「2006 日本女子サッカーリーグ」の版間の差分

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2006年10月21日 (土) 01:50時点における版


2006 日本女子サッカーリーグ(mocなでしこリーグ)は、2006年5月から11月まで開催。この年から外食およびブライダル産業を営むモック(moc)と3年間のスポンサー契約を結んだためリーグの略称が「mocなでしこリーグ」となり、ユニフォームの袖につけるワッペンや試合会場での看板等も変更されたが、会場に掲揚されるリーグ旗はL・リーグ時代のものが引き続き使用された。

18シーズン目となるこの大会は、1部リーグ(ディビジョン1)には2部リーグ(ディビジョン2)から昇格のINACレオネッサを加えた8チーム、ディビジョン2はディビジョン1から降格のバニーズ京都スポーツクラブ(宝塚バニーズレディースサッカークラブ改め)と新規参入の福岡J・アンクラスを加えた8チームで編成された。

この年は4月にAFC U-19女子選手権マレーシア2006(兼「FIFA U-20女子ワールドカップ ロシア2006」(8月開催)アジア予選)、7月に2006 AFC女子アジアカップ(兼2007 FIFA女子ワールドカップアジア地区予選)、8月になでしこリーグオールスター、11月に1部7位と2部2位との入れ替え戦、12月に第15回アジア競技大会カタールドーハ)および全日本女子サッカー選手権大会と多くの試合が予定されたため、ディビジョン1については日程の調整が難航。そのため前年に行った3回戦総当たりをやめ、2回戦総当たりの「レギュラーリーグ」と、その結果により上位と下位の各4チームずつ1回戦総当たりの「プレーオフ」に変更となった。

ディビジョン2については前年と同様8チームによる3回戦総当たりであり且つチーム数が増えたため、第61回国民体育大会のじぎく兵庫国体」夏季・秋季大会の関係で10月初めのみ中断したものの、2006 FIFAワールドカップの行われていた期間にも試合が開催された。

またシーズン前には前年と同じく「なでしこスーパーカップ」が行われたほか、8月末には「なでしこリーグオールスター」を開催。1996年の「第4回バレンタインサッカーフェスティバル L・リーグオールスター戦」以来の開催となった。

選手動向では浦和レッドダイヤモンズ・レディースTASAKIペルーレFCから柳田美幸が移籍し、山郷のぞみ安藤梢とともにプロ選手契約を結んだ。またかつてスペランツァF.C.高槻に下部組織所属選手としてL・リーグ出場経験のあった阪口夢穂TASAKIペルーレFCへ、同じく上辻佑実東京電力女子サッカー部マリーゼに入団。所属チームの事情により1年間の空白を経ての復活であったが、ともに戦力として活躍した。一方、伊賀フットボールクラブくノ一では宮本ともみが産休・育休から復帰したものの、宮﨑有香東京電力女子サッカー部マリーゼへ、原歩INACレオネッサへと主力の流出が影響した。

9月には窪田飛鳥アメリカのアマチュアトップリーグ「Women's Premier Soccer League(WPSL)」の「カリフォルニアストーム・オブ・サクラメント(California Storm of Sacramento)」から浦和レッドダイヤモンズ・レディースへ加入し、ベレーザに所属していた2004年シーズン以来の日本復帰となった。

なおこの年も日テレ・ベレーザが6月18日の東京電力女子サッカー部マリーゼひたちなか市総合運動公園陸上競技場)で「有料試合」(小学生以上・前売り700円、当日800円)で行われたほか、浦和レッドダイヤモンズ・レディース(高校生以上1000円)とアルビレックス新潟レディース(前売り大人800円・小中高生300円、当日大人1000円・小中高生500円)がすべてのホームゲームを有料とした。


この年も「なでしこリーグ表彰式」がサポーターを招待して行われ、また「サポーターが選ぶMVP」の投票もインターネットの公式ホームページにより行われ、表彰された。

大会概要

  • 開催期間:2006年5月21日‐11月5日
  • なでしこリーグディビジョン1(1部)
8チームによる2回戦総当たりのレギュラーリーグを行い、その順位に基づき上位と下位各4チームずつによる1回戦総当たりのプレーオフ。
  • なでしこリーグディビジョン2(2部)
8チームによる3回戦総当たり。
  • 入れ替え
1部の最下位チームと2部の1位チームは翌シーズン自動入れ替え、1部7位と2部2位は入れ替え戦(1試合)の結果により勝者が1部、敗者が2部に所属となる。
  • 選手登録
日本サッカー協会に登録している選手で25名まで。うち「下部組織チーム」から5名まで登録することができる。外国籍選手は5名まで登録、3名まで出場できる。
  • 試合時間
90分(45分ハーフ)。90分以内で勝敗が決しない場合は引き分けとする。
  • 順位
勝ち点(勝利3点、引分1点、敗戦0点)の多いチームを上位とし、勝ち点の合計が同じ場合は以下の順序で順位を決める。
  1. 全試合の得失点差
  2. 全試合の総得点数
  3. 直接対決の成績(1.勝ち点2.得失点差)
  4. 順位決定戦(必要な場合のみ)
なおディビジョン1はレギュラーシーズンが終了した時点の順位により上位と下位の各プレーオフを実施し、上位プレーオフの1~4位は総合順位の1~4位、下位プレーオフの1~4位は総合順位の5~8位となる。

参加チーム

なでしこリーグ ディビジョン1(1部)

なでしこリーグ ディビジョン2(2部)

成績

○:勝利 △:引き分け ●:敗戦

なでしこリーグ ディビジョン1(1部)

レギュラーリーグ

  • 開催期間:2006年5月21日‐10月15日
順位 チーム 日テレ 浦和 TASAKI 湯郷 伊賀 高槻 TEPCO INAC 勝点 勝利 引分 敗戦
1位 日テレ・ベレーザ ---- △1-1
○3-0
○3-1
●1-2
○4-0
○2-0
○5-1
○6-0
○4-0
○5-1
○2-0
○2-1
○8-1
△3-3
35 11 2 1
2位 浦和レッズ・レディース △1-1
●0-3
---- ○2-1
●0-1
○2-1
○3-1
○3-1
○2-0
△1-1
○1-0
○1-0
○5-0
○2-1
○3-2
32 10 2 2
3位 TASAKIペルーレFC ●1-3
○2-1
●1-2
○1-0
---- ○1-0
△1-1
○1-0
○3-0
○3-1
○4-1
△1-1
△3-3
○5-1
○1-0
30 9 3 2
4位 岡山湯郷Belle ●0-4
●0-2
●1-2
●1-3
●0-1
△1-1
---- ○2-0
○1-0
○2-1
○2-1
△2-2
○2-0
○1-0
○2-0
23 7 2 5
5位 伊賀フットボールクラブ
くノ一
●1-5
●0-6
●1-3
●0-2
●0-1
●0-3
●0-2
●0-1
---- ●1-5
○2-0
○1-0
○2-0
○1-0
△0-0
13 4 1 9
6位 スペランツァF.C.高槻 ●0-4
●1-5
△1-1
●0-1
●1-3
●1-4
●1-2
●1-2
○5-1
●0-2
---- ●0-1
△1-1
○2-1
△2-2
9 2 3 9
7位 TEPCOマリーゼ ●0-2
●1-2
●0-1
●0-5
△1-1
△3-3
△2-2
●0-2
●0-1
●0-2
○1-0
△1-1
---- △1-1
●2-4
8 1 5 8
8位 INACレオネッサ ●1-8
△3-3
●1-2
●2-3
●1-5
●0-1
●0-1
●0-2
●0-1
△0-0
●1-2
△2-2
△1-1
○4-2
---- 7 1 4 9

プレーオフ上位リーグ

  • 開催期間:2006年10月22日‐11月5日

プレーオフ下位リーグ

  • 開催期間:2006年10月22日‐11月5日

総合順位

なでしこリーグ ディビジョン2(2部)

  • 開催期間:2006年5月21日‐11月5日

なでしこリーグ入れ替え戦

  • 日時:2006年11月11日(土) 13:00
  • 会場:江戸川区陸上競技場
  • 対戦:(ディビジョン1・7位)対(ディビジョン2・2位)
  • 勝敗の決定:90分(前後半各45分)で行い、勝敗が決しない場合以下の順序で決する。
    • (1)20分間(前後半10分間)の延長戦
    • (2)PK方式(各5人ずつ、決着がつかない場合は6人目以降一人ずつで勝敗が決するまで)

個人成績

なでしこリーグ ディビジョン1(1部)

  • 最優秀選手:
  • 最多得点:
  • 新人賞:
  • 敢闘賞:
  • 優秀監督賞:

なでしこリーグ ディビジョン2(2部)

  • 最優秀選手:

ベストイレブン

  • GK:
  • DF:
  • MF:
  • FW:

サポーターが選ぶMVP

(参考記録)

  • 第1位:票
  • 第2位:票
  • 第3位:票

関連項目