能登川駅

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能登川駅
水車の形をした駅舎(東口)
水車の形をした駅舎(東口)
のとがわ
Notogawa
稲枝 (3.7km)
(5.1km) 安土
所在地 滋賀県東近江市林町
所属事業者 JR logo (west).svg西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 A 東海道本線琵琶湖線
キロ程 465.7km(東京起点)
米原から19.8km
電報略号 ノト
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
6,955人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1889年明治22年)7月1日[2]
備考 直営駅
みどりの券売機プラス設置駅
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ホーム
跨線橋から見た構内の様子(2014年2月6日撮影)
西出口には水車の形をした時計がある

能登川駅(のとがわえき)は、滋賀県東近江市林町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線である。「琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。

2006年平成18年)1月1日神崎郡能登川町編入合併で東近江市となり[3]、東近江市内で唯一のJRの駅となった[注釈 1]。東近江市内の14駅中で最も乗車人員が多い。

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅橋上駅舎を有する。2003年(平成15年)に改築された駅舎は、旧・能登川町のシンボル、水車をモチーフとしたものになっている [5][1]

水車が有名な能登川だが、かつては駅のプラットホームに給水塔があり、蒸気機関車の給水駅であった[8]

直営駅彦根駅の被管理駅)。2003年(平成15年)11月1日にIC乗車カード「ICOCA」の供用を開始した[7]。トイレは改札外のみ。

みどりの窓口2012年3月31日をもって閉鎖され、みどりの券売機プラス(5:30 - 23:00)が導入された。ただし、彦根駅・近江八幡駅に続きみどりの窓口が設置された歴史があり、新快速停車駅でもあるため、隣接する安土駅(みどりの券売機やみどりの券売機プラス未設置駅)より利用者は必然的に多く、利用者減による窓口の閉鎖ではない。また、みどりの券売機プラスの琵琶湖線内初の導入駅となった。以降も「JRおでかけネット」や時刻表の案内では、みどりの窓口の設置駅として表示されている。 「エクスプレス予約」や「5489サービス」による切符の受け取りが可能。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 A 琵琶湖線 下り 草津京都大阪方面
2・3 上り 米原長浜大垣方面

上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

線路の構成は

  • 1番線(1番のりば、下り本線)
  • 2番線(ホームなし、下り待避線)
  • 3番線(2番のりば、上り本線)
  • 4番線(3番のりば、上り待避線)

となっている。上り向きは緩急接続ができる構造で、3番のりばでは平日は3本、土曜・休日は1本、新快速との相互接続を行う普通電車が設定されている。それ以外の米原方面行きの上り列車の停車には2番のりばが使われる。

ダイヤ[編集]

ラッシュ時を除き、日中時間帯は1時間あたり4本が停車する。3番のりばに停車する列車は車内保温のため、ドアは開閉ボタンを使う形となっている[要出典]

利用状況[編集]

「滋賀県統計書」によると、一日平均の乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1992年 5,999[統計 1]
1993年 6,057[統計 2]
1994年 6,063[統計 3]
1995年 6,207[統計 4]
1996年 6,251[統計 5]
1997年 6,206[統計 6]
1998年 6,203[統計 7]
1999年 6,198[統計 8]
2000年 6,229[統計 9]
2001年 6,184[統計 10]
2002年 6,115[統計 11]
2003年 6,387[統計 12]
2004年 6,630[統計 13]
2005年 6,857[統計 14]
2006年 7,065[統計 15]
2007年 7,157[統計 16]
2008年 7,340[統計 17]
2009年 7,038[統計 18]
2010年 7,166[統計 19]
2011年 7,243[統計 20]
2012年 7,341[統計 21]
2013年 7,755[統計 22]
2014年 6,955[統計 23]

駅周辺[編集]

東口周辺は戦前から続く商店街であり、再開発も一部に留まっているため、ロータリーや道幅は狭い。

現在の西口周辺にはかつて日清紡能登川工場が海外への生産拠点の移転によって2001年(平成13年)に閉鎖されることになり[9]、跡地は当時の能登川町の街づくりに合わせて再活用されることになった[10]

2003年(平成15年)3月に橋上駅化して[5]西口広場が完成し[6]、駅西の土地区画整理事業も完成した[4]

西口[編集]

東口[編集]

バス路線[編集]

乗り場 系統 路線名 主要経由地 行先 運行会社 備考
能登川駅西口   大中線 図書館前・福堂・栗見出在家 大中 ちょこっとバス
大中線 能登川駅東口 能登川病院 ちょこっとバス
能登川駅東口   大中線 能登川駅西口・図書館前・福堂・栗見出在家 大中 ちょこっとバス
大中線   能登川病院 ちょこっとバス
能登川駅(東口)   角能線 佐生・愛知川駅・湖東記念病院 市ヶ原 湖国バス
神崎線 佐生・ぷらざ三方よし前・山本 八日市駅 近江鉄道
  • 能登川駅と能登川地区各地を結ぶ予約制乗合タクシーも運行されている。
  • かつては栗見出在家(能登川地区北部)や新海浜(彦根市南部の琵琶湖岸)へ向かう路線バスもあった。モータリゼーションが発達する前は、夏になると駅から新海浜行に乗り換える水泳客の姿をよく見ることができた。
  • 駅前(東口)にバス待合所の建物があったが、2010年に閉鎖され、後に解体された。建物内にあった運転手休憩所は駅前の観光案内所奥の建物へ移動した。なお、バス待合所にあった臨時窓口は前記の建物へ移設された(タクシー車庫側)。

駅名の由来[編集]

当初、この駅は現在の位置より1kmほど京都寄りの能登川村(後に八条村を経て再び能登川村、現在の東近江市能登川町)に開設される予定で、駅名も村名から「能登川」と決まった。しかし、能登川村付近は軟弱な地質であることが計画段階で分かったため、位置が変更されることになった。その際、八幡村大字垣見(現在の東近江市垣見町)の地主が土地の無償提供を申し出たため、八幡村大字垣見と五峰村大字林(現在の東近江市林町)の境界に跨る現在の位置に駅の開設が決まった。しかし、駅名を巡って五峰村と八幡村で争いが起こることを避けるため、当初の予定地であり、当時琵琶湖につながる港町として比較的知名度の高かった「能登川」がそのまま駅名に採用された[注釈 2]

元は桑畑が広がる土地であったが、能登川駅前は周辺地域の玄関口・中心市街地・商店街として発展し、「能登川」は本来の能登川村よりも能登川駅周辺の地域名として浸透。1942年に五峰村・八幡村・能登川村を含む周辺5村が合併した際、駅名から「能登川町」と命名され、駅名と自治体名が一致することとなった[12]

戦前の様子[編集]

1889年明治22年)7月1日米原駅彦根駅、八幡駅(現 近江八幡駅)、草津駅と同時に開業した歴史を持ち、日本旅行協会発行『汽車時間表』(昭和9年12月号)を見ると、2等寝台車と食堂車を連結した東京発大阪行37列車の停車駅だった。この列車の名古屋からの停車駅は、尾張一ノ宮岐阜大垣、米原、彦根、能登川、近江八幡、草津、大津京都大阪のみで、後の準急や急行並みの停車駅だった。[13]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
A 琵琶湖線(東海道本線)
新快速
彦根駅 (JR-A13) - 能登川駅 (JR-A17) - 近江八幡駅 (JR-A19)
普通(京都駅または高槻駅以西は快速、一部野洲駅以西は新快速となる普通電車あり)
稲枝駅 (JR-A16) - 能登川駅 (JR-A17) - 安土駅 (JR-A18)

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 能登川町を編入するまでは旧八日市市時代からを含め滋賀県の市で唯一国鉄→JRの路線が走っていなかった[要出典]
  2. ^ 辻良樹「能登川駅誕生の秘話」同「能登川駅の今昔」『ふるさと百科 能登川てんこもり』能登川町、1997年、106頁。(ウェブ版[リンク切れ])。同記念誌は記名ではないが、『ふるさと百科 能登川てんこもり』の編集委員による座談会の模様を記した町勢要覧「みんなが主役のまちづくり」能登川町 1998年発行において、同氏に依頼したことが記されている。

出典[編集]

  1. ^ a b c 「鉄道記録帳2003年3月」、『RAIL FAN』第50巻第6号、鉄道友の会、2003年6月1日、 20頁。
  2. ^ a b 滋賀県史年表, 滋賀県, (1986), pp. 39 
  3. ^ “新・東近江市が発足 能登川、蒲生 両町を編入 県の中核都市目指す”. 京都新聞 (京都新聞社): pp. 朝刊 3. (2006年1月3日) 
  4. ^ a b “JR能登川駅西土地区画整理事業が完成”. 朝日新聞 (朝日新聞社): pp. 朝刊 滋賀版. (2003年3月28日) 
  5. ^ a b c “JR能登川駅舎が一新 業務開始 駅西からも構内へ 線路またぐ自由通路 外観は水車イメージ”. 中日新聞 (中日新聞社): pp. 朝刊 滋賀版. (2003年3月16日) 
  6. ^ a b “JR能登川駅の西口広場が完成”. 読売新聞 (読売新聞社): pp. 朝刊 滋賀版. (2003年3月28日) 
  7. ^ a b “きょうからイコカ JR西カード 関西253駅でスタート 京滋でも84駅で”. 京都新聞 (京都新聞社): pp. 夕刊 10. (2003年11月1日) 
  8. ^ 『関西鉄道考古学探見』156頁 給水塔があるホームの写真を掲載。
  9. ^ “能登川工場など閉鎖へ 海外へ設備移転 12月から順次 日清紡”. 京都新聞 (京都新聞社): pp. 朝刊 13. (2000年9月2日) 
  10. ^ “利用計画立たず JR能登川駅西隣の日清紡工場跡地 町の意向踏まえたい・会社 一等地だが購入は無理・町”. 京都新聞 (京都新聞社): pp. 朝刊 滋賀版. (2001年7月11日) 
  11. ^ “あすオープン 平和堂「フレンドマート能登川店」”. 毎日新聞 (毎日新聞社): pp. 朝刊 滋賀版. (2003年3月28日) 
  12. ^ 『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』1979年、角川書店。
  13. ^ 『関西鉄道考古学探見』153、154頁。

統計資料[編集]

参考文献[編集]

辻良樹『関西鉄道考古学探見』JTBパブリッシング 2007年発行。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]