ドイツのユーロビジョン・ソング・コンテスト

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ドイツ
Flag
加盟放送局 NDR
ARD
国内選考大会 Vorentscheid
出場
出場回数 55
初出場 1956
最高順位 優勝: 1982, 2010
最低順位 最下位: 1964, 1965, 1974, 1995, 2005
外部リンク
NDR page
Eurovision.tvのドイツのページ

ドイツのユーロビジョン・ソング・コンテストでは、ドイツにおけるユーロビジョン・ソング・コンテストについて述べる。2009年までの時点で、1996年大会を除いて、ドイツは1956年大会以降、毎年この大会に参加を続けている。これは、他のどの国よりも多い。フランスイギリスがドイツに次いで多く大会に参加しており、両国は2回の不参加年がある。

ドイツは高い参加率に反して、優勝経験は1982年大会ユーロビジョン・ソング・コンテスト2010の2回のみである。周辺諸国に比してドイツのユーロビジョン大会での成績が思わしくないのとは裏腹に、同国ではユーロビジョンへの関心度は高く、この大会は毎年、同国で最も高い視聴率のある番組の一つとなっている。

ドイツは、フランス、イギリス、スペインおよびイタリアと共に、ユーロビジョンの「Big 5」(2010年までは「Big 4」)の一角を占めており、準決勝を経ずに自動的に決勝に進出できることが保障されている。この「Big 4」への優遇は、これらの国々が欧州放送連合に拠出する金額が大きいためである。2009年大会では、この「Big 4」の特権が失われる可能性が報じられたが[1]、2009年大会では「Big 4」の自動的な決勝進出の権利は保障されることが決まった[2]

ユーロビジョン・ソング・コンテストの準決勝はNDR Fernsehenによって放送され、決勝はドイツ公共放送連盟(ARD)の基幹チャンネルであるDas Ersteによって放送される。

2000年代後半のドイツからの参加者は、ユーロビジョン大会ではあまり一般的ではないスタイルの音楽で参加することが多いのが一つの特色となっている。2006年大会でのテキサス・ライトニングTexas Lightning)の「No No Never」はカントリー・ウェスタン・ミュージックであり、2007年大会ロジャー・ツィツェロRoger Cicero)の「Frauen regier'n die Welt」や、2009年大会アレックス・フリステンセンAlex Christensen)とオスカー・ロヤOscar Loya)の「Miss Kiss Kiss Bang」はスウィングであった。

2008年大会では、ドイツはイギリス、ポーランドと得点で最下位に並んだものの、同率のときは一国から入った最大得点の多い方を上位とする大会規定に従い、25組中23位とされた。

1996年の欠場[編集]

ARDは、ノルウェーオスロで開かれる1996年大会に参加するドイツ代表を選出していたも。しかし、ユーロビジョン大会への参加を希望している国が多数あったため、30箇国ある参加希望国を事前に減らすための予選を行うことが決まった。ドイツはこのとき、レオンLeon)の「Planet of Blue」で予選に臨んだものの通過できず、1996年大会には参加できなかった。このときドイツは最大の資金供出国であったにもかかわらず大会に参加できなかったことについて、ARDと欧州放送連合は不満であった。これが、ドイツの唯一の大会欠場の事例となっている。

参加者[編集]

アーティスト 決勝 得点
1956 Walter Andreas Schwarz "Im Wartesaal zum großen Glück" NA NA
1956 Freddy Quinn "So geht das jede Nacht" NA NA
1957 Margot Hielscher "Telefon, Telefon" 4 8
1958 Margot Hielscher "Für zwei Groschen Musik" 7 5
1959 Alice & Ellen Kessler "Heute Abend wollen wir tanzen geh'n" 8 5
1960 Wyn Hoop "Bonne nuit ma chérie" 4 11
1961 ララ・アンデルセン "Einmal sehen wir uns wieder" 13 3
1962 Conny Froboess "Zwei kleine Italiener" 6 9
1963 Heidi Brühl "Marcel" 9 5
1964 Nora Nova "Man gewöhnt sich so schnell an das Schöne" 13 0
1965 Ulla Wiesner "Paradies, wo bist du?" 15 0
1966 Margot Eskens "Die Zeiger der Uhr" 10 7
1967 Inge Brück "Anouschka" 8 7
1968 Wencke Myhre "Ein Hoch der Liebe" 6 11
1969 Siw Malmkvist "Primaballerina" 9 8
1970 カーチャ・エプシュタイン "Wunder gibt es immer wieder" 3 12
1971 カーチャ・エプシュタイン "Diese Welt" 3 100
1972 Mary Roos "Nur die Liebe läßt uns leben" 3 107
1973 Gitte "Junger Tag" 8 85
1974 Cindy & Bert "Die Sommermelodie" 14 3
1975 Joy Fleming "Ein Lied kann eine Brücke sein" 17 15
1976 Les Humphries Singers "Sing Sang Song" 15 12
1977 Silver Convention "Telegram" 8 55
1978 Ireen Sheer "Feuer" 6 84
1979 ジンギスカン "ジンギスカン" 4 86
1980 カーチャ・エプシュタイン "Theater" 2 128
1981 Lena Valaitis "Johnny Blue" 2 132
1982 Nicole "Ein bißchen Frieden" 1 161
1983 Hoffmann & Hoffmann "Rücksicht" 5 94
1984 Mary Roos "Aufrecht geh'n" 13 34
1985 Wind "Für alle" 2 105
1986 Ingrid Peters "Über die Brücke geh'n" 8 62
1987 Wind "Laß die Sonne in dein Herz" 2 141
1988 Maxi & Chris Garden "Lied für einen Freund" 14 48
1989 Nino de Angelo "Flieger" 14 46
1990 Chris Kempers & Daniel Kovač "Frei zu leben" 9 60
1991 Atlantis 2000 "Dieser Traum darf niemals sterben" 18 10
1992 Wind "Träume sind für alle da" 16 27
1993 Münchener Freiheit "Viel zu weit" 18 18
1994 Mekado "Wir geben 'ne Party" 3 128
1995 Stone & Stone "Verliebt in Dich" 23 1
1997 Bianca Shomburg "Zeit" 18 22
1998 Guildo Horn "Guildo hat euch lieb!" 7 86
1999 Sürpriz "Reise nach Jerusalem - Kudüs'e seyahat" 3 140
2000 Stefan Raab "Wadde hadde dudde da?" 5 96
2001 Michelle "Wer Liebe lebt" 8 66
2002 Corinna May "I Can't Live Without Music" 21 17
2003 Lou "Let's Get Happy" 11 53
2004 Max "Can't Wait Until Tonight" 8 93
2005 Gracia "Run & Hide" 24 4
2006 Texas Lightning "No No Never" 14 36
2007 Roger Cicero "Frauen regier'n die Welt" 19 49
2008 No Angels "Disappear" 23 14
2009 Alex Swings Oscar Sings "Miss Kiss Kiss Bang" 20 35
2010 レナ・マイヤー=ランドルート[3][4] "Satellite"[3][4] 1 246
2011 レナ・マイヤー=ランドルート [5] Taken by a Stranger 10 107
2012 Roman Lob Standing Still 8 110
2013 カスケーダ "Glorious" 21 18
2014 エライザ "Is It Right"

投票履歴(1975年 - 2012年)[編集]

ドイツは伝統的にトルコに高得点を与え続けてきた。これは、ドイツ国内にトルコからの移民が多いことによる。ドイツは、スペインとポルトガルイベリア半島の国々から高得点を受けている。

ドイツから高得点が送られた国々:

順位 得点
1 トルコの旗 トルコ 170
2 イギリスの旗 イギリス 146
3 アイルランドの旗 アイルランド 130
4 スウェーデンの旗 スウェーデン 127
5 フランスの旗 フランス 115

ドイツに高得点を送った国々:

順位 得点
1 スペインの旗 スペイン 187
2 デンマークの旗 デンマーク 159
3 ポルトガルの旗 ポルトガル 157
4 イギリスの旗 イギリス 144
5 ベルギーの旗 ベルギー 134

出典:[6]

得点の合計は決勝のときのもののみであり、準決勝のものは含まない。

主催[編集]

場所 会場 司会
1957 ドイツの旗 フランクフルト・アム・マイン Großer Sendesaal des Hessischen Rundfunks Anaïd Iplicjian
1983 ドイツの旗 ミュンヘン Rudi-Sedlmayer-Halle Marlene Charell
2011 ドイツの旗 デュッセルドルフ エスプリ・アレーナ Anke Engelke, Judith Rakers, Stefan Raab

脚注[編集]

  1. ^ Murray, Gavin (2008年5月28日). “Big 4 (France; Germany; Spain; United Kingdom): May lose automatic place in Eurovision final”. ESCToday. 2008年9月13日閲覧。
  2. ^ Viniker, Barry (2008年9月14日). “Eurovision 'Big Four' final spots confirmed”. ESCToday. 2008年9月14日閲覧。
  3. ^ a b Brey, Marco (2010年3月12日). “Lena Meyer-Landrut gets German ticket to Oslo”. European Broadcasting Union. 2010年3月12日閲覧。
  4. ^ a b Klier, Marcus (2010年3月12日). “Germany sends Lena Meyer-Landrut to the Eurovision Song Contest”. ESCToday. 2010年3月12日閲覧。
  5. ^ Pozzi, Renee (2010年5月31日). “Never change a winning team: Lena defends victory in 2011”. ESCDaily. 2010年6月30日閲覧。
  6. ^ Points to and from Germany (1975-2008)”. EurovisionRecords. 2008年2月6日閲覧。

外部リンク[編集]