(1954)
- A Ripple from the Storm(1958)
- Landlocked(1965)
- The Four-Gated City(1969)
- The Canopus in Argos: Archives|Canopus in Argos|Canopus in Argos: Archives 『アルゴ座のカノープスシリーズ(1979年-1983年)
- Shikasta(1979) 日本語訳『シカスタ―アルゴ座のカノープス』 大社淑子訳、水声社、2007年。
- The Marriages Between Zones Three, Four and Five(1980)
- The Sirian Experiments(1980)
- The Making of the Representative for Planet 8(1982)
- The Sentimental Agents in the Volyen Empire(1983)
短篇小説集 [編集]
- This Was the Old Chief's Country: Collected African Stories, Vol. 1(1973) 日本語訳『老首長の国―ドリス・レッシング アフリカ小説集』 青柳伸子訳、作品社、2008年。
- 「老首長ムシュランガ」
- 「草原の日の出」
- 「呪術はお売りいたしません」
- 「二つ目の小屋」
- 「厄介もの」
- 「デ・ヴェット夫妻がクルーフ農場にやってくる」
- 「リトル・テンビ」
- 「ジョン爺さんの屋敷」
- 「レパード・ジョージ」
- 「七月の冬」
- 「ハイランド牛の棲む家」
- 「エルドラド」
- 「アリ塚」
- 「空の出来事」
エッセイ [編集]
- Particularly Cats(1967) 日本語訳『なんといったって猫』 深町眞理子訳、晶文社、1987年。
ノンフィクション [編集]
- The Wind Blows Away Our Words(1987)『アフガニスタンの風』加地永都子訳、晶文社、2001年。
研究書 [編集]
- ドリス・レッシングを読む /大社淑子著 水声社 2011.12.
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