ジェダイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェダイ(Jedi)は、『スター・ウォーズ』シリーズで使われる用語である。宇宙に遍く広がる神秘的なエネルギー「フォース」、及び高エネルギーの光線剣ライトセーバーを用いる、銀河系の自由と正義の守護者を指す。日本語の「時代劇」の「時代」が元となったと噂されたが2005年07月09日の時点でジョージ・ルーカス本人は、否定した。[要出典]
目次 |
[編集] 概要
ジェダイである人はジェダイの騎士/ジェダイ・ナイト(Jedi Knight)と呼ばれる。ジェダイの騎士のうち一部はジェダイ・マスター(Jedi Master)と呼ばれるが、これは物語中の時期によって、微妙に意味が異なる。一般人はしばしば、どのジェダイに対してもジェダイ・マスターと敬意を込めていうことがある。
また、ジェダイ騎士団もしくはジェダイの掟をジェダイ・オーダー(Jedi Order)と呼ぶ。(orderという単語には騎士団と掟の両方の意味があり、文脈によって意味が変わる)
ジェダイになるためには、フォースを操るための資質と修行が必要で、誰でもなれるというわけではない。エピソードⅠでは、生物の細胞中に含まれる共生生物ミディ=クロリアンの値がフォースの強さに影響を持つことが示唆されている。また、自身の精神的な修行も非常に重要である。
一般にフォースのライトサイド(光明面、light side)に仕えるものをジェダイと呼び、ダークサイド(暗黒面、dark side)に堕ちたジェダイをダーク・ジェダイ(Dark Jedi)と呼ぶ。ダーク・ジェダイの中でもシスと呼ばれるものたちはダークサイドによる銀河の支配という明確な理念を持っており、ジェダイとことあるごとに対決してきた。
注意:以降の記述で物語に関する核心部分が明かされています。
[編集] 古代共和国
かつてのジェダイは、フォースを研究する哲学者集団であった。世代を経るにつれて、彼らは銀河共和国の守護者として闘うようになっていった。
5000年以上昔にライトサイドとダークサイドの大衝突があり、敗れたダーク・ジェダイ達がシス帝国を創ったといわれている。このシス帝国から始まるシス・オーダー(Sith Order)は、その後もジェダイ・オーダーとの衝突を繰り返した。ヤヴィンの戦いより5,000年前のハイパースペース大戦、4,000年前のシス大戦など、ジェダイとシスの衝突がいくつか記録されている。
[編集] 古代共和国の代表的なジェダイ
- オダン=ウーア
- ヴォド=シオスク・バス
- アーカ・ジェス
- ウリック・ケル=ドローマ(ダークサイドに転落)
- ノーミ・サンライダー
- ヴィマ・サンライダー
[編集] 旧共和国時代
旧共和国時代(新3部作)のジェダイ・オーダーでは、次のような階級がある。
- ジェダイ・パダワン(Jedi Padawan)
- ジェダイの修行中であることを示す。この段階では、正式なジェダイではない。
- ジェダイ・ナイト(Jedi Knight)
- 正式に一人前のジェダイとして認められたことを示す。
- ジェダイ・マスター(Jedi Master)
- ジェダイ・ナイトのうち、弟子を持つことを許されたことを示す(ただし、例外としてオビ=ワン・ケノービはクワイ=ガン・ジンの遺言によりジェダイ・ナイトでありながらアナキンを弟子にすることを許されていた)。
パダワンからナイトへ、ナイトからマスターへの昇格は、12人のジェダイ(必ずしも全員がマスターではない)から成るジェダイ評議会/ジェダイ・カウンシル(Jedi Council)での協議により決定される。
ジェダイ・パダワンとなるためには、フォースが強いことはもちろん、生後6ヶ月以内であることが条件となる。これは、成人に近づけば近づくほど、怒りや憎しみを覚え、ダークサイドに堕ちる危険性が高くなるためである。その点では、9歳でパダワンとなったアナキン・スカイウォーカーは異例である。
また、ジェダイの掟として恋愛を禁じている。これも前記と同様の理由によるものである。この掟を破った者はジェダイ・オーダーを追放するとされ、パドメ・アミダラと結婚したアナキン・スカイウォーカーも、この処分を逃れるために結婚を隠していた。しかし、この掟は前記のものよりもやや甘い部分がある。パダワン時代に恋仲になった(なりかけた)ジェダイ・マスターもおり、オビ=ワン・ケノービもその一人である。 また、キ=アディ=ムンディは、故郷の事情により、例外的に結婚を認められていた。
[編集] 旧共和国の代表的なジェダイ
- ヨーダ
- メイス・ウィンドゥ
- クワイ=ガン・ジン
- オビ=ワン・ケノービ
- アナキン・スカイウォーカー(ダークサイドに転落)
- キ=アディ=ムンディ
特にアナキン・スカイウォーカーは、若くして類稀な才能のために、最強のジェダイともいわれた。ヨーダは800年以上を生きており、ジェダイ・オーダーの中でも特別な地位にあった。全てのパダワンは幼い時にヨーダの修行を受ける。
[編集] 帝国時代
この時代は、ジェダイにとって暗黒の時代であった。
シスの暗黒卿であることを隠していた元老院議員・パルパティーンは、元老院最高議長を経て皇帝に即位すると、すぐに共和国を解体し、これを銀河帝国とした。また、パルパティーンは、ジェダイに、共和国転覆を企てた犯罪者という汚名を着せ、各地の共和国軍(クローン・トルーパー)にジェダイを殺害するオーダー66を発令し、多くのジェダイを殺害した。
また、旧共和国時代にジェダイ・ナイトとして活躍したアナキン・スカイウォーカーは、パルパティーンの設けた誘惑に乗ってしまい、ダークサイドに堕ちてダース・ベイダーとなり、率先してジェダイ狩りを行うに至った。これら帝国のジェダイ狩りのため、ヨーダやオビ=ワン・ケノービなど若干の者を除き、多くのジェダイが滅んだ。
オビ=ワンやヨーダに薫陶を受けたルーク・スカイウォーカーが一人前のジェダイとして成長し、またヨーダ、オビ=ワン、また、改心したアナキンが相次いで死去すると、ジェダイの正当な生き残りはルークただ一人となった。
[編集] 新共和国時代~ニュー・ジェダイ・オーダー時代(スピンオフ)
[編集] ジェダイ・オーダー復興までの歩み
ただ一人のジェダイとして残されたルーク・スカイウォーカーであったが、自身の妹レイア・オーガナや、シ=ルウクの奴隷であったデヴ・シブワラ、反乱同盟軍のパイロットであったカイル・カターンやコラン・ホーン、惑星ダソミアの魔女テネニエル・ディヨなど、全宇宙においてフォースを持つ者に多く出会った。そこでルークは、自身がジェダイ・マスターとなってのジェダイ・オーダーの復興を決意し、反乱同盟軍の基地として使われたヤヴィン第4衛星にジェダイ・アカデミー(Jedi Academy)を設立する。
アカデミーで学ぶ生徒がダークサイドに堕ちることも度々あり、ルークは試行錯誤を繰り返すこととなる。
復活した古代のシスの暗黒卿エグザ・キューンにそそのかされてダークサイドに堕ちたキップ・デュロンは、カリダの惨劇と呼ばれる大事件を引き起こしたが、ダークサイドを退けて再びルークの元で修行を続けた。
[編集] 新ジェダイ・オーダー
ルークが長となって復興した新ジェダイ・オーダーは、何万人ものジェダイが含まれていた旧共和国時代のジェダイ・オーダーとは多くの面で異なっている。シスがシス大戦を教訓に柔軟に教義を変化させることで生き残ってきた。一方ジェダイは社会情勢の変化に対応せず古い伝統を固持してきたことが旧オーダー崩壊に繋がったと判断したヨーダにより、ルークに対しては最低限必要なことのみを教え、試行錯誤しながら新しい時代に即したオーダーを作らせようとしたためである。未だ発展途上であり、百人程度のジェダイしかいないこともあり、旧オーダーほど厳格でもない。
旧オーダーと新オーダーを比較すると、次のようになる。
- 旧オーダーにおけるパダワン
- 新オーダーでは、単に修行中あるいはジェダイ候補生(Jedi Apprentice)と呼ばれる。
- 旧オーダーにおけるジェダイ・ナイト
- 新オーダーでも同様にジェダイ・ナイトと呼ばれるが、昇格への手順は定かでない。
- 『運命の道』(ウォルター・ジョン・ウィリアムズ著)では、正式な式典によりジェイナ・ソロ、ジェイセン・ソロを含む9名がジェダイ・ナイトに昇格している。ただし、式典はあくまでも戦意高揚のため政府の要請により行ったものであり、ルーク自身は不要と考えていた。
- 旧オーダーにおけるジェダイ・マスター
- 新オーダーでは、旧オーダーと違い実際に弟子を持つ者がマスターと呼ばれる。
- ジェダイ評議会
- 新オーダーでは6人のジェダイ・マスターと、銀河自由同盟(ユージャン・ヴォングとの戦いで崩壊した新共和国に代わって設立された新政府)から選ばれた6人の非ジェダイからなるハイ・カウンシルがその役割を担う。
- 年齢制限の撤廃
- 旧オーダーでは生後数ヶ月以内に親元から引き離して養育しているが、新オーダーではまったく制限がなく、老齢に達してから訓練を始めた者もいる。ルークとレイアが親の愛を充分に受けて育てばダークサイドの影響を退けられるであろうというヨーダの考えが基になっている。
- 恋愛・結婚の自由化
[編集] 新ジェダイ・オーダーの代表的なジェダイ
[編集] 関連項目
[編集] 外部サイト
- Jedi - ウーキーペディア

