リンダ・バック

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ノーベル賞受賞者 ノーベル賞
受賞年:2004年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
受賞理由:におい受容体および嗅覚システムの組織化の発見

リンダ・バックLinda B. Buck1947年1月29日 - )は、アメリカ生物学者嗅覚系の研究により、リチャード・アクセルと共に2004年ノーベル生理学・医学賞を受賞した。

ノーベル賞の対象となった画期的な論文は1991年に発表された。彼女とリチャード・アクセルは、嗅覚の受容器Gタンパク質受容体の一種であることを見いだし、その遺伝子群の同定に成功した。さらに哺乳類のゲノム中には、約一千種の異なった嗅覚受容体をコードする遺伝子が存在すると予想した。この研究は、嗅覚作用の分子遺伝学的解析に大きな道を開いたものとして評価されている。

ワシントン州シアトルで生まれ、1975年ワシントン大学より心理学微生物学の理学士号を得、1980年ダラステキサス南西医療センターから免疫学で学術博士号を取得。博士号取得後の仕事を彼女はコロンビア大学にてリチャード・アクセルの元で行った。1991年ハーバード大学で神経生物学の教員となった。彼女がもっとも興味を持っている研究は、フェロモンや臭いがどのようにで検知され、に伝わっているか、である。また、シノラブディス・エレガンス老化の基礎的なメカニズムや寿命についても研究している。彼女はフレッド・ハッチンソン癌研究所の基礎科学部門の正会員であり、シアトルワシントン大学生理学および生物物理学の教授であり、ハワード・ヒューズ医学研究所の研究員をつとめる。彼女は2004年米国科学アカデミーに入った。

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参考文献[編集]

Buck, Linda, and Richard Axel. 1991. "A Novel Multigene Family May Encode Odorant Receptors: A Molecular Basis for Odor Recognition." Cell 65:175–183. doi:10.1016/0092-8674(91)90418-X

外部リンク[編集]