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2004年のMLBオールスターゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2004 MLBオールスターゲーム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
AL 6 0 0 1 0 2 0 0 0 9 14 0
NL 1 0 0 3 0 0 0 0 0 4 9 1
開催日時 2004年7月13日
開催球場 ミニッツメイド・パーク
開催地 テキサス州ヒューストン
最優秀選手 アルフォンソ・ソリアーノ (TEX)
観客数 41,886人
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2004年MLBオールスターゲームアメリカンリーグナショナルリーグの間で行われた75回目のオールスターゲーム2004年7月13日ヒューストン・アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで行われた。試合結果は9 - 4でアメリカンリーグが勝利した。MVPは2安打3打点1本塁打を挙げたアルフォンソ・ソリアーノが受賞した。アメリカンリーグが勝利したためワールドシリーズではボストン・レッドソックスにホームフィールド・アドバンテージが与えられた。

凡例

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試合結果

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先発メンバー

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アメリカンリーグ
打順 選手(チーム) 守備
1 イチロー (SEA) CF
2 イバン・ロドリゲス (DET) C
3 ブラディミール・ゲレーロ (ANA) RF
4 マニー・ラミレス (BOS) LF
5 アレックス・ロドリゲス (NYY) 3B
6 ジェイソン・ジアンビ (NYY) 1B
7 デレク・ジーター (NYY) SS
8 アルフォンソ・ソリアーノ (TEX) 2B
9 マーク・マルダー (OAK) P
ナショナルリーグ
打順 選手(チーム) 守備
1 エドガー・レンテリア (STL) SS
2 アルバート・プホルス (STL) 1B
3 バリー・ボンズ (SF) LF
4 スコット・ローレン (STL) 3B
5 サミー・ソーサ (CHC) RF
6 マイク・ピアッツァ (NYM) C
7 ランス・バークマン (HOU) CF
8 ジェフ・ケント (HOU) 2B
9 ロジャー・クレメンス (HOU) P

試合経過

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選出選手

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先発は野手はファンの投票、投手は各チームの監督によって選出された。

ファン投票選出選手

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ファンの投票によって各ポジション上位1選手(外野手のみ上位3選手)が選出された。最多得票はテキサス・レンジャーズアルフォンソ・ソリアーノ

アメリカンリーグ
守備 選手(チーム) 選出 得票数
C イバン・ロドリゲス (DET) 11 2,537,586
ホルヘ・ポサダ (NYY) - 1,565,305
ジェイソン・バリテック (BOS) - 1,122,901
1B ジェイソン・ジアンビ (NYY) 5 1,784,443
フランク・トーマス (CWS) - 978,623
カルロス・デルガド (TOR) - 717,341
2B アルフォンソ・ソリアーノ (TEX) 3 3,466,447
ポーキー・リース (BOS) - 1,082,772
ブレット・ブーン (SEA) - 990,776
3B アレックス・ロドリゲス (NYY) 8 2,915,901
ハンク・ブレイロック (TEX) 2 1,254,876
ビル・ミラー (BOS) - 868,968
SS デレク・ジーター (NYY) 6 2,052,880
ノマー・ガルシアパーラ (BOS) - 1,620,187
マイケル・ヤング (TEX) 1,248,498
OF ブラディミール・ゲレーロ (ANA) 5 3,024,870
マニー・ラミレス (BOS) 8 2,682,121
イチロー (SEA) 4 1,891,136
松井秀喜 (NYY) 2 1,855,118
ゲイリー・シェフィールド (NYY) 8 1,688,921
ナショナルリーグ
守備 選手(チーム) 選出 得票数
C マイク・ピアッツァ (NYM) 11 2,296,667
ブラッド・オースマス (HOU) - 1,518,827
マイク・マシーニー (STL) - 1,014,882
1B アルバート・プホルス (STL) 3 2,649,013
ジェフ・バグウェル (HOU) - 1,918,071
ジム・トーミ (PHI) 4 1,111,478
2B ジェフ・ケント (HOU) 4 2,898,381
トニー・ウォマック (STL) - 1,034,014
ルイス・カスティーヨ (FLA) - 767,994
3B スコット・ローレン (STL) 3 3,187,710
モーガン・エンスバーグ (HOU) - 1,150,751
アラミス・ラミレス (CHC) - 1,068,706
SS エドガー・レンテリア (STL) 4 2,028,840
アダム・エバレット (HOU) - 1,814,814
松井稼頭央 (NYM) - 1,160,731
OF バリー・ボンズ (SF) 12 2,952,237
ケン・グリフィーJr. (CIN)[1] 12 2,837,526
サミー・ソーサ (CHC) 7 2,197,255
ランス・バークマン (HOU) 3 2,109,526
クレイグ・ビジオ (HOU) - 1,722,278

最終投票選出

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チームからの選出に漏れた選手の中から各リーグ5名が選ばれ、最後の1枠をかけたファン投票(All-Star Final Vote)が行われた。投票はMLB公式ウェブサイト上でのオンライン投票で実施された。結果は松井秀喜ボビー・アブレイユが選出された。

アメリカンリーグ
選手(チーム) 守備 過去
選出
松井秀喜 (NYY) LF 1
フランク・トーマス (CWS) DH 5
ポール・コネルコ (CWS) 1B 1
ルー・フォード (MIN) OF 0
トラビス・ハフナー (CLE) DH 0
ナショナルリーグ
選手(チーム) 守備 過去
選出
ボビー・アブレイユ (PHI) RF 0
アラミス・ラミレス (CHC) DH 0
スティーブ・フィンリー (ARI) 3B 2
ジェイソン・ケンドール (PIT) C 3
フアン・ピエール (FLA) CF 0

控え選出選手

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アメリカンリーグ
守備 選手(チーム) 選出
SP ティム・ハドソン (OAK)[1] 2
テッド・リリー (TOR)
エステバン・ロアイザ (CWS) 2
マーク・マルダー (OAK) 2
ケニー・ロジャース (TEX) 2
C.C.サバシア (CLE) 2
カート・シリング (BOS)[1] 6
ハビアー・バスケス (NYY)[2]
ジェイク・ウェストブルック (CLE)[3]
RP フランシスコ・コルデロ (TEX)
トム・ゴードン (NYY) 2
ジョー・ネイサン (MIN)
マリアノ・リベラ (NYY) 6
フランシスコ・ロドリゲス (ANA)
C ビクター・マルティネス (CLE)
1B ケン・ハービー (KC)
デビッド・オルティーズ (BOS)
2B ロニー・ベリアード (CLE)
3B ハンク・ブレイロック (TEX) 2
SS カルロス・ギーエン (DET)
ミゲル・テハダ (BAL) 2
マイケル・ヤング (TEX)
OF カール・クロフォード (TB)
マット・ロートン (CLE) 2
松井秀喜 (NYY) 2
ゲイリー・シェフィールド (NYY) 8
ナショナルリーグ
守備 選手(チーム) 選出
SP ロジャー・クレメンス (HOU) 10
トム・グラビン (NYM) 9
リバン・ヘルナンデス (MON)
ランディ・ジョンソン (ARI) 10
カール・パバーノ (FLA)
ジェイソン・シュミット (SF) 2
ベン・シーツ (MIL) 2
カルロス・ザンブラーノ (CHC)
RP アーマンド・ベニテス (FLA) 2
エリック・ガニエ (LAD) 3
ダニー・グレーブス (CIN) 2
ダン・コルブ (MIL)
C ジョニー・エストラーダ (ATL)
ポール・ロデューカ (LAD)[4] 2
1B ショーン・ケイシー (CIN)[1] 3
トッド・ヘルトン (COL) 5
ジム・トーミ (PHI) 4
2B マーク・ロレッタ (SD)
3B マイク・ローウェル (FLA) 3
SS バリー・ラーキン (CIN) 12
ジャック・ウィルソン (PIT)
OF ボビー・アブレイユ (PHI)
モイゼス・アルー (CHC) 5
カルロス・ベルトラン (HOU)[5]
ランス・バークマン (HOU) 3
ミゲル・カブレラ (FLA)

本塁打競争

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第20回本塁打競争は両リーグから各4名が出場、8選手勝ち残り方式の3ラウンド制で行われた。決勝で5本塁打を放ったミゲル・テハダが優勝。

順位 選手(チーム) 予選 準決勝 決勝 合計
1 ミゲル・テハダ (BAL) 7 15 5 27
2 ランス・バークマン (HOU) 7 10 4 21
3 ラファエル・パルメイロ (BAL) 9 5 14
4 バリー・ボンズ (SF) 8 3 11
5 サミー・ソーサ (CHC) 5 5
6 ジム・トーミ (PHI) 4 4
7T ハンク・ブレイロック (TEX) 3 3
7T デビッド・オルティーズ (BOS) 3 3

脚注

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  1. ^ a b c d 出場辞退
  2. ^ ティム・ハドソンの出場辞退により代替選出
  3. ^ カート・シリングの出場辞退により代替選出
  4. ^ ショーン・ケイシーの出場辞退により代替選出
  5. ^ ケン・グリフィーJr.の出場辞退により代替選出

出典

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