この記事は半保護されています。(半保護の方針による半保護)

ウェブ標準

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ウェブ標準(ウェブひょうじゅん)とは、W3Cが勧告しているWWW関連の規格のことである。

ウェブ標準の必要性

特にウェブサイト製作に関わるHTMLCSSDOMWCAG等のことを言う。インターネットを用いたWWWという情報空間で情報交換を行うためには共通の言語を用いる必要がある。また、あらゆる人間が等しくWWWを活用するためには、そこにある情報へのアクセシビリティを確保する必要もある。これらを実現するためには、ウェブ標準に準拠したウェブサイトを制作することが求められており、大手テレビ局や新聞社の公式サイトはすべて標準化の道を歩んでいる。現時点ではHTML5の準拠が強く求められており、Html5testの点数の競い合いともいえる状況になっている。

ウェブ標準の啓蒙が行われている背景

ウェブ標準の必要性で述べたようにウェブ標準に準拠したウェブサイトを作成することは必要であるといえる。しかし、1990年代末期、ウェブブラウザを作成していた各社がブラウザ戦争に勝利することを目的にHTMLを独自に拡張してしまった。そして、ウェブサイト制作者も特定のウェブブラウザだけでの閲覧を前提としたウェブサイトを制作しはじめてしまった。そのような風潮であったため、ウェブデザイナーですらウェブ標準を長らく定義できない膠着状態が続いた。

このような状況を打破するためにウェブスタンダードプロジェクトをはじめとする組織やウェブ標準が必要であると考える個人や団体によって、Acid3ほかの規格を伴うウェブ標準の啓蒙が行われていった。また、障害者高齢者の社会参入の障壁を取り除くためにバリアフリーの考え方が広まったことやはじめから障壁を作らないようにするユニバーサルデザインの流行も、ウェブ標準の啓蒙への一助になった。

ウェブ標準の定義の揺れ

2007年7月、ビジネス・アーキテクツの森田雄[注釈 1]はウェブ標準に厳密な定義はないと述べ[注釈 2]、時代に応じて変化していくと指摘している[1]

2017年現在、ウェブ標準の明確な定義はHTML5testをいかに満点に近づけるかといえる。

脚注

[ヘルプ]

注釈

  1. ^ 「出典」として用いたリソース掲載時の所属
  2. ^ 「出典」として用いたリソースには森田なりの定義も記載されている。

出典

  1. ^ 森田雄(ビジネス・アーキテクツ) (2007年7月27日). “ウェブ標準、それは状況や環境に左右されない情報伝達を実現するためのもの”. Web担当者Forum. インプレス. 2017年2月14日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク