FNN踊る大選挙戦

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FNN踊る大選挙戦
ジャンル 選挙特別番組
演出 佐竹正任
出演者 安藤優子
石原良純
高島彩 ほか
出演者を参照)
オープニング 松本晃彦作曲「MUROI」(番組冒頭)
松本晃彦作曲「RHYTHM AND POLICE」
エンディング 織田裕二「Love Somebody」
製作
プロデューサー 磯貝明徳
制作 フジテレビジョンFNN
放送
音声形式ステレオ
放送国・地域日本の旗 日本
FNN踊る大選挙戦2003
放送期間2003年11月9日
放送時間21:24 - 28:00
放送分396(6時間36)分
FNN踊る大選挙戦2004
放送期間2004年7月11日
放送時間21:24 - 28:00
放送分396(6時間36)分
FNN踊る大選挙戦2010
放送期間2010年7月11日
放送時間19:58 - 26:00
放送分362(6時間2)分

特記事項:
放送時間は、中断して放送される『すぽると!』を含む。
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FNN踊る大選挙戦』(エフエヌエヌ おどるだいせんきょせん)は、フジテレビFNN系列)の選挙特別番組

概要[編集]

フジテレビの大ヒット刑事ドラマ踊る大捜査線』風の演出を施している。同作品の名台詞「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ」から拝借した「選挙は現場で起きている!」をキャッチフレーズに、FNNの各ニュース番組取材陣が現場に赴き、選挙の様子を的確に伝えた。

2003年11月9日の第43回衆議院議員総選挙時には、21:24(以下、すべてJST)に番組の放送が開始された(バレー中継延長で予定より30分遅れて放送)。『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』の選挙版「選挙トリビア」(ナレーター・伊武雅刀)が登場し、民放1位の12.4%の高視聴率を獲得した。

2004年7月11日の第20回参議院議員通常選挙時からは、一部地域を除きFNSネットで放送されている『24 -TWENTY FOUR-』さながらのデジタル時計を携えた多画面分割中継にも挑戦、地上デジタル放送によるデータ放送も開始される。12.3%という民放随一の高視聴率をまたも叩き出した。

映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』の公開に合わせ、2010年7月11日の第22回参議院議員通常選挙時には選挙特別番組として6年ぶりにこのタイトルが復活する。しかし、前2回とは異なり選挙情勢のみを伝える単調な内容で、前年(2009年)の第45回衆議院議員総選挙時に放送された『FNNスーパー選挙2009 審判の日』との違いは見られず、第1部の視聴率は8.3%と急落した[1]

番組内容[編集]

  • 第1部
    • 出口調査による議席予測、当選確実速報、開票速報、当選者の喜びの声、各党・各選挙区の情勢、選挙ドキュメント、それらを踏まえた政界ご意見番の「明日の新聞予測」やゲストコメンテーターによる解説、CM前後の「選挙トリビア」など。
  • 第2部
    • 自民・民主など各党若手議員などによる討論会(キャスターは『報道2001』を参照)。
  • 第3部
    • 全国各地の選挙区や比例代表の当選者の残り1議席までの開票速報をおくる。キャスターは松尾紀子

出演者[編集]

2003年・2004年版[編集]

第1部キャスター
第2部キャスター
開票キャスター
政界ご意見番(政界スリーアミーゴス
コメンテーター
フィールドキャスター

ほか

2010年版[編集]

第1部
  • 総合キャスター
    • 安藤優子
    • 高島彩
  • 開票キャスター
  • コメンテーター
    • 木村太郎
第2部
  • 総合キャスター
  • 開票キャスター
    • 秋元優里
  • コメンテーター

ほか

放送時間[編集]

(以下、すべてJST

2003年衆院選
  • 2003年(平成15年)11月9日 21:24 - 翌4:00
    • 第1部 21:24 - 翌0:15
    • 第2部 翌0:30 - 翌2:20
    • 第3部 翌3:55 - 翌4:00
2004年参院選
  • 2004年(平成16年)7月11日 21:24 - 翌4:00
    • 第1部 21:24 - 翌0:15
    • 第2部 翌0:30 - 翌2:20
    • 第3部 翌3:55 - 翌4:00

※2004年7月11日の参議院選挙は、バレーボール・ワールドグランプリ録画中継の延長で当初予定の20:54より30分遅れて放送、第3部は予定より30分短縮された。

2010年参院選
  • 2010年(平成22年)7月11日 19:58 - 翌2:00

スタッフ[編集]

系列局での扱い[編集]

番組の一部を自社製作(ローカル)版に差し替えて放送。

2010年版

[2]

  • 北海道文化放送では、中島岳志を解説に据え、京谷和央松本裕子らが出演する『uhbスーパーニュース』をベースに製作、ローカルパートを他系列局よりも拡大(但し関西テレビ『踊る大選挙戦アンカースペシャル』未満のローカルパート)して番組内容を大幅に差し替えた。
  • 岡山放送では、萩原渉らが出演する『OHKスーパーニュース』をベースに製作。番組終盤に岡山・香川それぞれの選挙区の当選者が生出演(香川選挙区当選者は高松市内の四国支社スタジオからの中継)して、ゲストコメンテーターや解説担当記者とのミニ討論を行なった。

脚注[編集]

  1. ^ 選挙特番、視聴率民放トップは日テレ - 産経新聞、2010年7月12日
  2. ^ *[1]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

フジテレビFNN 選挙特別番組
前番組 番組名 次番組
FNN踊る大選挙戦
2003・2004
FNN踊る大選挙戦2010