グルジアのユーロビジョン・ソング・コンテスト

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グルジア
Flag
加盟放送局 グルジア公共放送
出場
出場回数 5
初出場 2007
最高順位 9位: 20102011
最低順位 準決勝14位: 2012
外部リンク
GPB page
Eurovision.tvのグルジアのページ

グルジアのユーロビジョン・ソング・コンテストでは、グルジアにおけるユーロビジョン・ソング・コンテストについて述べる。グルジアは2007年大会で初めてユーロビジョンに参加した。

2007年大会[編集]

2006年10月27日、グルジアはユーロビジョン・ソング・コンテスト2007への参加を表明した[1]。このとき、欧州放送連合はいぜん参加国を40までとしていたが、2007年3月、参加を表明した42箇国すべてがヘルシンキでの大会に参加できると表明した。大会では、グルジアは準決勝で123得点をあつめて8位で通過したものの、決勝では12位におわった。

2008年大会[編集]

グルジアは2008年、2回目の大会参加を決めた。グルジアは2007年よりも好調であり、準決勝では107得点を集めて5位で通過し、決勝では11位となった。

2009年大会[編集]

進行中の南オセチア紛争のため、グルジア公共放送はモスクワで行われる2009年大会への参加の是非について話し合いがもたれた[2]。グルジア公共放送の会長は、大会への参加を取りやめる理由はないとしつつも、大会に参加するための国内選考の時間は限られているとした[3]2008年8月28日、グルジア公共放送は、2009年大会への参加を取りやめると発表し、「人権や国際法を侵害する国家での」大会を拒絶すると述べ、また同大会へのグルジアからの参加者の安全に疑問があるとした[4][5][6]。しかし、ジュニア・ユーロビジョン・ソング・コンテスト2008でグルジアが優勝したこと、同大会でロシアからグルジアに最高得点である12点が入ったことから、ユーロビジョン・ソング・コンテスト2009への参加を決定した[7]

国内代表を選ぶ大会の決勝は2009年2月18日に開かれ、Stephane & 3Gによる70年代風の楽曲「We Don't Wanna Put In」がグルジア代表に選ばれた[8][9][10]。しかし、この楽曲は、その歌詞や題がロシアの大統領ウラジーミル・プーチンを暗喩しているのではないかとの嫌疑が持ち上がった[11][12]。グルジア国営放送はこの嫌疑を否定しているものの、欧州放送連合はこの曲の歌詞を問題視し、歌詞を変更するか他の曲を選ぶようグルジア国営放送に求めた[13][14]。グルジア国営放送は、欧州放送連合による拒絶がロシアからの政治的圧力によるものであるとし、3月11日に大会への不参加を決定した[15]

参加者[編集]

アーティスト 決勝 得点 準決勝 得点
2007 ソポ・ハルヴァシ Visionary Dream 12 97 8 123
2008 ジアーナ・グルツカーヤDiana Gurtskaya Peace Will Come 11 83 5 107
2010 ソポ・ニジャラゼ Shine 9 136 3 106
2011 Eldrine "One More Day" 9 110 6 74
2012 Anri Jokhadze "I'm a Joker" X X 14 36
2013 Sopho Gelovani & Nodiko Tatishvili "Waterfall" 15 50 10 63
2014 The Shin & Mariko Ebralidze "Three Minutes to Earth"

投票履歴(2007年 - 2012年)[編集]

グルジアから高得点が送られた国々:

順位 得点
1 ウクライナの旗 ウクライナ 43
2 アルメニアの旗 アルメニア 34
3 アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン 33
4 リトアニアの旗 リトアニア 24
5 ロシアの旗 ロシア 24

グルジアに高得点を送った国々:

順位 得点
1 リトアニアの旗 リトアニア 41
2 アルメニアの旗 アルメニア 37
3 ウクライナの旗 ウクライナ 35
4 ベラルーシの旗 ベラルーシ 31
5 ロシアの旗 ロシア 30

出典:[16] 得点の合計は決勝のときのもののみであり、準決勝のものは含まない。

脚注[編集]

  1. ^ West-Soley, Richard (2006年10月27日). “Georgia set on 2007”. ESCToday. 2008年9月4日閲覧。
  2. ^ Economou, Thanasis (2008年8月11日). “Georgian participation in Eurovision 2009 now questioned”. Oikotimes. 2008年8月11日閲覧。
  3. ^ AFP (2008年8月21日). “Georgia ally Estonia could boycott 2009 Eurovision in Moscow”. Georgian Daily. 2008年8月21日閲覧。
  4. ^ Georgian broadcaster confirms Eurovision boycott”. ESCKaz (2008年8月28日). 2008年8月28日閲覧。
  5. ^ Tongeren, Mario van (2008年8月28日). “GPB officially withdraws from Eurovision 2009”. Oikotimes. 2008年8月28日閲覧。
  6. ^ Viniker, Barry (2008年8月28日). “Georgia will not participate in Moscow Eurovision”. ESCToday. 2008年8月28日閲覧。
  7. ^ Stella Floras (2008年12月19日). “Georgia Returns To Eurovision In 2009”. ESCToday. 2008年12月19日閲覧。
  8. ^ Brey, Marco (2009年2月18日). “Stephane & 3G to represent Georgia in Moscow”. EBU. 2009年2月18日閲覧。
  9. ^ Marcus, Klier (2009年2月18日). “Georgia: Stephane & 3G to Eurovision”. ESCToday. 2009年2月18日閲覧。
  10. ^ Fisher, Luke (2009年2月18日). “Stephane & 3G wins Georgian national final; listen to the song”. Oikotimes. 2009年2月18日閲覧。
  11. ^ Lewis, Daniel (2009年3月10日). “Georgian Eurovision entry sparks news frenzy”. ESCToday. 2009年3月10日閲覧。
  12. ^ Putin jibe picked for Eurovision”. BBC (2009年2月19日). 2009年3月10日閲覧。
  13. ^ Bakker, Sietse (2009年3月10日). “Georgian song lyrics do not comply with Rules”. EBU. 2009年3月10日閲覧。
  14. ^ Viniker, Barry (2009年3月10日). “EBU rejects Georgia Eurovision entry”. ESCToday. 2009年3月10日閲覧。
  15. ^ Georgia drops out of Eurovision over Putin song” (2009年3月11日). 2009年3月11日閲覧。
  16. ^ Points to and from Georgia (2007-2008)”. EurovisionRecords. 2008年2月6日閲覧。