コンテンツにスキップ

ビーカー (マペット)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビーカー
マペット・ショーのキャラクター
ビーカー(左)
初登場 1977
作者 ジム・ヘンソン
リチャード・ハント (1977–1991)
スティーヴ・ホイットマイア (1992–2016)
デヴィッド・ラッドマン (2017–present)
詳細情報
性別 男性
テンプレートを表示

ビーカー(Beaker)はテレビ番組『マペット・ショー』に登場する科学者である。

概要

[編集]

ブンゼンの助手。とても恥ずかしがり屋な性格。マペット・ショーの第202話(1978年頃)で初登場[1]。マペット・ラボにおいてはブンゼンの科学実験で手助けをしているとき、実験失敗で助手だけがトラブルに巻き込まれることが多い。ミュージカルパフォーマーとしても活躍し、シェフとアニマルで『ダニー・ボーイ』、『ハバネラ』を歌ったりしている。ソロでは『愛のフィーリング』と『ダスト・イン・ザ・ウィンド』を歌ったことがある。

1984年、ブンゼンとビーカーはテレビアニメ『マペット・ベイビーズ』に登場。ブンゼンの声はハウイー・マンデルとデイブ・クーリエが担当し、ビーカーの声はフランク・ウェルカーが担当した。ここでは彼の可愛い姿が描かれており、科学実験はもちろんのこと、暗所恐怖症だったり、ミーミーのうたを歌ったりなど、様々な役柄が見られた。

1992年にはビーカー役を務めていたリチャード・ハントが死去し、スティーヴ・ホイットマイアが後任となった。現在はデイヴィッド・ラドマンが務めている。

2011年に公開された映画「ザ・マペッツ」では、サム、ロルフ、リンクとともに「スメルズ・ライク・ティーン・スピリッツ」をアカペラで披露。これはディズニーがマペット作品を家族向け作品と位置付けていた関係で、ビーカーが一部の楽曲に「ミーミーミーミー」と歌うという重要な役柄を持っていた[2]

アメリカ合衆国で行われた「Muppet Show Live」では、ケビン・クラッシュが担当した。スティーヴ・ホイットマイアはこのとき、カーミットを操演していた。「ザ・ゲーム・アワード2019」では、ラドマンがスケジュールの都合に間に合わず、ピーター・リンツが務めた。

日本語吹替

[編集]

太字は専属声優

担当声優 担当作品
山田俊司 マペットの夢みるハリウッドLD版)
マペット・ショー
山寺宏一 マペットのクリスマス・キャロル
高木渉 マペットの宝島
小形満 マペットの夢みるハリウッドDisney+版)
マペット放送局
ゴンゾ宇宙に帰る
マペットのメリー・クリスマス
マペットのオズの魔法使い
ザ・マペッツ
他多数

脚注

[編集]
  1. ^ Shemin, Craig (2014). Disney's The Muppets Character Encyclopedia. New York: DK Publishing. p. 23. ISBN 9781465417480 
  2. ^ Gross, Terri. “The Muppet Fans Who Made 'The Muppets' Movie”. Fresh Air. National Public Radio. December 6, 2011時点のオリジナルよりアーカイブDecember 7, 2011閲覧。