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== その他 ==
== その他 ==
* 全日本プロレスの三冠ヘビー級王座創設([[1989年]](平成元年)[[4月18日]])以前に日本国内の複数団体のシングル王座を戴冠した例は3例。
* 全日本プロレスの三冠ヘビー級王座創設([[1989年]](平成元年)[[4月18日]])以前に日本国内の複数団体のシングル王座を戴冠した例は3例(ただし、三大メジャー団体の源流に当たる[[日本プロレス]]を含む例はあまりにも多いため除く。なお、下記3例のいずれも日本プロレスでの戴冠は達成していない)
**[[長州力]]が、新日本プロレスのIWGPヘビー級王座とIWGPタッグ王座、全日本プロレスの王座統一前の[[PWFヘビー級王座]]と[[インターナショナル・タッグ王座]]を戴冠している。長州の場合は王座統一後の三冠ヘビー級王座と世界タッグ王座、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座とGHCタッグ王座には挑戦していない。
**[[長州力]]が、新日本プロレスのIWGPヘビー級王座とIWGPタッグ王座、全日本プロレスの王座統一前の[[PWFヘビー級王座]]と[[インターナショナル・タッグ王座]]を戴冠している。長州の場合は王座統一後の三冠ヘビー級王座と世界タッグ王座、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座とGHCタッグ王座には挑戦していない。
** [[スタン・ハンセン]]が、新日本プロレスのNWFヘビー級王座、全日本プロレスの王座統一前のシングル王座(PWFヘビー級王座、[[インターナショナル・ヘビー級王座]]、[[ユナイテッド・ナショナル・ヘビー級王座|UNヘビー級王座]])及びタッグ王座(インターナショナル・タッグ王座、[[PWF世界タッグ王座]])全てに加え、王座統一後の三冠ヘビー級王座と世界タッグ王座も戴冠している。海外では[[アメリカン・レスリング・アソシエーション|AWA]]の[[AWA世界ヘビー級王座]]も戴冠している。ハンセンの場合は新日本プロレスのIWGPヘビー級王座とIWGPタッグ王座、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座とGHCタッグ王座は戴冠していない(これらのうちIWGPヘビー級王座のみ挑戦したことがある)。
** [[スタン・ハンセン]]が、新日本プロレスのNWFヘビー級王座、全日本プロレスの王座統一前のシングル王座(PWFヘビー級王座、[[インターナショナル・ヘビー級王座]]、[[ユナイテッド・ナショナル・ヘビー級王座|UNヘビー級王座]])及びタッグ王座(インターナショナル・タッグ王座、[[PWF世界タッグ王座]])全てに加え、王座統一後の三冠ヘビー級王座と世界タッグ王座も戴冠している。海外では[[アメリカン・レスリング・アソシエーション|AWA]]の[[AWA世界ヘビー級王座]]も戴冠している。ハンセンの場合は新日本プロレスのIWGPヘビー級王座とIWGPタッグ王座、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座とGHCタッグ王座は戴冠していない(これらのうちIWGPヘビー級王座のみ挑戦したことがある)。
** さらにさかのぼると、新日本プロレス、全日本プロレス、[[国際プロレス]]の3団体時代に、全日本プロレスのPWFヘビー級王座、UNヘビー級王座と国際プロレスの[[IWA世界ヘビー級王座]]を戴冠した[[ビル・ロビンソン]]の例がある。ロビンソンは新日本プロレス参戦時にNWFヘビー級王座にも挑戦しているが戴冠はならず、『メジャー王座完全制覇』は実現しなかった。なお、[[昭和]]時代に「新日本プロレス、全日本プロレス、国際プロレスの3団体中2団体のシングル王座戴冠」を果たしたのはロビンソンとハンセンだけである(長州の[[IWGP]]初戴冠は[[平成]]時代に入ってから)。
** さらにさかのぼると、新日本プロレス、全日本プロレス、[[国際プロレス]]の3団体時代に、全日本プロレスのPWFヘビー級王座、UNヘビー級王座と国際プロレスの[[IWA世界ヘビー級王座]]を戴冠した[[ビル・ロビンソン]]の例がある。ロビンソンは新日本プロレス参戦時にNWFヘビー級王座にも挑戦しているが戴冠はならず、『メジャー王座完全制覇』は実現しなかった。なお、[[昭和]]時代に「新日本プロレス、全日本プロレス、国際プロレスの3団体中2団体のシングル王座戴冠」を果たしたのはロビンソンとハンセンだけである(長州の[[IWGP]]初戴冠は[[平成]]時代に入ってから)。また、長州とハンセンは国際プロレスに参戦したことがないため、実際に三団体制覇の可能性があったのはロビンソンだけである
* ちなみに[[アメリカ合衆国|アメリカ]]では、[[1960年代]]から[[1980年代|80年代]]にかけて、[[NWA (プロレス)|NWA]]、AWA、WWWF(のちのWWF、[[WWE]])の各世界ヘビー級王座([[NWA世界ヘビー級王座]]、AWA世界ヘビー級王座、[[WWE王座 (世界ヘビー級)|WWWF世界ヘビー級王座]])が世界3大王座とされた。これらの王座のうち複数戴冠した選手は、[[バディ・ロジャース]](NWA、WWWF)、[[ジン・キニスキー]](NWA、AWA)、[[リック・フレアー]](NWA、WWF)の3人である。3王座全て戴冠した選手は存在しない。
* ちなみに[[アメリカ合衆国|アメリカ]]では、[[1960年代]]から[[1980年代|80年代]]にかけて、[[NWA (プロレス)|NWA]]、AWA、WWWF(のちのWWF、[[WWE]])の各世界ヘビー級王座([[NWA世界ヘビー級王座]]、AWA世界ヘビー級王座、[[WWE王座 (世界ヘビー級)|WWWF世界ヘビー級王座]])が世界3大王座とされた。これらの王座のうち複数戴冠した選手は、[[バディ・ロジャース]](NWA、WWWF)、[[ジン・キニスキー]](NWA、AWA)、[[リック・フレアー]](NWA、WWF)の3人である。3王座全て戴冠した選手は存在しない(このほか、AWA世界ヘビー級王座の初代王者である[[パット・オコーナー]]は同時期にNWA王者でもあった。ただし、これはNWAから分裂してAWAを創立したプロモーターが当時のNWA王者であったオコーナーを勝手にAWA王者に認定したもので、AWA側の「[[バーン・ガニア]]と防衛戦をやらなければAWA王座を剥奪する」という通告により王座剥奪となっているため、一般にオコーナーは複数戴冠とはみなされていない)
*プロレスリング・ノアの[[グローバル・オナード・クラウン|GHC]]が創設されたのは[[2001年]](平成13年)であり、[[闘魂三銃士]]や[[プロレス四天王]]以前の世代は既に引退している選手や、全盛期を終えている選手が多く、今後の戴冠は難しい。上記の[[小林邦昭]]などがその例である。
*プロレスリング・ノアの[[グローバル・オナード・クラウン|GHC]]が創設されたのは[[2001年]](平成13年)であり、[[闘魂三銃士]]や[[プロレス四天王]]以前の世代は既に引退している選手や、全盛期を終えている選手が多く、今後の戴冠は難しい。上記の[[小林邦昭]]などがその例である。
*現在、他団体が開催しているリーグ戦としては、ZERO1の[[火祭り (ZERO1)|火祭り]](シングルのリーグ戦で、2001年(平成13年)より開催)や[[大日本プロレス]]の[[一騎当千 (大日本プロレス)|一騎当千]](シングルのリーグ戦で、[[2011年]](平成23年)より開催)、[[大日本最侠タッグリーグ戦]](タッグのリーグ戦で、[[1999年]](平成11年)より開催<ref>ただし、[[2004年]](平成16年)から[[2008年]](平成20年)は、開催を休止している。</ref>)、[[DDTプロレスリング]]の[[D王 GRAND PRIX]](シングルのリーグ戦で、2018年(平成30年)より開催)などが挙げられる。[[DRAGON GATE]]のシングルの大会である[[KING OF GATE]]([[2005年]](平成17年)より開催<ref>ただし、2009年(平成21年)は、開催を休止している。</ref>)は、大半の大会は勝ち残り式トーナメントで行なわれているが、[[2016年]](平成28年)から2019年(令和元年)の4大会はリーグ戦を採用している。
*現在、他団体が開催しているリーグ戦としては、ZERO1の[[火祭り (ZERO1)|火祭り]](シングルのリーグ戦で、2001年(平成13年)より開催)や[[大日本プロレス]]の[[一騎当千 (大日本プロレス)|一騎当千]](シングルのリーグ戦で、[[2011年]](平成23年)より開催)、[[大日本最侠タッグリーグ戦]](タッグのリーグ戦で、[[1999年]](平成11年)より開催<ref>ただし、[[2004年]](平成16年)から[[2008年]](平成20年)は、開催を休止している。</ref>)、[[DDTプロレスリング]]の[[D王 GRAND PRIX]](シングルのリーグ戦で、2018年(平成30年)より開催)などが挙げられる。[[DRAGON GATE]]のシングルの大会である[[KING OF GATE]]([[2005年]](平成17年)より開催<ref>ただし、2009年(平成21年)は、開催を休止している。</ref>)は、大半の大会は勝ち残り式トーナメントで行なわれているが、[[2016年]](平成28年)から2019年(令和元年)の4大会はリーグ戦を採用している。

2021年8月8日 (日) 10:22時点における版

メジャー完全制覇(めじゃーかんぜんせいは)は、日本プロレス界において、俗にメジャー団体と呼ばれる新日本プロレス全日本プロレスプロレスリング・ノアの3団体[1]が管轄する、ヘビー級またはジュニアヘビー級の王座を全て獲得したグランドスラムを指す俗称

概要

2008年9月6日佐々木健介がプロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座を戴冠し、新日本プロレスのIWGPヘビー級王座と全日本プロレスの三冠ヘビー級王座に続き、史上初のメジャー3大シングル王座を獲得したことで、試合中継やスポーツ新聞にて『メジャー完全制覇』『グランドスラム達成』と呼ばれるようになったのが始まりである[2][3]

2009年3月14日高山善廣が三冠ヘビー級王座を戴冠し、史上2人目のメジャー3大シングル王座完全制覇と、既に獲得していた全日本プロレスの世界タッグ王座、プロレスリング・ノアのGHCタッグ王座、新日本プロレスのIWGPタッグ王座と合わせて、史上初のシングル王座・タッグ王座のメジャー完全制覇を果たした[4]

『メジャー完全制覇』はあくまでも俗称であるため、その範囲が「シングル王座のみ達成」「シングル王座・タッグ王座の両方で達成」など定まっておらず、タッグ王座のみ達成しても呼ばれない場合がある。また、達成報酬や称号が与えられることは無く、スポーツ新聞の見出しや一部ウェブサイトの記事になる程度である。

ヘビー級王座

カッコはリーグ戦の旧称

管轄団体 シングル王座(単) タッグ王座(複)
新日本プロレス IWGP世界ヘビー級王座
IWGPヘビー級王座
IWGPタッグ王座
全日本プロレス 三冠ヘビー級王座 世界タッグ王座
プロレスリング・ノア GHCヘビー級王座 GHCタッグ王座

歴代達成者

シングル王座・タッグ王座

史上初、シングル王座とタッグ王座でメジャー完全制覇を達成した[4]。この他、2002年に新日本プロレスで復活したNWFヘビー級王座、全日本プロレスのアジアタッグ王座を戴冠している。
単/複 王座 初戴冠日 初戴冠時の
所属団体
パートナー
IWGPヘビー級王座 2003年05月02日 フリー -
三冠ヘビー級王座 2009年03月14日
GHCヘビー級王座 2002年09月07日
IWGPタッグ王座 2004年02月01日 鈴木みのる
世界タッグ王座 1999年07月23日 全日本プロレス 大森隆男
GHCタッグ王座 2001年12月09日 フリー

シングル王座

プロレス界で初めて、シングル王座のメジャー完全制覇を達成した[2]。タッグ王座も含めた完全制覇まで、全日本プロレスの世界タッグ王座を残すのみとなっていたが一度も挑戦することなく、2014年2月11日をもって現役引退。なお、全日本プロレスのアジアタッグ王座を戴冠しているため、変則的ではあるが3団体のシングル王座とタッグ王座を制覇している。
単/複 王座 初戴冠日 初戴冠時の
所属団体
パートナー
IWGPヘビー級王座 1997年08月31日 新日本プロレス -
三冠ヘビー級王座 2007年08月26日 健介オフィス
GHCヘビー級王座 2008年09月06日
IWGPタッグ王座 1990年11月01日 新日本プロレス 馳浩
世界タッグ王座 未戴冠
GHCタッグ王座 2009年09月21日 健介オフィス 森嶋猛
2021年にGHCヘビー級王座を戴冠した事で達成。58歳1ヶ月での戴冠は3大王座を通じて史上最高齢。また、武藤は王座を管理する3団体全てに専属選手として入団・所属経験を持つ[5]
単/複 王座 初戴冠日 初戴冠時の
所属団体
パートナー
IWGPヘビー級王座 1995年05月03日 新日本プロレス -
三冠ヘビー級王座 2001年06月08日
GHCヘビー級王座 2021年02月12日 フリー
IWGPタッグ王座 1987年03月20日 新日本プロレス 越中詩郎
世界タッグ王座 2001年10月22日 太陽ケア
GHCタッグ王座 未戴冠

達成に近い選手

※シングル王座を2つ戴冠している選手のみ記載

選手 IWGP
ヘビー
三冠
ヘビー
GHC
ヘビー
IWGP
タッグ
世界
タッグ
GHC
タッグ
永田裕志 -
鈴木みのる -
小島聡 - -
秋山準 - -
潮崎豪 - -
グレート・ムタ - - -

引退により未達成

選手 IWGP
ヘビー
三冠
ヘビー
GHC
ヘビー
IWGP
タッグ
世界
タッグ
GHC
タッグ
橋本真也 - - -
三沢光晴 - -
小橋建太 - -
田上明 - - -
天龍源一郎 - -
ベイダー -

ジュニアヘビー級王座

管轄団体 シングル王座(単) タッグ王座(複)
新日本プロレス IWGPジュニアヘビー級王座 IWGPジュニアタッグ王座
全日本プロレス 世界ジュニアヘビー級王座 -
プロレスリング・ノア GHCジュニアヘビー級王座 GHCジュニアヘビー級タッグ王座

歴代達成者

シングル王座・タッグ王座

ジュニアヘビー級で初めて、シングル王座とタッグ王座でメジャー完全制覇を達成した[6]。この他、全日本プロレスのアジアタッグ王座を戴冠している。
単/複 王座 初戴冠日 初戴冠時の
所属団体
パートナー
IWGPジュニアヘビー級王座 2000年10月29日 新日本プロレス
フリー
-
世界ジュニアヘビー級王座 2011年01月02日
GHCジュニアヘビー級王座 2019年03月10日
IWGPジュニアタッグ王座 2000年06月25日 格闘探偵団バトラーツ 金本浩二
GHCジュニアヘビー級タッグ王座 2018年03月11日 フリー 小川良成

シングル王座

ジュニアヘビー級で初めて、シングル王座のメジャー完全制覇を達成した[7]。タッグ王座も含めた完全制覇まで、新日本プロレスのIWGPジュニアタッグ王座を残すのみとなっている。この他、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座GHCタッグ王座GHC無差別級王座を戴冠している。
単/複 王座 初戴冠日 初戴冠時の
所属団体
パートナー
IWGPジュニアヘビー級王座 2010年01月04日 プロレスリング・ノア -
世界ジュニアヘビー級王座 2008年09月28日
GHCジュニアヘビー級王座 2001年12月09日
IWGPジュニアタッグ王座 未戴冠
GHCジュニアヘビー級タッグ王座 2003年07月16日 プロレスリング・ノア KENTA

達成に近い選手

※シングル王座を2つ戴冠している選手のみ記載

選手 IWGP
Jr.ヘビー
世界
Jr.ヘビー
GHC
Jr.ヘビー
IWGP
Jr.タッグ
GHC
Jr.タッグ
金丸義信 -
石森太二 -
ケンドー・カシン - -
ケニー・オメガ - -
高岩竜一 - -
鈴木鼓太郎 - -
小川良成 - -
中嶋勝彦 - - -
近藤修司 - - -
ウルティモ・ドラゴン - - -

引退により未達成

選手 IWGP
Jr.ヘビー
世界
Jr.ヘビー
GHC
Jr.ヘビー
IWGP
Jr.タッグ
GHC
Jr.タッグ
小林邦昭 - - -
獣神サンダー・ライガー -

ヘビー級リーグ戦

※カッコはリーグ戦の旧称

主催団体 シングルリーグ戦(単) タッグリーグ戦(複)
新日本プロレス G1 CLIMAX WORLD TAG LEAGUE
SUPER GRADE TAG LEAGUEG1 TAG LEAGUE
全日本プロレス チャンピオン・カーニバル 世界最強タッグ決定リーグ戦
プロレスリング・ノア N-1 VICTORY
グローバル・リーグ戦GLOBAL LEAGUE
GLOBAL TAG LEAGUE
グローバル・タッグ・リーグ戦

歴代達成者

単/複 リーグ戦 初制覇日 初制覇時の
所属団体
パートナー
G1 CLIMAX 2001年08月12日 新日本プロレス -
チャンピオン・カーニバル 2011年04月13日
グローバル・リーグ戦 2013年11月10日
G1 TAG LEAGUE 2000年11月30日 飯塚高史
世界最強タッグ決定リーグ戦 未制覇
グローバル・タッグ・リーグ戦 未制覇

達成に近い選手

※シングルリーグ戦を2つ制覇している選手のみ記載

選手 新日本
(単)
全日本
(単)
ノア
(単)
新日本
(複)
全日本
(複)
ノア
(複)
小島聡 - -
武藤敬司 - -
鈴木みのる - - -
丸藤正道 - - -

引退により未達成

選手 新日本
(単)
全日本
(単)
ノア
(単)
新日本
(複)
全日本
(複)
ノア
(複)
佐々木健介 - - - -

ジュニアヘビー級リーグ戦

※カッコはリーグ戦の旧称

主催団体 シングルリーグ戦(単) タッグリーグ戦(複)
新日本プロレス BEST OF THE SUPER Jr.
TOP OF THE SUPER Jr.
SUPER Jr. TAG LEAGUE
全日本プロレス Jr. BATTLE OF GLORY
ジュニアヘビー級リーグ戦JUNIOR HYPER LEAGUE
Jr. TAG BATTLE OF GLORY
ジュニアタッグリーグ戦JUNIOR HYPER TAG LEAGUE
プロレスリング・ノア GLOBAL Jr. LEAGUE
ジュニア・ヘビー級リーグ戦グローバル・ジュニア・ヘビー級リーグ戦
GLOBAL Jr. TAG LEAGUE
日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦

歴代達成者

該当選手なし

達成に近い選手

※シングルリーグ戦を2つ制覇している選手のみ記載

選手 新日本
(単)
全日本
(単)
ノア
(単)
新日本
(複)
全日本
(複)
ノア
(複)
鈴木鼓太郎 - -

その他

  • 全日本プロレスの三冠ヘビー級王座創設(1989年(平成元年)4月18日)以前に日本国内の複数団体のシングル王座を戴冠した例は3例(ただし、三大メジャー団体の源流に当たる日本プロレスを含む例はあまりにも多いため除く。なお、下記3例のいずれも日本プロレスでの戴冠は達成していない)。
    • 長州力が、新日本プロレスのIWGPヘビー級王座とIWGPタッグ王座、全日本プロレスの王座統一前のPWFヘビー級王座インターナショナル・タッグ王座を戴冠している。長州の場合は王座統一後の三冠ヘビー級王座と世界タッグ王座、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座とGHCタッグ王座には挑戦していない。
    • スタン・ハンセンが、新日本プロレスのNWFヘビー級王座、全日本プロレスの王座統一前のシングル王座(PWFヘビー級王座、インターナショナル・ヘビー級王座UNヘビー級王座)及びタッグ王座(インターナショナル・タッグ王座、PWF世界タッグ王座)全てに加え、王座統一後の三冠ヘビー級王座と世界タッグ王座も戴冠している。海外ではAWAAWA世界ヘビー級王座も戴冠している。ハンセンの場合は新日本プロレスのIWGPヘビー級王座とIWGPタッグ王座、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座とGHCタッグ王座は戴冠していない(これらのうちIWGPヘビー級王座のみ挑戦したことがある)。
    • さらにさかのぼると、新日本プロレス、全日本プロレス、国際プロレスの3団体時代に、全日本プロレスのPWFヘビー級王座、UNヘビー級王座と国際プロレスのIWA世界ヘビー級王座を戴冠したビル・ロビンソンの例がある。ロビンソンは新日本プロレス参戦時にNWFヘビー級王座にも挑戦しているが戴冠はならず、『メジャー王座完全制覇』は実現しなかった。なお、昭和時代に「新日本プロレス、全日本プロレス、国際プロレスの3団体中2団体のシングル王座戴冠」を果たしたのはロビンソンとハンセンだけである(長州のIWGP初戴冠は平成時代に入ってから)。また、長州とハンセンは国際プロレスに参戦したことがないため、実際に三団体制覇の可能性があったのはロビンソンだけである。
  • ちなみにアメリカでは、1960年代から80年代にかけて、NWA、AWA、WWWF(のちのWWF、WWE)の各世界ヘビー級王座(NWA世界ヘビー級王座、AWA世界ヘビー級王座、WWWF世界ヘビー級王座)が世界3大王座とされた。これらの王座のうち複数戴冠した選手は、バディ・ロジャース(NWA、WWWF)、ジン・キニスキー(NWA、AWA)、リック・フレアー(NWA、WWF)の3人である。3王座全て戴冠した選手は存在しない(このほか、AWA世界ヘビー級王座の初代王者であるパット・オコーナーは同時期にNWA王者でもあった。ただし、これはNWAから分裂してAWAを創立したプロモーターが当時のNWA王者であったオコーナーを勝手にAWA王者に認定したもので、AWA側の「バーン・ガニアと防衛戦をやらなければAWA王座を剥奪する」という通告により王座剥奪となっているため、一般にオコーナーは複数戴冠とはみなされていない)。
  • プロレスリング・ノアのGHCが創設されたのは2001年(平成13年)であり、闘魂三銃士プロレス四天王以前の世代は既に引退している選手や、全盛期を終えている選手が多く、今後の戴冠は難しい。上記の小林邦昭などがその例である。
  • 現在、他団体が開催しているリーグ戦としては、ZERO1の火祭り(シングルのリーグ戦で、2001年(平成13年)より開催)や大日本プロレス一騎当千(シングルのリーグ戦で、2011年(平成23年)より開催)、大日本最侠タッグリーグ戦(タッグのリーグ戦で、1999年(平成11年)より開催[8])、DDTプロレスリングD王 GRAND PRIX(シングルのリーグ戦で、2018年(平成30年)より開催)などが挙げられる。DRAGON GATEのシングルの大会であるKING OF GATE2005年(平成17年)より開催[9])は、大半の大会は勝ち残り式トーナメントで行なわれているが、2016年(平成28年)から2019年(令和元年)の4大会はリーグ戦を採用している。

脚注

  1. ^ 【新日本プロレス】“32年ぶりのオールスター戦”『ALL TOGETHER』! - スポーツナビ 2020年6月11日
  2. ^ a b 健介が森嶋に激勝! GHC奪取で3大メジャーを完全制覇=ノア - スポーツナビ 2008年9月7日
  3. ^ 佐々木健介、前人未到の3大メジャー全制覇。 - Number Web 2008年9月25日
  4. ^ a b 高山メジャー3団体単複全冠制覇/全日本 - 日刊スポーツ 2009年3月15日
  5. ^ 三冠ヘビー級王座、GHCヘビー級王座獲得時点では所属外選手で、全日本、ノアいずれも王座戴冠後に入団している。
  6. ^ 田中稔「業界全体に響き渡る」初GHCジュニア王座 - 日刊スポーツ 2019年3月11日
  7. ^ 丸藤 三沢さんにささげる3団体ジュニア制覇 - スポーツニッポン 2010年1月5日
  8. ^ ただし、2004年(平成16年)から2008年(平成20年)は、開催を休止している。
  9. ^ ただし、2009年(平成21年)は、開催を休止している。