玉川学園女子短期大学

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玉川学園女子短期大学
玉川学園女子短期大学は、かつてこの大学キャンパス内にあった。
玉川学園女子短期大学は、かつてこの大学キャンパス内にあった。
大学設置/創立 1965年
廃止 2004年
学校種別 私立
設置者 学校法人玉川学園
本部所在地 東京都町田市玉川学園6-1-1
学部 教養科
幼児教育科
研究科 教養専攻
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玉川学園女子短期大学(たまがわがくえんじょしたんきだいがく、英語: Tamagawa Gakuen Junior College for Women[1])は、東京都町田市玉川学園6-1-1に本部を置いていた日本私立大学である。1965年に設置され、2004年に廃止された。大学の略称は玉川短大。学生募集は2002年度まで。翌年度より短大の教養科は文学部のリベラルアーツ学科、幼児教育科を乳幼児発達学科にそれぞれ改組され短期大学は学生募集を停止し、2004年11月30日で正式廃止[2]

概要[編集]

大学全体について[編集]

建学の精神(校訓・理念・学是)[編集]

  • 玉川学園女子短期大学の教育理念は「全人教育」

教育および研究について[編集]

  • 当初より設けられていた教養科は、多彩な専攻分野いわゆるメジャー制度というものがあり、学生自らが自分の関心や進路に応じたカリキュラムを組み合わることになっていた。また、社会人として必要な技術を重視し、コンピューターの基礎からインターネットやプログラミングまで修得するための科目もあった[3]アメリカの大学編入や留学のためのプログラムや、知識や教養・人間性を高めるための科目も豊富に用意されていた。「社会・教育」・「児童教育」・「心理・人間関係」などの多彩なメジャーがあった[3]
  • 幼児教育科は、幼稚園教員の養成を執り行う学科で当初より幼稚園への採用実績は常に全国でもトップクラスだったといわれている[3]。玉川学園幼稚園での教育実習があった。

学風および特色について[編集]

  • 教養科・幼児教育科とも授業は50分単位で行なわれ、昼休みをはじめとした休憩時間は学生自らが設定することになっていた[3]
  • オーストラリア地域研修」や「英語コミュニケーションメジャー留学」など多彩な研修が実施されていた[3]

沿革について[編集]

  • 1965年 玉川学園女子短期大学開学。教養科を置く:在学者数は233[4]
  • 1967年 保育科を増設する:在学者数は134[5]
  • 1984年 保育科を幼児教育科と改称。
  • 1994年 専攻科教養専攻を設置。
  • 2002年度をもって学生募集を終了。
  • 2004年11月30日 正式廃止[2]

基礎データ[編集]

所在地[編集]

  • 東京都町田市玉川学園6-1-1

教育および研究について[編集]

組織について[編集]

学科について[編集]

  • 教養科
  • 幼児教育科

専攻科について[編集]

別科について[編集]

  • なし

取得資格について[編集]

  • 幼稚園教諭二種免許状:幼児教育科。卒業所要単位には含まれていなかったが、大半の学生は取得していたものとみられる[3]

研究について[編集]

  • 『玉川学園女子短期大学紀要』[6]

学生生活について[編集]

部活動・クラブ活動・サークル活動について[編集]

  • 玉川学園女子短期大学で活動していたクラブ活動:玉川大学と混合。

学園祭について[編集]

  • 玉川学園女子短期大学の学園祭は「コスモス祭」と呼ばれていた[3]

スポーツについて[編集]

  • 陸上競技部が、第17回「全日本大学女子駅伝大会」にて初出場している[3]

大学関係者と組織について[編集]

大学関係者組織[編集]

  • 玉川学園女子短期大学は「玉川学園同窓会」組織に所属している。

大学関係者一覧[編集]

歴代学長

出身者[編集]

施設について[編集]

キャンパスについて[編集]

学生食堂について[編集]

  • 「りんどう食堂」:玉川大学と共同

寮について[編集]

  • 特になし。

対外関係について[編集]

他大学との協定について[編集]

アメリカ[編集]

オーストラリア[編集]

系列校について[編集]

卒業後の進路について[編集]

就職について[編集]

編入学・進学実績について[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ CiNiiより
  2. ^ a b 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』265頁より。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『2001 大学案内 玉川学園女子短期大学』より。
  4. ^ 昭和42年度版『全国学校総覧』(以下『総覧』と略す。)30頁より。
  5. ^ 昭和43年度版『総覧』31頁より。
  6. ^ CiNiiより

関連項目[編集]

外部リンク[編集]