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2008年10月29日 (水) 14:09時点における版

稲村 利幸(いなむら としゆき、1935年10月29日 - )は、日本政治家。元自由民主党衆議院議員(8期)。

経歴

政歴

巨額脱税事件

  • 1987年6月頃から、仕手集団「光進」の小谷光浩代表らによる国際航業株買い占め、乗っ取り攻防が発生。当時の金融緩和政策を背景に、国際航業元役員らの株価急騰に便乗した株売買、不正融資、売却益の脱税が行われる。当時環境庁長官だった稲村も仕手戦に参入。長官室や公用車の電話を使い、年間三百数十回もの株式投資、株売買を繰り返す。「光進」は一時国際航業の経営権を握る。稲村は小谷から仕手情報を入手し、値上がり確実な状況で国際航業株を小谷と相対取引、税金の還付請求も行い、総額約28億円の利益を得た。
  • 1990年 株取引で得た利益約28億円の所得を隠し、17億円を脱税した容疑で東京地方検察庁特捜部の取調べを受ける。
  • 1990年12月 在宅のまま起訴される。
  • 1991年1月 議員辞職。
  • 1997年7月4日 最高裁判所の上告審で懲役3年、罰金3億円の有罪が確定。
  • 現在 既に刑期を終え出所している。政界には関わっていない。

著書

  • 『熱き涙節度ある自由 一議員の体験的人生論 』 1983年1月 新財経研究会
先代
森美秀
環境庁長官
1986 - 1987
次代
堀内俊夫