Discord (ソフトウェア)

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Discord
Discord Color Text Logo.svg
開発元 Discord Inc.
初版 2015年3月6日(4年前) (2015-03-06
最新版 9.7.3(Android版)
3.1.5(iOS版)
対応OS Windows, macOS, Android, iOS, Linux(試験中)
対応言語 27言語
サポート状況 継続中
種別 VoIPインスタントメッセンジャー
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト https://discordapp.com
テンプレートを表示

Discord(ディスコード)とは、WindowsmacOSLinuxAndroidiOSWebブラウザで動作する、アメリカ合衆国で開発されているゲーマー向けの音声通話・VoIPフリーソフトウェアである。2018年5月16日時点で、ユーザー数が1億3000万人に達している[1]

概要[編集]

OpenFeint創設者のJason Citronが立ち上げたHammer&ChiselがモバイルMOBAゲーム「Fates Forever」をリリースした後、2015年5月にDiscordをリリースした。YouWebを通じて9人以上のインキュベーターから資金を調達した。SkypeTeamSpeakなどの他のVoIPソフトウェアの良いところを組み込んだ、低遅延の通信を目指して開発された。

Discordは、Twitchの人気ユーザーやStar Citizenのゲームコミュニティなど、eSportsとLANトーナメントのゲーマーによって普及していった。サービス名と同名の会社はOpenFeintの創設者Jason Citronによって設立された。

Discordは基本的なチャット機能を一通り搭載しており、Mumble等のVoIPと同じ、opusコーデックが採用されており低レイテンシのボイスチャット機能など、ゲーム中に使用するような仕組みが用意されている。2016年12月にはGameBridge APIを導入し、開発者がゲーム内にDiscordの機能を組み込めるようになった。

機能[編集]

チャットは2人または複数人のグループでの「ダイレクトメッセージ」(DM)や招待されたユーザーが参加する「サーバー」で行われる。サーバーは文章でのチャットを行う「テキストチャンネル」と呼ばれる場所と音声でのチャットを行う「ボイスチャンネル」と呼ばれる場所で構成される。 サーバーではメンバーに役職を割り当てることができ、役職ごとに「サーバーの管理」や「メッセージの管理」といった権限を設定することができる。

ビデオ通話と画面共有の機能が存在し、最大10人まで同時にDM経由で映像を配信することができる[2]。 また「Go Live」というゲームの配信機能も提供されており、ボイスチャンネル内で配信を行うことができる[3]

「Discord Nitro」という名称のサブスクリプションサービスが存在し、加入者にはアップロードできるファイルのサイズの上限の引き上げや画面共有における画質の向上などの特典が用意されている。

ゲーム販売[編集]

2018年10月にゲームストアのベータ版が全世界に解放され、同時にDiscord Nitroの加入者向けにPCゲームの無料配信も開始された[4][5]。当初はDiscord側が選択したゲームのみを販売していたが、2019年からは一般の開発者もゲームを販売できるようになった[6][7]。売り上げの90パーセントが開発者の取り分となり、Discordは残りの10パーセントを受け取る[6][7]

2019年10月15日をもってDiscord Nitro加入者へのゲームの配信を終了することが発表された[8][9]。加入者の大多数は提供されたゲームを遊んでいなかったという[8][9]。またゲームストアは2019年3月より段階的に縮小されており、アクセス不能になった[8]

脚注[編集]

  1. ^ Access Accepted第576回:ゲーマー向けの無料コミュニケ―ションツール「Discord」”. 4Gamer.net (2018年5月21日). 2019年9月18日閲覧。
  2. ^ 超便利チャットツール「Discord」にビデオチャット・デスクトップ配信機能が正式追加!【UPDATE】”. Game*Spark (2017年10月6日). 2019年9月18日閲覧。
  3. ^ Discordにて、手軽にゲーム配信が可能になる「Go Live」機能が本日より順次開放。細かな仕様をチェック”. AUTOMATON (2019年8月16日). 2019年9月18日閲覧。
  4. ^ チャットツールDiscordの「ゲームストア」がグローバルオープン。先行独占タイトルを含めた、PC向けインディーゲームがずらり”. AUTOMATON (2018年10月17日). 2019年9月18日閲覧。
  5. ^ 高機能チャットツール「Discord」ゲームストア/ランチャー機能がオープンベータに!”. Game*Spark (2018年10月17日). 2019年9月18日閲覧。
  6. ^ a b チャットツールDiscordのPCゲームストアが、「自主販売」プラットフォームへと路線変更。売上の9割を開発者が受け取る”. AUTOMATON (2018年12月15日). 2019年9月18日閲覧。
  7. ^ a b なぜEpic Gamesは「88対12」を主張し、Discordはストアの利益配分を「90対10」に変えるのか? SteamをめぐるPCゲームストアの“数字”の戦いの背景”. ファミ通.com (2018年12月21日). 2019年9月18日閲覧。
  8. ^ a b c DiscordがPCゲーム販売を終了へ。開始から1年で方針転換”. AUTOMATON (2019年9月14日). 2019年9月18日閲覧。
  9. ^ a b Discord、「Nitro」におけるゲームサブスクリプションサービスを10月15日で終了”. Game*Spark (2019年9月14日). 2019年9月18日閲覧。

外部リンク[編集]