iCab

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
iCab
作者 Alexander Clauss
初版 1999年
最新版 5.8.3 / 2017年3月17日
対応OS Mac OS X v10.7以降
使用エンジン WebKit
対応言語 10 言語
サポート状況 開発中
種別 ウェブブラウザ
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト http://icab.de/
テンプレートを表示

iCab(アイキャブ)は、Alexander Claussが開発する、Classic Mac OS及びmacOS向けのウェブブラウザである。 ナグウェアとなっており、登録をおこなっていない場合は、Pro版への更新を定期的に要求される。

歴史[編集]

元々は、同氏がAtari ST向けに開発したCrystal Atari Browser (CAB) というウェブブラウザをMacintoshに移植したものであり[1]、独自のレンダリングエンジンを搭載していた。

当初はCSSDOMなどのウェブ標準技術に対応していなかったが、iCab 3.0にてCSS 2及びUnicodeをサポートした。

iCab 4.0以降はレンダリングエンジンがWebKitに置き換えられ、Safariと同等のレンダリング能力を得た。 そのため現在のiCabは、Crystal Atari Browserと全くの別物である。

2009年6月7日、iCab 4.6はAcid3を100/100で通過した初めてのウェブブラウザとなった。 なお、Safari 4はその翌日にリリースされたにもかかわらず、Acid3を初めて100/100で通過した正式版のウェブブラウザとされている。

バージョン[編集]

iCab 2.x[編集]

開発は既に終了したが、ダウンロードや登録を行うことは可能である。

最終版のiCab 2.9.9では、Mac OS 7.5〜9.2.2、68k版のMacintoshに対応する。

iCab 3.x[編集]

開発は既に終了したが、ダウンロードや登録を行うことは可能である。

Mac OS Xに対応した初めてのiCabである。 Universal Binary化されることにより、Intel Macにも対応した。

レンダリングエンジンでは、CSS 2及びUnicodeをサポートした。

最終版のiCab 3.0.5では、Mac OS 8.5〜9.2.2、Mac OS X 10.1.5〜10.5.x(PowerPC版・Intel版)に対応する。

iCab 4.x[編集]

2012年7月現在、iCab 4の開発は継続されている。

ソースコードCocoa API を用いて書き直されたほか、レンダリングエンジンWebKitに置き換えられた。

2012年6月現在、最新版のiCab 4.9では、Mac OS X 10.3.9〜10.4.x(PowerPC版・Intel版)に対応する。

iCab 5.x[編集]

2018年3月現在の最新版となる。

OS X Mountain Lion以降のGatekeeperに対応する署名が追加されている。

2017年3月にリリースされた、最新版の5.8.3では、Mac OS X Lion 10.7〜macOS Sierra 10.12.xに対応する。

iCab Mobile[編集]

iCab Mobile
作者 Alexander Clauss
初版 2009年
最新版 9.10.7 / 2018年3月17日
プログラミング言語 Objective-C
対応OS iOS 7.0以降
使用エンジン WebKit
サイズ 5.6MB
対応言語 12 言語
サポート状況 開発中
種別 ウェブブラウザ
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト http://www.icab-mobile.de/
テンプレートを表示

iCab Mobile(アイキャブ・モバイル)は、Alexander Claussが開発する、iOS向けのウェブブラウザである。 ユニバーサルアプリとなっており、iPhone/iPod touch/iPadに対応する。

Mobile Safariでは行えないような幅広いカスタマイズや、様々なウェブアプリやiOSアプリとの連携が特徴的である。

かつては独自のヘッダを加えたJavaScriptベースのユーザーによるエクステンションをWebページ上からインストールすることができた。

外部リンク[編集]

参照[編集]

  1. ^ ベクターソフトニュース - iCab プレビュー版