赤穂浪士 (1999年のテレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤穂浪士 (小説) > 赤穂浪士 (1999年のテレビドラマ)
赤穂浪士
ジャンル スペシャルドラマ
時代劇
原作 大佛次郎赤穂浪士
脚本 高田宏治
藤井邦夫
ちゃき克彰
監督 原田雄一
上杉尚祺
牧口雄二
杉村六郎
吉川一義
出演者 松方弘樹
沢口靖子
石黒賢
髙嶋政宏
大鶴義丹
横山裕
山下真司
内藤武敏
ナレーター 津嘉山正種
音楽 横山菁児
エンディング 宇崎竜童「Baby」
製作
プロデューサー 江津兵太
小川治
深沢道尚
橋本新一
亀岡正人
矢後義和
制作 テレビ東京
東映
放送
放送チャンネルテレビ東京系列
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1999年1月2日
放送時間土曜日 12:00 - 23:52
放送枠12時間超ワイドドラマ
放送分712分
回数1回
テンプレートを表示

赤穂浪士』(あこうろうし)は、1999年平成11年)1月2日テレビ東京系列「12時間超ワイドドラマ」枠で放送されたスペシャルドラマ。主演:松方弘樹

「テレビ東京開局35周年記念番組」として放送された。原作は大佛次郎同名小説。全六部。

概要[編集]

「12時間超ワイドドラマ」シリーズ第19作。同シリーズ2作目の「忠臣蔵」作品。

  • 第一部 「元禄騒乱! 刃傷松の廊下」
  • 第二部 「籠城か殉死か! 涙の連判状」
  • 第三部 「仇討ちの盟約! 赤穂城明け渡し」
  • 第四部 「運命の時・それぞれの別れ」
  • 第五部 「吉良上杉の逆襲 決死の江戸入り」
  • 第六部 「吉良邱討ち入り 本懐遂ぐ」

1964年版(NHK大河ドラマ)、1979年版に続く、原作3度目のテレビドラマ版。
1979年版は本作と同じ東映制作で、本作が20年ぶりのリメイクとなる。
東映が約10年ぶりに2年連続で同シリーズ制作を担当。前年作に引き続き、松方を主演に迎えている。

同シリーズでの東映制作は、本作で10作目となった。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

放送後[編集]

後身シリーズ「新春ワイド時代劇」も含め、「忠臣蔵」作品は、2016年まで続いた一連のシリーズで最も人気のあった題材で、本作以降も3作制作されたが、東映制作の「忠臣蔵」作品はシリーズ中、本作が唯一となった。

松竹制作の翌年作『次郎長三国志』が「12時間超ワイドドラマ」シリーズ最終作となり、2001年作品からは約10時間に放送枠が短縮され、番組名も「新世紀ワイド時代劇」に改称されている。このため、本作が東映の制作した「12時間超ワイドドラマ」シリーズ最後の作品となった。前年からの東映の連続制作も本作をもって終わり、以後後身シリーズで東映の連続制作は行われていない。

東映が本作以降後身シリーズの制作に関わるのは、松竹が制作会社として存在感を高めたことや、C.A.Lの制作新規参入などもあって、番組名が「新春ワイド時代劇」となっていた2008年作品『徳川風雲録 八代将軍吉宗』となり、10年近く間隔が空くことになった。

関連項目[編集]

テレビ東京 12時間超ワイドドラマ
前番組 番組名 次番組
赤穂浪士
(1999年)
次郎長三国志
(2000年)