「シンクロしようよ」の版間の差分

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| Album = [[prismatic infinity carat.]](#11・12)
| Album = [[prismatic infinity carat.]](#11・12)
| A-side =
| A-side =
| B-side = 君へのトビキリ☆応援歌。
| B-side = 君へのトビキリ☆応援歌。
| Released = [[2010年]][[3月31日]]
| Released = [[2010年]][[3月31日]]
| Format = [[シングル|CDシングル]]<ref name="Listen Japan">{{Cite web|url=http://listen.jp/store/cddetail_4560248019081.htm|title=シンクロしようよ|nao|音楽ダウンロード・音楽配信サイト ListenJapan 【 リッスンジャパン 】|publisher=リッスンジャパン|accessdate=2013-04-17}}</ref><br />[[音楽配信|デジタル・ダウンロード]]<ref name="iTunes">{{Cite web|url=https://itunes.apple.com/jp/album/shinkuroshiyouyo-single/id414448725|title=iTunes - ミュージック - nao「シンクロしようよ - Single」|publisher=[[アップル インコーポレイテッド|アップル]]|accessdate=2013-04-17}}</ref>
| Format = [[シングル|マキシシングル]]
| Recorded = {{JPN}}
| Recorded = {{JPN}}
* [[5pb.#5pb.Records|Studio 5pb.]]<ref name="lyrics">CD歌詞カードより。</ref>
* [[5pb.#5pb.Records|Studio 5pb.]]<ref name="lyrics">「シンクロしようよ」CDシングルに付属する歌詞カードより。</ref>{{refnest|group="注"|現在では「DAIKANYAMA MAGES. STUDIO」に改称している<ref name="Studio 5pb.">{{Cite web|url=http://mages.co.jp/company.html|title=MAGES.(メージス)公式ウェブサイト|会社概要 Company
|publisher=MAGES.|accessdate=2013-04-28}}</ref>。}}
| Genre = [[J-POP]]([[ゲームミュージック]])
| Genre = [[J-POP]]([[ゲームミュージック]])
| Length = 16[[分]]55[[秒]]
| Length = 4[[分]]15[[秒]](CDシングル<ref name="Listen Japan"/>)<br />4分18秒(デジタル・ダウンロード<ref name="iTunes"/>)
| Label = [[5pb.]]
| Label = [[5pb.]]
| Writer = [[志倉千代丸]](作詞曲 #1)<br />[[山下慎一狼]](作詞 #2)<br />[[新井健史]](作曲 #2)
| Writer = [[志倉千代丸]](作詞曲 #1)<br />[[山下慎一狼]](作詞 #2)<br />[[新井健史]](作曲 #2)<ref name="tower">{{Cite web|url=http://tower.jp/item/2670100/|title=nao (DystopiaGround)/シンクロしようよ - TOWER RECORDS ONLINE|publisher=[[TOWER_RECORDS#タワーレコード (日本)|Tower Records Japan]]|accessdate=2013-04-24}}</ref>
| Producer = [[富士丸翔]]
| Producer = [[富士丸翔]]<ref name="lyrics"/>
| Certification =
| Certification =
| Chart position = * 週間62位<small>([[オリコンチャート|オリコン]])</small><ref name="oricon">{{Cite web|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/448181/products/music/859688/1/|title=シンクロしようよ naoのプロフィールならオリコン芸能人事典-ORICON STYLE|publisher=オリコン|accessdate=2012-12-14}}</ref>
| Chart position = * 週間62位<small>([[オリコンチャート|オリコン]])</small><ref name="oricon">{{Cite web|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/448181/products/music/859688/1/|title=シンクロしようよ naoのプロフィールならオリコン芸能人事典-ORICON STYLE|publisher=オリコン|accessdate=2012-12-14}}</ref>
* 登場回数2回<small>(オリコン)</small><ref name="oricon"/>
* 登場回数2回<small>(オリコン)</small><ref name="oricon"/>
* 94位<small>([[ビルボード#Billboard JAPANのチャート|Billboard Japan Hot Single Sales]])</small><ref name="billboard">{{Cite web|url=http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=sales&year=2010&month=04&day=12|title=Billboard Japan Hot Singles Sales&#xFF5C;Charts&#xFF5C;Billboard JAPAN|publisher=Billboard Japan|accessdate=2012-12-14}}</ref>
* 94位<small>([[ビルボード#Billboard JAPANのチャート|Billboard Japan Hot Single Sales]])</small><ref name="billboard">{{Cite web|url=http://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=sales&year=2010&month=04&day=12|title=Billboard Japan Hot Singles Sales|Charts|Billboard JAPAN|publisher=Billboard Japan|accessdate=2012-12-14}}</ref>
* ''詳細は[[#チャート成績|こちら]]を参照''
* ''詳細は[[#チャート成績|こちら]]を参照''
| Chronology = nao<ref group="注" name="solo">fripSide初代ボーカル時を含まないソロ活動のみ。</ref> シングル
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| next_track = '''君へのトビキリ☆応援歌。'''
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{{External music video|Upper caption=タイアップ作品のミュージック・ビデオ|1={{YouTube|-dMHXUJyISU|Xbox360 妄想爆裂ADV CHAOS;HEAD らぶChu☆chu! OPムービー}}}}
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「'''シンクロしようよ'''」は、[[nao (1985年生の歌手)|nao]]の1枚目<ref group="注" name="solo"/>の[[シングル]][[2010年]][[3月31日]]に[[5pb.]]から発売された。[[規格品番]]はFVCG-1107。販売元は[[メディアファクトリー]]<ref name="obi">CD[[帯 (出版)|帯]]より。</ref>。
「'''シンクロしようよ'''」は、[[日本]]の[[女性]][[歌手]]、[[nao (1985年生の歌手)|nao]]の楽曲。この楽曲は、彼女の1枚目<ref group="注" name="solo"/>の[[シングル]]として[[2010年]][[3月31日]]に[[5pb.]]から同タイトルで発売された。本作には[[A面/B面#A面曲とB面曲の違い|カップリング曲]]「君へのトビキリ☆応援歌。」が収録されており、CDシングルの[[規格品番]]はFVCG-1107となっている。販売元は[[メディアファクトリー]]<ref name="obi">「シンクロしようよ」CDシングルに付属する[[帯 (出版)|帯]]より。</ref>。収録曲の[[音楽配信|デジタル・ダウンロード]]販売も行われている


このシングルの[[キャッチコピー]]は、「[[妄想]]爆裂!トリガー暴発!!」<ref name="obi"/>・「音と歌のトリック、naoワールドにダイブせよ!!」<ref name="5pb.Records">{{Cite web|url=http://5pb.jp/records/release/detail/detail.php?records_product_code=FVCG-1107|title=新譜情報 &#x7C; 5pb.Records|publisher=5pb.Records|accessdate=2012-12-12}}</ref>となっている。藤本徹、高橋克典、外崎剛らが販売促進活動を行い、デザイン・コントロールは小田能知、オーガナイゼーション・コントロールは二田祐樹・室井浩太郎、[[エグゼクティブ・プロデューサー]]は株式会社[[MAGES.]]代表取締役社長、[[志倉千代丸]]が担当している<ref name="lyrics"/>。その兄、[[富士丸翔]]は[[音楽プロデューサー|プロデューサー]]および[[A&R]]として作品に関わっている<ref name="lyrics"/>。
== 概要 ==
[[2009年]]にnaoが[[fripSide]]の初代[[ボーカル]]を卒業したのち、[[ソロ (音楽)|ソロ]]活動を開始させてから約1年後<ref name="2010-03-31">{{Cite web|author=新井健史|date=2010-03-31|url=http://blog.livedoor.jp/vinprad/archives/51006970.html|title=アラケンの敏腕ブログ:nao「シンクロしようよ」発売!|publisher=[[livedoor Blog]]|accessdate=2012-12-13}}</ref>のリリースとなる[[メジャー・デビュー (音楽家)|メジャーデビュー]]シングル。収録曲の作曲および編曲を担当した[[新井健史]]は、一人での歌手活動を始めたnaoがこれまでやってきた努力、そして経験した苦悩や葛藤など<ref>{{Cite web|author=nao|date=2010-01-02|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10424975068.html|title=あるけみすと×5pp.らいぶと遅くなった去年のふりかえり。&#xFF5C;なおかく。naoぶろぐ|publisher=[[アメーバブログ|Ameba]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>が作品に込められていると語っている<ref name="2010-03-31"/>。また、CDジャーナルにおいて、[[萌え]]を感じさせる可愛らしいボーカルの声が[[テクノポップ]]な音の中で映えていると評価されている<ref>{{Cite web|url=http://artist.cdjournal.com/d/-/4110011192|title=nao/「CHAOS:HEAD らぶChu☆Chu!」オープニングテーマ~シンクロしようよ &#x5B;CD&#x5D; &#x5B;シングル&#x5D; - CDJournal.com|publisher=CDジャーナル|accessdate=2012-12-12}}</ref>。


== 背景 ==
主題曲「シンクロしようよ」が初めて公開されたのは2009年[[12月25日]]にアップロードされた[[Xbox 360]]用ゲーム『[[CHAOS;HEAD|CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!]]』の[http://www.youtube.com/watch?v=k6lc-lscFWk 公式告知ムービー] ([[YouTube]])内にて<ref group="注">アーティストおよびクレジットの公開は無し。</ref><ref name="news">{{Cite web|url=http://lovechuchu.net/news.php|title=最新情報一覧 - CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!|publisher=5pb./[[ニトロプラス|Nitroplus]]/[[RED FLAGSHIP]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>。そして、2010年[[1月29日]]に同曲を収録したシングルのリリース情報が公開され、同時に試聴が開始された<ref name="news"/><ref>{{Cite web|url=http://lovechuchu.net/elements.php|title=エレメンツ - CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!|publisher=5pb./Nitroplus/RED FLAGSHIP|accessdate=2012-12-14}}</ref>。また、[[A面/B面#A面曲とB面曲の違い|カップリング曲]]の「君へのトビキリ☆応援歌。」は[[インターネットラジオ|WEBラジオ]]『[[CHAOS;HEADラジオ#ラジオCHAOS;HEAD Love×2中毒注意報|CHAOS;HEAD Love×2中毒注意報]]』[[主題歌|オープニングテーマ]]として起用され、番組第1回が放送された同年[[2月11日]]に初公開された{{refnest|group="注"|ただし、第2回までは[[ラジオパーソナリティー]]が行うトークの最中のBGMとして使用されていたため、楽曲が初めて単体で放送されたのは、naoがゲスト出演した第3回(2010年[[3月4日]]配信)の放送にて<ref name="2010-03-06">{{Cite web|date=2010-03-06|url=http://news.dengeki.com/elem/000/000/242/242624/|title=Webラジオ『CHAOS;HEAD Love×2中毒注意報』の収録現場に潜入してきました - 電撃オンライン(1ページ目)|publisher=[[アスキー・メディアワークス|電撃オンライン]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>。}}<ref name="2010-02-03">{{Cite web|author=nao|date=2010-02-03|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10449408416.html|title=取材とでぶったかえるさんと&#xFF5C;なおかく。naoぶろぐ|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-14}}</ref>。シングル発売日当日からはWEBラジオ『[[Radio なおしゃべる。]]』の放送が開始され、特に本作の収録曲はそれぞれオープニング・エンディングテーマにも起用されている。
「シンクロしようよ」は、naoが[[音楽ユニット]]の[[fripSide]]初代[[ボーカル]]を卒業した[[2009年]]ののちに、[[ソロ (音楽)|ソロ]]活動を開始させてから約1年後<ref name="2010-03-31">{{Cite web|author=新井健史|date=2010-03-31|url=http://blog.livedoor.jp/vinprad/archives/51006970.html|title=アラケンの敏腕ブログ:nao「シンクロしようよ」発売!|publisher=[[livedoor Blog]]|accessdate=2012-12-13}}</ref>のリリースとなる[[メジャー・デビュー (音楽家)|メジャーデビュー]]シングル。収録曲の作曲および編曲を担当した[[新井健史]]は、一人での歌手活動を始めたnaoがこれまでやってきた努力や、経験してきた苦悩・葛藤など<ref>{{Cite web|author=nao|date=2010-01-02|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10424975068.html|title=あるけみすと×5pp.らいぶと遅くなった去年のふりかえり。|なおかく。naoぶろぐ|publisher=[[アメーバブログ|Ameba]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>が作品に込められていると語っている<ref name="2010-03-31"/>。nao自身はリリース当時の心境について、
{{Cquote|fripSideを卒業した時は、実は歌を歌うことを辞めようと思っていました。ですが、今まで一緒に音楽をやってきた音楽仲間に応援してもらい、そして志倉さんに同人音楽とDystopiaGroundについてお話を伺って、fripSideのころとは、また違った視点で“音楽”というものを見つめ直すことができた気がします。ソロの歌い手となってまだ半年も経っていないのですが、昔から私を知っている音楽仲間と温かいファンのみんなに支えてもらって、今の私があります。それを、以前よりも、より増してありがたいことだと思えるようになりました。|20px||nao|電撃オンラインにおけるインタビュー<ref name="2010-02-05">{{Cite web|author=ごえモン|date=2010-02-05|url=http://news.dengeki.com/elem/000/000/233/233849/|title=『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』のOPを担当する、naoさんにインタビュー! - 電撃オンライン|publisher=[[アスキー・メディアワークス]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>}}
のように述べている{{refnest|group="注"|ここでの「DystopiaGround」とは、かつてnaoが代表およびヴォーカルを務めていた、音楽制作を目的とする[[同人サークル]]のことを指す<ref name="anican">[[#anican|『アニカン』Vol.82(2010年4月号)]], p.12. </ref>。詳細は[[nao (1985年生の歌手)#DystopiaGround|こちら]]を参照のこと。}}。


楽曲「シンクロしようよ」のタイアップ作品となった[[Xbox 360]]用ゲーム『[[CHAOS;HEAD|CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!]]』(2010年[[3月25日]]発売)は、本編『[[CHAOS;HEAD]]』で描かれる心理的[[サスペンス]]とは違い、[[ラブコメディ|ラブコメ]]要素を重視して制作された[[ファンディスク]]となっている<ref>{{Cite web|url=http://news.dengeki.com/elem/000/000/225/225827/|title=Xbox 360『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』のプロモーション映像をお届け!! - 電撃オンライン|publisher=アスキー・メディアワークス|accessdate=2013-04-24|archiveurl=http://web.archive.org/web/20100326225651/http://news.dengeki.com/elem/000/000/225/225827/|archivedate=2010-03-26}}</ref>。そのため、fripSide時代より[[萌え]]をテーマにした作品や[[電波ソング]]を多数担当してきたnaoが[[主題歌]]アーティストとして抜擢された経緯がある<ref name="2010-02-05"/>。nao自身、前作『CHAOS;HEAD』・『[[CHAOS;HEAD|CHAOS;HEAD NOAH]]』の主題歌を務めていたのは一貫して[[いとうかなこ]]だったため、作品に対して持つイメージは彼女の存在が色濃くなっており、自分が関連シリーズの主題歌を担当することに当初不安を覚えたが、本作で自分なりの頑張りを見せようと即座に気持ちを入れ替えることが出来たという<ref name="2010-02-05"/>。そして、ダークな印象を持つ本編『CHAOS;HEAD』のストーリーに対し<ref name="2010-02-05"/>、[[ピンク]]色のイメージを抱かせる「らぶChu☆Chu!」な世界観を持つ今作との対照性に悩み、歌唱表現を行う上で考慮した点だと語っている<ref name="anican"/>。
本作の[[キャッチコピー]]は、「妄想爆裂!トリガー暴発!!」<ref name="obi"/>・「音と歌のトリック、naoワールドにダイブせよ!!」<ref name="5pb.Records">{{Cite web|url=http://5pb.jp/records/release/detail/detail.php?records_product_code=FVCG-1107|title=新譜情報 &#x7C; 5pb.Records|publisher=5pb.Records|accessdate=2012-12-12}}</ref>となっている。藤本徹、高橋克典、外崎剛らが販売促進活動を行い、デザイン・コントロールは小田能知、オーガナイゼーション・コントロールは二田祐樹・室井浩太郎、[[エグゼクティブ・プロデューサー]]は[[志倉千代丸]]が担当<ref name="lyrics"/>。


== ジャケット ==
== リリース ==
シングルの表題曲「シンクロしようよ」が初めて公開されたのは2009年[[12月25日]]にアップロードされたゲーム『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』の[http://www.youtube.com/watch?v=k6lc-lscFWk 公式告知ムービー] ([[YouTube]]) 内にて<ref group="注">アーティストおよびクレジットの公開は無し。</ref><ref name="news">{{Cite web|url=http://lovechuchu.net/news.php|title=最新情報一覧 - CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!|publisher=5pb./[[ニトロプラス|Nitroplus]]/[[RED FLAGSHIP]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>。そして、2010年[[1月29日]]に同楽曲を収録したCDシングルのリリース情報が公開され、同時に試聴が開始された<ref name="news"/><ref>{{Cite web|url=http://lovechuchu.net/elements.php|title=エレメンツ - CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!|publisher=5pb./Nitroplus/RED FLAGSHIP|accessdate=2012-12-14}}</ref>。また、同シングルに収録されているカップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」は[[インターネットラジオ|WEBラジオ]]『[[CHAOS;HEADラジオ#ラジオCHAOS;HEAD Love×2中毒注意報|CHAOS;HEAD Love×2中毒注意報]]』オープニングテーマとして起用され、番組第1回が放送された2010年[[2月11日]]に初公開された{{refnest|group="注"|ただし、第2回までは[[ラジオパーソナリティー]]が行うトークの最中のBGMとして使用されていたため、楽曲が初めて単体で放送されたのは、naoがゲスト出演した第3回(2010年[[3月4日]]配信)の放送にて<ref name="2010-03-06">{{Cite web|date=2010-03-06|url=http://news.dengeki.com/elem/000/000/242/242624/|title=Webラジオ『CHAOS;HEAD Love×2中毒注意報』の収録現場に潜入してきました - 電撃オンライン(1ページ目)|publisher=アスキー・メディアワークス|accessdate=2012-12-14}}</ref>。}}<ref name="2010-02-03">{{Cite web|author=nao|date=2010-02-03|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10449408416.html|title=取材とでぶったかえるさんと|なおかく。naoぶろぐ|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-14}}</ref>。さらに、CDシングル発売日当日からはWEBラジオ『[[Radio なおしゃべる。]]』の放送が開始され、本作の表題曲・カップリング曲はそれぞれオープニング・エンディングテーマにも起用されている。
[[タイアップ]]作品の『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』を担当した[[ささきむつみ]]が表[[ディスクジャケット|ジャケット]]を描いている。裏ジャケットおよび歌詞カード裏にはnaoの写真がプリントされている。撮影は[http://www.icespace.com/ アイススペース] <ref name="lyrics"/>[[新橋 (東京都港区)|新橋]]スタジオのA studio<ref>[http://www.icespace.com/ スタジオ公式サイト] の写真紹介において、ジャケットに写ったものと全く同一のスタジオセット([[美術 (職業)#小道具|小道具]]・部屋の壁)が存在するため。</ref>にて[[カメラマン]]の[[相澤義和]]により<ref name="lyrics"/>2010年[[2月]]第2週に実施された<ref>{{Cite web|date=2010-02-22|url=http://blog.getchu.com/archives/51572928.html|title=Getchu.com:げっちゅブログ:メーカーズコラム『Blog.5pb.!』第156回 COOL JAPAN! COOL Asriel! アフィリアイベントやnaoちゃんCDジャケット撮影も|publisher=[[げっちゅ屋|Getchu.com]]|accessdate=2012-12-12}}</ref>。クリエイティブ・ディレクションおよび[[グラフィックデザイン|デザイン]]はNORIzo([http://www.locomoco-g.com/index.html LocoMocoGraphics]<ref>{{Cite web|url=http://www.locomoco-g.com/new.html|title=LocoMocoGraphics/ロコモコグラフィックス|publisher=LocoMoco Graphics|accessdate=2012-12-11}}</ref>)による<ref name="lyrics"/>。撮影時の[[ヘアメイクアーティスト|ヘアメイク]]は中島さつき、[[スタイリスト]]はfugimarがそれぞれ担当<ref name="lyrics"/>。


そして、本楽曲はCDシングルおよびデジタル・ダウンロードの2形態で同年3月31日に発売された。CDシングルの初回版には特典として、[[ジャケットイラスト]]が印刷された[[紙の寸法|B2サイズ]]の発売告知[[ポスター]]が付属した<ref>{{Cite web|url=http://www.mediafactory.co.jp/c000051/archives/024/006/24651.html|title=商品詳細|株式会社メディアファクトリー|publisher=メディアファクトリー|accessdate=2013-04-24}}</ref>。一方、デジタル・ダウンロードを介した配信は、[[iTunes]]に限らず<ref name="iTunes"/>、[[ドワンゴ]]でも行われ、表題曲「シンクロしようよ」は[[着うた]]や[[着うたフル]]を始めとし、[[着信メロディ|着メロ]]、歌詞、ミュージック・ビデオなどの各種コンテンツが携帯端末に向けて販売され、[[Android]]端末や[[iPhone]]にはシングル形態で配信されている<ref>{{Cite web|url=http://pc.animelo.jp/portals/product/364111|title=「シンクロしようよ」/ nao 着うた・着信音 &#x7C; animelo mix|publisher=ドワンゴ|accessdate=2013-04-17}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://pc.dwango.jp/portals/music/364111|title=nao 「シンクロしようよ」 &#x7C; dwango.jp - ドワンゴ|publisher=ドワンゴ|accessdate=2013-04-17}}</ref>。一方、カップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」は携帯端末へ向けた着うた、着うたフル、歌詞の配信およびスマートフォン端末へ向けたシングル形態での配信が行われている<ref>{{Cite web|url=http://pc.animelo.jp/portals/product/364110|title=「君へのトビキリ☆応援歌。」/ nao 着うた・着信音 &#x7C; animelo mix|publisher=ドワンゴ|accessdate=2013-04-17}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://pc.dwango.jp/portals/music/364110|title=nao 「君へのトビキリ☆応援歌。」 &#x7C; dwango.jp - ドワンゴ|publisher=ドワンゴ|accessdate=2013-04-17}}</ref>。
== 関連イベント ==
『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』の発売を記念し、本作発売前の2010年[[3月22日]]に[[メロンブックス]]大阪[[日本橋 (大阪市)|日本橋]]店にて入場無料のトークのみのイベントが開催された<ref name="events">{{Cite web|url=http://lovechuchu.net/special_event_02.php|title=主題歌シングル「シンクロしようよ」CD発売記念イベン - CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!|publisher=5pb.|accessdate=2012-12-12}}</ref><ref>{{Cite web|author=メロンブックス大阪日本橋店|date=2010-03-07|url=http://www.melonbooks.co.jp/blogs/?id=10030008|title=&#x5B;MelonBooks&#x5D; めろんぶっくすのほ~むぺ~ぢ -めろんぶろぐ-|publisher=メロンブックス|accessdate=2013-02-20}}</ref>(開催決定の発表は[[3月5日]]<ref name="news"/>)。ちなみに、大阪におけるイベントはnaoのソロ活動開始後では初めての開催となった<ref>{{Cite web|date=2010-03-19|url=http://news.mynavi.jp/news/2010/03/19/012/index.html|title=nao、『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』主題歌CD発売記念イベントを大阪で開催 &#x7C; ホビー &#x7C; マイナビニュース|publisher=[[マイナビ]]|accessdate=2013-02-20}}</ref>。また、本作品の購入者を対象に、[[4月10日]]に[[秋葉原]]にあった[[石丸電気|ishimaru soft]] 本店の7Fホール{{refnest|group=注|現存していない。現在では「[[パセラ]]リゾーツAKIBAマルチエンターテインメント」となっており、イベントが開催された7Fホールは劇場型ビュッフェレストラン P.A.R.M.Sとなった<ref>{{Cite web|url=http://www.pasela.co.jp/shop/akiba_multi/|title=秋葉原【歓迎会・送別会・二次会】 AKIBAマルチエンターテインメント|publisher=パセラ|accessdate=2013-02-20}}</ref>。}}にてトークおよび[[演奏会|ライブイベント]]が実施された<ref name="events"/>(開催決定の発表は[[2月28日]]<ref name="news"/>)。naoのソロライブイベントとして実施されたのは初めてで<ref>{{Cite web|author=nao|date=2010-02-23|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10466495248.html|title=トリガーひいちゃったらこんななった&#xFF5C;なおかく。naoぶろぐ|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-14}}</ref>、[[サイン]]入りのプレゼント(告知[[ポスター]]やタイアップ作品の[[パッケージ]]、ジャケット撮影で用いられるはずだったnaoの私物[[ネックレス]]など)を景品とした[[じゃんけん]]大会も開催された<ref name="famitsu">{{Cite web|url=http://www.famitsu.com/anime/news/1233949_1558.html|title=naoソロデビュー1stシングル『シンクロしようよ』の発売記念イベントでファンとシンクロ - ファミ通.com|publisher=[[ファミ通.com]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>。


== チャー成績 ==
=== 関連イベン===
{{ external media
2010年4月10日付の[[ビルボード#Billboard JAPANのチャート|Billboard JAPAN Hot Singles Sales]]で最高94位<ref name="billboard"/><ref group="注">チャートに登場したのは1回のみ。</ref>、同年4月12日付の週間[[オリコンチャート]]で最高62位を獲得した{{refnest|group=注|チャートに登場したのは4月12日と19日付の2回のみ<ref name="oricon"/>。}}。また、[[コミックとらのあな]][[通信販売]]の音楽CDランキングでは、2010年4月第1週に週間最高28位を獲得している<ref>{{Cite web|url=http://www.toranoana.jp/mailorder/mcd/ranking/2010/201004_1.html|title=【とらのあなWebSite】週間ランキング|publisher=とらのあな|accessdate=2013-02-20}}<span style="color:red">(年齢認証あり)</span></ref><ref group="注">チャートに登場したのは1回のみ。月間ランキングへの登場は無し。また、2010年4月当時、デイリーランキングは存在しないため、言及しない。</ref>。
| align = left
| width =
| image1 = [http://www.famitsu.com/image/7836/zxRm2j1YY4V692xzYUg9v5Fo89bw66lj.html ishimaru soft 本店で行われたCDシングル発売記念イベントの模様]
}}
CDシングル「シンクロしようよ」の発売を記念し、作品が発売される直前の2010年[[3月22日]]に[[メロンブックス]]大阪[[日本橋 (大阪市)|日本橋]]店にて入場無料のトークのみのイベントが開催された<ref name="events">{{Cite web|url=http://lovechuchu.net/special_event_02.php|title=主題歌シングル「シンクロしようよ」CD発売記念イベン - CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!|publisher=5pb.|accessdate=2012-12-12}}</ref><ref>{{Cite web|author=メロンブックス大阪日本橋店|date=2010-03-07|url=http://www.melonbooks.co.jp/blogs/?id=10030008|title=&#x5B;MelonBooks&#x5D; めろんぶっくすのほ~むぺ~ぢ -めろんぶろぐ-|publisher=メロンブックス|accessdate=2013-02-20}}</ref>。開催決定の発表は[[3月5日]]<ref name="news"/>。ちなみに、naoの大阪でのイベント開催は、ソロ活動開始後では初めてとなった<ref>{{Cite web|date=2010-03-19|url=http://news.mynavi.jp/news/2010/03/19/012/index.html|title=nao、『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』主題歌CD発売記念イベントを大阪で開催 &#x7C; ホビー &#x7C; マイナビニュース|publisher=[[マイナビ]]|accessdate=2013-02-20}}</ref>。また、[[4月10日]]には[[秋葉原]]にあった[[石丸電気|ishimaru soft]] 本店の7Fホール{{refnest|group=注|現存していない。現在では「[[パセラ]]リゾーツAKIBAマルチエンターテインメント」となっており、イベントが開催された7Fホールは劇場型ビュッフェレストラン P.A.R.M.Sとなった<ref>{{Cite web|url=http://www.pasela.co.jp/shop/akiba_multi/|title=秋葉原【歓迎会・送別会・二次会】 AKIBAマルチエンターテインメント|publisher=パセラ|accessdate=2013-02-20}}</ref>。}}にて本CDシングルの購入者を対象としたトークおよび[[演奏会|ライヴイベント]]が実施された<ref name="events"/>。こちらの開催決定の発表は[[2月28日]]<ref name="news"/>。彼女のソロライヴイベントとしては初めての実施となり<ref>{{Cite web|author=nao|date=2010-02-23|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10466495248.html|title=トリガーひいちゃったらこんななった|なおかく。naoぶろぐ|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-14}}</ref>、トークイベントでは彼女の[[サイン]]入りプレゼント(告知[[ポスター]]2枚・ソフトが封入されていないタイアップ作品の限定版[[パッケージ]]・[[ディスクジャケット|アートワーク]]撮影で用いられるはずだったものの、結局使用されなかった[[ハート (シンボル)|ハート]]の形をしたnaoの私物[[ネックレス]])を景品とした[[じゃんけん]]大会も開催された<ref name="2010-04-16_2">{{Cite web|author=伊藤真広|date=2010-04-16|url=http://ascii.jp/elem/000/000/515/515126/index-2.html|title=ASCII.jp:初のソロシングル発売記念イベントでnao復活! (2/2)|publisher=アスキー・メディアワークス|accessdate=2013-04-24}}</ref><ref name="famitsu">{{Cite web|url=http://www.famitsu.com/anime/news/1233949_1558.html|title=naoソロデビュー1stシングル『シンクロしようよ』の発売記念イベントでファンとシンクロ - ファミ通.com|publisher=[[ファミ通|ファミ通.com]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>。そのなかでも、ネックレスを景品としたじゃんけん争奪は女性のみの参加とされた<ref name="2010-04-16_2"/>。この大会ではカップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」の作詞を担当した[[山下慎一狼]]もステージに上がり、イベント参加者とのじゃんけんを行っている<ref name="2010-04-16_2"/>。naoはこれらの発売記念イベントを通して、ソロ活動を始めたばかりで心細く感じていた自分は決して一人ではなく、ファンに支えてもらっていることに気付き、安心感を覚えた、と自身の[[ブログ]]で振り返っている<ref>{{Cite web|author=nao|date=2010-10-19|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10681420902.html|title=Live5pb.終了っす!|なおかく。naoぶろぐ|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-14}}</ref>。


== 収録曲 ==
== アートワーク ==
[[タイアップ]]作品『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』の[[キャラクターデザイン]]を担当した[[ささきむつみ]]がシングルの表ジャケットを描いている。手前を向き、[[ウインク]]姿で描かれているのが「[[CHAOS;HEAD#西條 七海|西條七海]]」で、奥で正面から見て斜めを向いているのが「[[CHAOS;HEAD#咲畑 梨深|咲畑梨深]]」。そして、CDシングルのみに付属する裏ジャケットの両面および歌詞カード裏には、naoの写真がプリントされている。撮影は[http://www.icespace.com/ アイススペース] <ref name="lyrics"/>[[新橋 (東京都港区)|新橋]]スタジオのA studio<ref>[http://www.icespace.com/ スタジオ公式サイト] の写真紹介において、ジャケットに写ったものと全く同一のスタジオセット([[美術 (職業)#小道具|小道具]]・部屋の壁)が存在するため。</ref>にて[[カメラマン]]の[[相澤義和]]により<ref name="lyrics"/>2010年[[2月]]第2週に実施された<ref>{{Cite web|date=2010-02-22|url=http://blog.getchu.com/archives/51572928.html|title=Getchu.com:げっちゅブログ:メーカーズコラム『Blog.5pb.!』第156回 COOL JAPAN! COOL Asriel! アフィリアイベントやnaoちゃんCDジャケット撮影も|publisher=[[げっちゅ屋|Getchu.com]]|accessdate=2012-12-12}}</ref>。naoは[[春]]を感じさせるピンク色の[[ジャケット]]<ref name="2010-04-16_1">{{Cite web|author=伊藤真広|date=2010-04-16|url=http://ascii.jp/elem/000/000/515/515126/|title=ASCII.jp:初のソロシングル発売記念イベントでnao復活! (1/2)|publisher=アスキー・メディアワークス|accessdate=2013-04-24}}</ref>と[[黒]]色の[[インナーウェア]]を身にまとい、[[白]]色の[[スカート]]とピンク色の[[ストッキング]]、黒い[[ブーツ]]を履き、前髪と[[ポニーテール]]のみを[[金色]]に染めた状態で写っている。歌詞カードの裏には、[[椅子]]や[[木馬]]、[[地球儀]]などから構成される色鮮やかな舞台セットで溢れた白い部屋の中で座り込み、驚きの表情を見せるnaoが写っており、裏ジャケット両面の写真では、白い背景の中で手前を向いて立つ彼女が印刷されている。撮影時の[[ヘアメイクアーティスト|ヘアメイク]]は中島さつき、[[スタイリスト]]はfugimarがそれぞれ担当した<ref name="lyrics"/>。アートワークのクリエイティブ・ディレクションおよび[[グラフィックデザイン|デザイン]]はNORIzo([http://www.locomoco-g.com/index.html LocoMocoGraphics]<ref>{{Cite web|url=http://www.locomoco-g.com/new.html|title=LocoMocoGraphics/ロコモコグラフィックス|publisher=LocoMoco Graphics|accessdate=2012-12-11}}</ref>)による<ref name="lyrics"/>。
# '''シンクロしようよ''' [4:18]
#: 作詞・作曲:[[志倉千代丸]]、編曲:[[新井健史]]
#* Xbox 360用ゲーム『[[CHAOS;HEAD|CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!]]』オープニングテーマ
#* WEBラジオ『[[Radio なおしゃべる。]]』オープニングテーマ
#: タイアップ作品の『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』は、もともとの作品『CHAOS;HEAD』のラブコメ要素を重視して制作された[[ファンディスク]]で、その世界観に見合うようにnaoと作曲家らの妄想が詰め込められた<ref name="5pb.Records"/>。テクノポップな[[電波ソング]]で<ref>{{Cite web|date=2012-07-25|url=http://oh-news.net/live/?p=141376|title=【nao】2012/5/26 「SUPER GAMESONG LIVE 2012」naoステージレポート – OH|publisher=[[n3o]]|accessdate=2012-12-13}}</ref>、合いの手や[[効果音]]が随所に挿入されており、キュートで賑やかな構成となっている<ref>{{Cite web|url=http://listen.jp/newtype/dl_album_fvcg1107.htm|title=シンクロしようよ / nao アニメ・特撮・声優・音楽・歌詞・試聴・アニメソング・アニソンニュース -- Newtype アニメ ミュージック ダウンロード|publisher=Listen Japan|accessdate=2012-12-12}}</ref>。同時期に制作・発表されたnaoの楽曲「from universe」(1stアルバム『[[prismatic infinity carat.]]』に収録)とは全く逆のイメージを持ち<ref name="animate">{{Cite web|url=http://www.animate.tv/news/details.php?id=1264663084&p=1|title=「声優の日」第27回のゲストはアーティストのnaoさん! - ニュース - アニメイトTV|publisher=[[アニメイトTV]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>、志倉が担当した歌詞は『CHAOS;HEAD』のストーリーに関連するよう制作され<ref name="2010-02-05">{{Cite web|date=2010-02-05|url=http://news.dengeki.com/elem/000/000/233/233849/|title=『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』のOPを担当する、naoさんにインタビュー! - 電撃オンライン|publisher=電撃オンライン|accessdate=2012-12-14}}</ref>、詞の中にある「ノアの箱舟」が本来の表記(「[[ノアの方舟]]」)と異なっているのは、タイアップ作品の[[ゲーム機|ハード]]がXbox 360であることに由来している<ref name="famitsu"/>。また、ラララを連呼する部分が多いことも特徴的で<ref name="animate"/>、naoが歌詞の中で一番気に入っており{{refnest|group="注"|naoは楽曲の[[デモテープ]]を初めて聴いた際に、可愛らしいロック調のような印象を持ったが、歌の[[メロディ]]と詞が加わった時は特に歌い出しの「ラ」の数の多さに驚き、それゆえに印象深い楽曲になったと語っている<ref name="2010-02-05"/>。}}<ref name="2010-02-05"/>、物凄く集中して[[録音|レコーディング]]に臨んだ部分だと語っている<ref name="famitsu"/>。また、編曲を担当した新井は、[[ロック (音楽)|ロック]]なサウンド、[[シンセサイザー]]の音色、そして[[リア充]]に憧れるという趣旨の歌詞が融合することによって、楽曲が[[ハイカラ]]な印象に仕上がったとコメントしている<ref name="2010-03-09">{{Cite web|author=新井健史|date=2010-03-09|url=http://blog.livedoor.jp/vinprad/archives/50998529.html|title=アラケンの敏腕ブログ:シンクロしようよ|publisher=livedoor Blog|accessdate=2012-12-13}}</ref>。
#: 歌を担当したnaoは、無印の『CHAOS;HEAD』とは一風変わった「らぶでちゅっちゅ」な世界観がどのようなものかを常に考え、作品の中でリア充になることを切望していた[[主人公]]、[[CHAOS;HEAD#主人公|西條拓巳]]が突然リア充な世界に放り込まれた時の彼の気持ちについても意識したと語っており<ref name="2010-02-05"/>、「とてもノリやすくて覚えやすい楽曲」である<ref>{{Cite web|url=http://www.zakzak.co.jp/anime/news/1004/100414-005.html|title=元fripSideのnaoが歌う「CHAOS;HEAD らぶ Chu☆Chu!」OP「シンクロしようよ」CD発売記念イベント:zakzakアニメ★|publisher=[[スコップミュージック]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>。歌のレコーディングは2009年の[[クリスマス]]頃に実施<ref name="2010-02-05"/>。また、本作の[[ミュージック・ビデオ]]は、naoの1stアルバム『[[prismatic infinity carat.]]』を特定の店舗で購入した際の初回特典[[DVD]]にて収録されている<ref name="PV">{{Cite web|date=2011-05-28|url=http://listen.jp/newtype/anisonnews_002631.htm|title=naoの1stアルバム『prismatic infinity carat.』ジャケ写到着! アニソンニュース -- Newtype アニメ ミュージック ダウンロード|publisher=Listen Japan|accessdate=2013-02-03}}</ref>。
#: 前述の通り、音源は2009年12月25日に初公開。ライブイベントでの初披露は2010年[[3月13日]]に[[CLUB CITTA']]にて行われた「ヲタリズム in CLUB CITTA'」にて<ref>{{Cite web|date=2010-03-17|url=http://blog.getchu.com/archives/51584276.html|title=Getchu.com:げっちゅブログ:メーカーズコラム『Blog.5pb.!』第164回 naoちゃんイベントラッシュはじまります|publisher=Getchu.com|accessdate=2012-12-12}}</ref>。また、[[2012年]][[11月25日]]に[[クリエイティブセンター大阪|STUDIO PARTITA]]にて開催されたライブイベント「みるくらりあっとVol.5 〜続・MOE LIMIT BREAKERS〜」において[[榊原ゆい]]とのコラボを果たした<ref>{{Cite web|author=榊原ゆい|date=2012-11-25|url=http://ameblo.jp/sakakibara-yui/entry-11415529354.html|title=『みるくらりあっとVol.5』大阪!!!|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-12}}</ref>。
# '''君へのトビキリ☆応援歌。''' [4:11]
#: 作詞:[[山下慎一狼]]、作曲・編曲:新井健史
#* WEBラジオ『[[CHAOS;HEADラジオ#ラジオCHAOS;HEAD Love×2中毒注意報|CHAOS;HEAD Love×2中毒注意報]]』オープニングテーマ
#* WEBラジオ『Radio なおしゃべる。』エンディングテーマ
#: [[応援歌|応援ソング]]として制作された楽曲<ref name="5pb.Records"/>。ジャンルは電波および萌えソング<ref name="5pb.Records"/>。naoから可愛い電波ソングの制作オファーを受けた新井は、当初困難を極めたため、明確な楽曲イメージを持ち合わせる<ref name="2010-02-05"/>naoとの打ち合わせを重ねたが、なかなか形にすることが出来ずに行き詰まっていた<ref name="2010-03-31"/>。その楽曲制作の閉め切りが間近に迫り、新井はnaoの思う楽曲イメージを参考にするのではなく、2010年当時のnaoを楽曲で表現するという方向性に修正することにより、naoの私生活や行動を調べるうちに、彼女が提唱しており<ref>{{Cite web|author=nao|date=2010-01-16|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10435667732.html|title=ぶんかほぉーおぉおそー&#xFF5C;なおかく。naoぶろぐ|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-14}}</ref>、実際にファンから親しみを込めて呼ばれている愛称「なお姉」からヒントを得て<ref name="2010-03-31"/>、naoを[[うたのおねえさん|歌のお姉さん]]に見立てて<ref name="famitsu"/>、naoとリスナーの双方が楽しめる楽曲に思い当たったという<ref name="2010-03-31"/>。最終的には、シンセサイザーを用いた[[行進曲]]や[[ブラスバンド]]風のサウンドを目指して作曲された<ref name="2010-03-09"/>。ちなみに、楽曲タイトルの別候補として「嗚呼!中二行進曲。」があったことも明かされている<ref>{{Cite web|author=nao|date=2010-04-11|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10505435334.html|title=いべんとですた。ちょうぶんちうい&#xFF5C;なおかく。naoぶろぐ|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-14}}</ref>。
#: また、曲中の合いの手はnaoが考案したもの<ref name="2010-03-31"/>。naoとしては、作品に登場する[[ヒロイン]]の一人、[[CHAOS;HEAD#『ブラッドチューン THE ANIMATION』のヒロイン|星来オルジェル]]からの目線で応援歌を作り上げたという<ref name="2010-03-06"/><ref name="2010-02-05"/>。特に、これまでに制作された同系統の楽曲よりも合いの手を多めに挿入したり、楽曲の最後で[[合唱]]パートを初めて取り入れたり、[[間奏]]の台詞パートの尺を長めに取ったりと、初めて体験することが多い制作になったという<ref name="2010-02-05"/>。また、歌詞中には『CHAOS;HEAD』をイメージさせる言葉がさりげなく入っている<ref name="2010-02-05"/>。かなりぶっ飛んだ楽曲になっているが<ref name="2010-02-03"/>、意外と作品の世界観に合致している気がするとも語っている<ref>{{Cite web|date=2010-03-06|url=http://news.dengeki.com/elem/000/000/242/242624/index-2.html|title=Webラジオ『CHAOS;HEAD Love×2中毒注意報』の収録現場に潜入してきました - 電撃オンライン(2ページ目)|publisher=電撃オンライン|accessdate=2012-12-14}}</ref>。
#: 前述の通り、音源は2010年2月11日に初公開。ライブイベントでの初披露は同年4月10日のCD発売記念イベントにて<ref name="famitsu"/>。
# シンクロしようよ([[オフヴォーカル|off vocal]]) [4:19]
# 君へのトビキリ☆応援歌。(off vocal) [4:07]
#: off vocalの2曲には合いの手および「君へのトビキリ☆応援歌。」の合唱・間奏における台詞パートが収録されている。


== 演奏参加・録音 ==
== 音楽と歌詞 ==
{{ external media
<ref name="lyrics"/>
| align = right
{| class="wikitable"
| width =
! ミュージシャン
| video1 = [http://nofate.jp/special/movie01.html 「シンクロしようよ」と同時期に制作された楽曲「from universe」]<small>(ゲーム『[[のーふぇいと! 〜only the power of will〜]]』公式プロモーションビデオ)</small>
! 担当
}}
|-
楽曲「シンクロしようよ」は、タイアップ作品の持つ「らぶChu☆Chu!」な世界観に見合うように、naoと作曲家らの妄想が詰め込められた楽曲となっている<ref name="5pb.Records"/>。[[テクノポップ]]な[[電波ソング]]で<ref>{{Cite web|date=2012-07-25|url=http://oh-news.net/live/?p=141376|title=【nao】2012/5/26 「SUPER GAMESONG LIVE 2012」naoステージレポート – OH|publisher=[[n3o]]|accessdate=2012-12-13}}</ref>、合いの手や[[効果音]]が随所に挿入された、キュートで賑やかな構成となっており<ref>{{Cite web|url=http://listen.jp/newtype/dl_album_fvcg1107.htm|title=シンクロしようよ / nao アニメ・特撮・声優・音楽・歌詞・試聴・アニメソング・アニソンニュース -- Newtype アニメ ミュージック ダウンロード|publisher=リッスンジャパン|accessdate=2012-12-12}}</ref>、naoによると「明るくちゅっちゅっな感じ」で<ref name="2010-02-05"/>、「とてもノリやすく覚えやすい楽曲」<ref>{{Cite web|url=http://www.zakzak.co.jp/anime/news/1004/100414-005.html|title=元fripSideのnaoが歌う「CHAOS;HEAD らぶ Chu☆Chu!」OP「シンクロしようよ」CD発売記念イベント:zakzakアニメ★|publisher=[[スコップミュージック]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>。とりわけ、同時期に制作・発表されたnaoの楽曲「from universe」(1stアルバム『[[prismatic infinity carat.]]』に収録)とは全く逆のイメージを持っている<ref name="animate">{{Cite web|url=http://www.animate.tv/news/details.php?id=1264663084&p=1|title=「声優の日」第27回のゲストはアーティストのnaoさん! - ニュース - アニメイトTV|publisher=[[アニメイトTV]]|accessdate=2012-12-14}}</ref>。
| 寺前甲([[Demetori]]) || [[ギター]]

|-
志倉による歌詞は、『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』独特の世界観に関連付けて制作されている<ref name="2010-02-05"/>。例を挙げると、詞中の「ノアの箱舟」が本来の表記(「[[ノアの方舟]]」)と異なっているのは、作品の[[ゲーム機|ハード]]がXbox 360であることに由来している<ref name="famitsu"/>。その他にも、詞には「ラブリン♪」という言葉が含まれ、naoが志倉に対し一種の“ギャップ萌え”を感じた一面でもあるという<ref name="anican"/>。
| 代官山第三合唱部のみなさん<!--クレジットの通りに表記しました。--> || [[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]]

|}
また、楽曲の[[デモテープ]]を初めて聴いた際についてnaoは、
{{Cquote|実は「あ、意外に普通だな……」というのが第一印象です。楽曲だけを聴くと、かわいらしいロック調の曲なので(笑)。ただ、歌のメロディラインが入って、歌詞を見た時は驚きましたね。歌いだしの“ラ”の数がものすごい数だったので……。|20px||nao|電撃オンラインにおけるインタビュー<ref name="2010-02-05"/>}}
と述べているように、「ラン♪ラン♪……」を連呼するパートの多さが印象的で<ref name="animate"/>、彼女が詞の中で最も気に入っており<ref name="2010-02-05"/>、物凄く集中して[[録音|レコーディング]]に臨んだ部分でもある<ref name="famitsu"/>。冒頭部の「ラン♪ラン♪……」についても、特に意味を持たない言葉だけれども、[[ジェットコースター]]が上昇していく時のような期待感を煽ることで、楽曲ひいては作品の世界観へと、あっという間に視聴者を誘うための役割を担っている、と自ら分析している<ref name="anican"/>。

また、レコーディングは2009年の[[クリスマス]]頃に実施され<ref name="2010-02-05"/>、その際には志倉などから歌い方についての指導を全く受けておらず、naoの自由な歌唱表現がそのまま活かされている<ref name="2010-02-05"/><ref name="anican"/>。そのなかでも、彼女は前述した通り『CHAOS;HEAD』とは一風変わったタイアップ作品の世界観がどのようなものかを常に考慮し、物語の中で[[リア充]]になることを切望していた[[主人公]]、「[[CHAOS;HEAD#主人公|西條拓巳]]」に焦点を当て、彼が突然リア充な世界に放り込まれた時の気持ちについて想像を膨らませたという<ref name="2010-02-05"/>。録音自体はスムーズに進行したものの、滑舌や声の質、ニュアンスといった一つ一つの要素が変化することにより、曲の印象も変わってしまうことに気付き、視聴者の妄想を助長させるような可愛らしい歌い方を模索するため、かなり思案したと語っている<ref name="anican"/>。一方で、本作品の編曲を担当した新井は、[[ロック (音楽)|ロック]]なサウンド、[[シンセサイザー]]の音色、そして[[リア充]]に憧れるという趣旨の歌詞が融合することによって、楽曲が[[ハイカラ]]な印象に仕上がったとコメントしている<ref name="2010-03-09">{{Cite web|author=新井健史|date=2010-03-09|url=http://blog.livedoor.jp/vinprad/archives/50998529.html|title=アラケンの敏腕ブログ:シンクロしようよ|publisher=livedoor Blog|accessdate=2012-12-13}}</ref>。

さらに、2010年[[9月21日]]に発売された[[コンピレーション・アルバム]]『Science Adventure Dance Remix』には、[[ちょむP]]による本作品の[[ダンス・ミュージック|ダンス]][[リミックス]]バージョンが収録されており、ちょむPは本作について「原曲がいわゆる電波ソングで、すでにかなりパワフルなので、ダンスリミックスとしてどのように差別化を図るかに頭を悩ませました。」と述べている<ref>『Science Adventure Dance Remix』のCDアルバムに付属する歌詞カードより。</ref>。[[2011年]][[6月22日]]に発売された自身の1枚目となるアルバム『prismatic infinity carat.』にも収録され、非常に思い入れが強い楽曲で<ref>[[#liner_notes|『prismatic infinity carat.』セルフライナーノーツ]], 該当時間:7:34.</ref>、自分の名刺のような存在になっている<ref>[[#liner_notes|『prismatic infinity carat.』セルフライナーノーツ]], 該当時間:8:00.</ref>、と作品について振り返った。

次に、シングルのカップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」は、[[応援歌|応援ソング]]として制作された楽曲<ref name="5pb.Records"/>。ジャンルは電波および萌えソングで<ref name="5pb.Records"/>、naoによれば、あまりない[[テンポ]]でノリづらく<ref name="famitsu"/>、「やりたい放題」で<ref>[[#liner_notes|『prismatic infinity carat.』セルフライナーノーツ]], 該当時間:8:24.</ref>、名曲というよりも“迷曲”という表現が相応しい楽曲<ref>[[#liner_notes|『prismatic infinity carat.』セルフライナーノーツ]], 該当時間:8:28.</ref>。naoから「可愛い電波ソング」の制作オファーを受けた新井は、明確な楽曲イメージを持ち合わせるnao<ref name="2010-02-05"/>との打ち合わせを重ねたが、なかなか形にすることが出来ず、作曲は困難を極めた<ref name="2010-03-31"/>。楽曲制作の閉め切りが間近に迫り、新井は彼女の楽曲イメージをそのまま参考にすることを諦め、2010年当時のnaoを楽曲で表現するという方向性に修正することとした<ref name="2010-03-31"/>。そうして彼女の私生活や普段の行動を調べるうちに、彼女自らが提唱しており<ref>{{Cite web|author=nao|date=2010-01-16|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10435667732.html|title=ぶんかほぉーおぉおそー|なおかく。naoぶろぐ|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-14}}</ref>、実際にファンから親しみを込めて呼ばれている愛称「なお姉」からヒントを得て<ref name="2010-03-31"/>、naoを[[うたのおねえさん|歌のお姉さん]]に見立てて<ref name="anican"/><ref name="famitsu"/>、naoとリスナーの双方が楽しめる楽曲に思い当たったという<ref name="2010-03-31"/>。最終的には、シンセサイザーを用いた[[行進曲]]や[[ブラスバンド]]風のサウンドを目指して作曲されている<ref name="2010-03-09"/>。naoもこのことについては{{Cquote|そもそも、いわゆる電波ソングにしたかったんですよ。合の手{{ママ}}じゃないですけど、セリフみたいなのが入る様なメロディーの構成にしてもらいたいという希望を出していたんですが……。ものの見事に無視されまして、あぁいった応援歌になりました。作曲と編曲を担当した新井君になんでって聞いたら、私とファンの方とのTwitterなどでのやりとりを見て、歌のお姉さんのように感じられた。と後から言い訳してました(笑)|20px||nao|ishimaru soft 本店で行われたCDシングル発売記念イベントにて<ref name="2010-04-16_1"/>}}
と、自らが想定していた方向性とは異なった作品に仕上がったことを明らかにしている。新井の手によって曲のメロディーが完成した後、naoは[[Skype]]を通して山下慎一狼と共に相談しながら作詞を進めたという<ref name="famitsu"/>。その歌詞には『CHAOS;HEAD』を想起させるフレーズを何気ない形で含ませている<ref name="2010-02-05"/><ref>[[#liner_notes|『prismatic infinity carat.』セルフライナーノーツ]], 該当時間:8:34.</ref>。合いの手や台詞パートの作成を担当したのはnao<ref name="2010-03-31"/><ref name="anican"/>。最終的に、今までに制作された同系列の楽曲よりも合いの手を多めに挿入したり、楽曲の最後で[[合唱]]パートを初めて取り入れてみたり、[[間奏]]での台詞パートの尺を長めに取ったりと、初めて経験することの多い制作となったようだ<ref name="2010-02-05"/><ref name="anican"/>。レコーディングでは、長い台詞パートが間奏に収まりきるよう、前もって自宅で練習をこなしていたため、噛むことなく済ますことが出来た、とnaoは語っている<ref name="anican"/>。このように、本作はかなりぶっ飛んだ構成になっているけれども<ref name="2010-02-03"/>、意外に作品の世界観と合致している気がする、とも述べている<ref>{{Cite web|date=2010-03-06|url=http://news.dengeki.com/elem/000/000/242/242624/index-2.html|title=Webラジオ『CHAOS;HEAD Love×2中毒注意報』の収録現場に潜入してきました - 電撃オンライン(2ページ目)|publisher=アスキー・メディアワークス|accessdate=2012-12-14}}</ref>。

また、naoによると、『CHAOS;HEAD』内で[[劇中劇]]として描かれる[[アニメ]]作品『ブラッドチューン THE ANIMATION』に登場する[[ヒロイン]]の一人、[[CHAOS;HEAD#『ブラッドチューン THE ANIMATION』のヒロイン|星来オルジェル]]からの目線で、「自分が落胆している時に、理想の女の子が元気づけてくれる」イメージで応援歌を歌いあげている<ref name="2010-02-05"/><ref name="anican"/><ref name="2010-03-06"/>。彼女はそれを踏まえ、同アニメのヒロイン、オルジェル姉妹を演じる[[声優]]の[[友永朱音]]と[[加藤英美里]]が、本作をオープニングテーマとして使用するWEBラジオ『CHAOS;HEAD Love×2中毒注意報』にレギュラー出演を果たしたことについて、喜びを表している<ref name="2010-03-06"/>。ちなみに、楽曲タイトルの別候補として「嗚呼![[中二病|厨二]]行進曲。」があったものの<ref>{{Cite web|author=nao|date=2010-04-11|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10505435334.html|title=いべんとですた。ちょうぶんちうい|なおかく。naoぶろぐ|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-14}}</ref>、悩み貫いた末に現タイトルに決定したことも明らかにされている<ref name="anican"/>。

なお、CDシングルのみ収録されている[[オフヴォーカル|off vocal]]の2曲には、合いの手および「君へのトビキリ☆応援歌。」の合唱・台詞パートも収録されている。

== 反響 ==
=== 批評 ===
[[音楽出版社 (企業)|音楽出版社]]が運営するCDジャーナルでは、「ピコピコ&ハイパーなサウンドのなかで“萌え”の本質を射抜くラブリーなヴォーカルが鳴り響く」楽曲と述べられている<ref>{{Cite web|url=http://artist.cdjournal.com/d/-/4110011192|title=nao/「CHAOS:HEAD らぶChu☆Chu!」オープニングテーマ~シンクロしようよ &#x5B;CD&#x5D; &#x5B;シングル&#x5D; - CDJournal.com|publisher=CDジャーナル|accessdate=2012-12-12}}</ref>。また、アニメやゲームなどの情報誌『[[アニカン]]』Vol.82(2010年4月号)では、「妄想トリガー大爆裂のラブリー電波チューン」とも形容されている<ref name="anican"/>。「妄想トリガー」とは、『CHAOS;HEAD』シリーズ特有のゲームシステムを指し、主人公が妄想の世界を見るためのスイッチとして機能する<ref>{{Cite web|author=[[マフィア梶田]]|date=2009-03-0|url=http://www.4gamer.net/games/082/G008218/20090305051/|title=4Gamer.net ― 妄想トリガーでポジティブ/ネガティブ展開をコントロール! Xbox 360用妄想科学ADV「CHAOS;HEAD NOAH」|publisher=[[モビーダ・ホールディングス|Aetas]]|accessdate=2013-04-26}}</ref>。

=== チャート成績 ===
また、各種チャートにおいては、2010年4月10日付の[[ビルボード#Billboard JAPANのチャート|Billboard JAPAN Hot Singles Sales]]で最高94位<ref name="billboard"/><ref group="注">チャートに登場したのは1回のみ。2010年4月当時、「Billboard JAPAN Hot Animation」は存在しないため、言及しない。</ref>、同年4月12日付の週間[[オリコンチャート]]で最高62位を獲得した{{refnest|group=注|チャートに登場したのは4月12日と19日付の2回のみ<ref name="oricon"/>。}}。また、[[コミックとらのあな]][[通信販売]]の音楽CDランキングでは、2010年4月第1週に週間最高28位を記録している<ref>{{Cite web|url=http://www.toranoana.jp/mailorder/mcd/ranking/2010/201004_1.html|title=【とらのあなWebSite】週間ランキング|publisher=とらのあな|accessdate=2013-02-20}}<span style="color:red">(年齢認証あり)</span></ref><ref group="注">チャートに登場したのは1回のみ。月間ランキングへの登場は無し。また、2010年4月当時、デイリーランキングは存在しないため、言及しない。</ref>。

== ミュージック・ビデオ ==
{{ external media
| align = left
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| image1 = [http://livedoor.blogimg.jp/getchublog/imgs/d/a/da9dcee4.jpg naoが出演するミュージック・ビデオの宣伝用PV]<small>([[スクリーンショット]])</small><ref name="2010-03-12">{{Cite web|date=2010-03-12|url=http://blog.getchu.com/archives/51581679.html|title=Getchu.com:げっちゅブログ:メーカーズコラム『Blog.5pb.!』第163回 naoちゃんの「シンクロしようよ」プロモです! 大阪でイベントも|publisher=Getchu.com|accessdate=2013-04-25}}</ref>
}}
本楽曲「シンクロしようよ」はタイアップ作品のオープニングテーマ映像のみならず、nao本人が出演する[[ミュージック・ビデオ]]の制作も行われており、CDシングルの発売に合わせて撮影された<ref name="PV">{{Cite web|date=2011-05-28|url=http://listen.jp/newtype/anisonnews_002631.htm|title=naoの1stアルバム『prismatic infinity carat.』ジャケ写到着! アニソンニュース -- Newtype アニメ ミュージック ダウンロード|publisher=リッスンジャパン|accessdate=2013-02-03}}</ref>。宣伝のためのプロモーション・ビデオとして、動画で放送されるインターネットラジオなどを介して配信された<ref name="2010-03-12"/>。その後の2011年6月に発売されたnaoの1stアルバム『prismatic infinity carat.』初回生産分を特定の店舗で購入した際の特典[[DVD]]『prismatic infinity carat. special dvd』(非売品)に、アルバムのリード曲「prismatic infinity carat.」のミュージック・ビデオなどと一緒に収められており、シングル発売から約1年3ヶ月を経てリリースを果たした<ref name="PV"/>。

ミュージック・ビデオに出演するnaoは、[[#アートワーク|アートワーク]]の写真と同じ衣装に身を包んでいる。冒頭の[[伴奏]]部分では、CDシングルの裏ジャケットに写っている、椅子が置かれたセットの中を歩きまわり、[[カメラ]]に向かって複数回ポーズを取る。歌パートに入ると、真っ白な背景の前で、彼女の全身が映る固定カメラと、至近距離で様々なアングルから彼女の一部を映し出し、モーションを演出するカメラの2つの映像から構成される。楽曲の最後では、naoがウインクとポーズを決めたのち画面は切り替わり、『CHAOS;HEAD』シリーズに登場する[[カエル]]の[[マスコット]]「[[CHAOS;HEAD#その他の用語|ゲロカエルん]]」の顔が無音で数秒間映し出されてビデオは終了する。

== ライヴ・パフォーマンス ==
{{ external media
| align = right
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| image1 = [https://twitter.com/3go5pb/status/272673387413909504 『みるくらりあっとVol.5 〜続・MOE LIMIT BREAKERS〜』にて共演を果たした直後のnaoと榊原ゆい]
}}
「シンクロしようよ」のライヴイベントでの初披露は2010年[[3月13日]]に[[CLUB CITTA']]にて行われた『ヲタリズム in CLUB CITTA'』にて<ref>{{Cite web|date=2010-03-17|url=http://blog.getchu.com/archives/51584276.html|title=Getchu.com:げっちゅブログ:メーカーズコラム『Blog.5pb.!』第164回 naoちゃんイベントラッシュはじまります|publisher=Getchu.com|accessdate=2012-12-12}}</ref>。その他にも2010年[[10月16日]]に[[JCBホール]]にて催された『[[Live5pb.|Live5pb.2010 @ JCB Hall]]』や2012年[[5月26日]]の[[パシフィコ横浜]]における『[[Animelo Summer Live#SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-|SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-]]』など様々なイベントで披露されており、特に前述した2つのイベントでの彼女のパフォーマンスは現在までに映像ディスク化がなされている<ref name="Live5pb.">{{Cite web|url=http://5pb.jp/records/release/detail/detail.php?records_product_code=MHXL-5|title=新譜情報 &#x7C; 5pb.Records|publisher=5pb.Records|accessdate=2013-02-20}}</ref><ref name="supage">{{Cite web|url=http://supage.jp/goods.html#blu-ray|title=Goods &#x7C; SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME- &#x7C; スーパーゲーソンライヴ2012|publisher=MAGES.|accessdate=2013-02-20}}</ref>。[[クリエイティブセンター大阪|STUDIO PARTITA]]にて2010年[[11月27日]]に行われた西日本最大級のアニメ・ゲーム関連のライヴイベント『みるくらりあっとvol.3 〜続・MOE SYNDROME〜』にトップバッターとして出演した際には、「ライブでみんなとシンクロしたい!」という思いを乗せて歌い上げ<ref>{{Cite web|date=2011-02-07|url=http://www.anican.jp/blog/anicanreport/anicanreport.aspx?number=20110039|title=アニカンレポート - アニカンジェイピー|publisher=MG2|accessdate=2013-04-24}}</ref>、客席との一体感を感じ、楽曲がファンの間で浸透していることを実感したという<ref>{{Cite web|author=nao|date=2010-11-30|url=http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10722937561.html|title=みるくナらりあっと!|なおかく。naoぶろぐ|publisher=Ameba|accessdate=2013-04-26}}</ref>。さらに、同所で[[2012年]][[11月25日]]に開催された『みるくらりあっとVol.5 〜続・MOE LIMIT BREAKERS〜』では、[[榊原ゆい]]とのコラボ・パフォーマンスを果たした<ref name="2012-11-25">{{Cite web|author=榊原ゆい|date=2012-11-25|url=http://ameblo.jp/sakakibara-yui/entry-11415529354.html|title=『みるくらりあっとVol.5』大阪!!!|publisher=Ameba|accessdate=2012-12-12}}</ref>。榊原によると、2人でのスペシャルコラボが決定してから、何の楽曲を一緒に歌うか考えると、両者に接点のある作品『CHAOS;HEAD』に行き当たり、共演する様々なライヴイベントでnaoが本曲を披露する姿を見て、曲中の1フレーズ「ラブリン♪ラブリン♪」を自分も歌ってみたいと思ったという、榊原からのリクエストにnaoが応じる形で実現に至ったという<ref name="2012-11-25"/>。対して、シングルのカップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」は、前述の通り2010年4月10日に行われたCDシングル発売記念イベントにて初お披露目となった<ref name="famitsu"/>。

== 規格と収録曲 ==
{{tracklist
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| headline = CDシングル<ref name="Listen Japan"/><ref name="tower"/>
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| total_length = 16:44

| all_arrangements= 新井健史

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| lyrics_credits = yes
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| title1 = シンクロしようよ
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| lyrics1 = 志倉千代丸
| music1 = 志倉千代丸
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| length1 = 4:15

| title2 = 君へのトビキリ☆応援歌。
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| lyrics2 = 山下慎一狼
| music2 = 新井健史
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| length2 = 4:07

| title3 = シンクロしようよ (off vocal)
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| length3 = 4:15

| title4 = 君へのトビキリ☆応援歌。 (off vocal)
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| length4 = 4:07
}}

{{tracklist
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| headline = デジタル・ダウンロード (iTunes)<ref name="iTunes"/>
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| total_length = 8:29

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| lyrics_credits = yes
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| title1 = シンクロしようよ
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| lyrics1 = 志倉千代丸
| music1 = 志倉千代丸
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| length1 = 4:18

| title2 = 君へのトビキリ☆応援歌。
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| lyrics2 = 山下慎一狼
| music2 = 新井健史
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| length2 = 4:11
}}

{{tracklist
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| headline = 『prismatic infinity carat. special dvd』(『prismatic infinity carat.』初回生産分特典DVD)<ref name="special dvd">{{Cite web|url=http://www.suruga-ya.jp/database/138012463001.html|title=nao / prismatic infinity carat. special DVD・DVD・中古・通販ショップの駿河屋|publisher=[[A-Too|駿河屋]]|accessdate=2013-04-26}}</ref>
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| total_length = 18:22

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| lyrics_credits = yes
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| title1 = 『シンクロしようよ』Music Clip
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| writer1 =
| lyrics1 = 志倉千代丸
| music1 = 志倉千代丸
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| length1 = 4:32

| title2 = 『prismatic infinity carat.』Music Clip
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| lyrics2 = 山下慎一狼
| music2 = [[伊藤賢治]]
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| length2 = 4:11

| title3 = 『prismatic infinity carat.』セルフ[[ライナーノーツ]]<ref group="注">ここでの『prismatic infinity carat.』とは、楽曲ではなく、naoの1枚目のアルバムを指す。</ref>
| note3 =
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| lyrics3 =
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| length3 = 9:39
}}

== クレジット ==
<small>(出典:<ref name="lyrics"/>)</small>
* [[ギター]] - 寺前甲 ([[Demetori]])
* [[コーラス (ポピュラー音楽)|コーラス]] - 代官山第三合唱部のみなさん<!--クレジットの通りに表記しました。-->
* 録音・[[ミキシング]] - 中島次郎
* 録音・[[ミキシング]] - 中島次郎
: 録音は[[5pb.#5pb.Records|Studio 5pb.]]にて実施。
: 録音は[[5pb.#5pb.Records|Studio 5pb.]](現DAIKANYAMA MAGES. STUDIO<ref name="Studio 5pb."/>)にて実施。
* [[マスタリング]] - [http://keiko-ueda.sblo.jp/ 上田佳子][http://www.f-inc.jp/ F inc.]
* [[マスタリング]] - [http://keiko-ueda.sblo.jp/ 上田佳子] ([http://www.f-inc.jp/ F inc.])
: Wonder Station(現[http://59.106.185.31/japrs/display/company.jsp?studio_code=A028 MTCマスタリング])にて<!--2010年2月22日に:http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10465048745.htmlを参照した。CDリリース時期を考慮するとほぼ確実だと思われるが、CDタイトルについての言及が無いのでコメントアウト。他の出典が見つかれば追加お願いします。-->実施。
: Wonder Station(現[http://59.106.185.31/japrs/display/company.jsp?studio_code=A028 MTCマスタリング])にて<!--2010年2月22日に:http://ameblo.jp/dg-naoblog/entry-10465048745.htmlを参照した。CDリリース時期を考慮するとほぼ確実だと思われるが、CDタイトルについての言及が無いのでコメントアウト。他の出典が見つかれば追加お願いします。-->実施。
* [[スペシャルサンクス]] - LocoMocoGraphics・VIKINGIII


== 収録作品 ==
== 収録作品 ==
93行目: 237行目:
|rowspan="4"| シンクロしようよ || [[2011年]][[6月22日]] || [[prismatic infinity carat.]] ||
|rowspan="4"| シンクロしようよ || [[2011年]][[6月22日]] || [[prismatic infinity carat.]] ||
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|| 2011年[[8月24日]] || CHAOS;HEAD VOCAL COLLECTION<ref name="fvcg1172">{{Cite web|url=http://listen.jp/store/album_fvcg1172.htm|title=CHAOS;HEAD VOCAL COLLECTION&#xFF5C;V.A.&#xFF5C;試聴・ダウンロード ListenJapan 【 リッスンジャパン 】|publisher=Listen Japan|accessdate=2012-12-14}}</ref> || DISC2に収録。
|| 2011年[[8月24日]] || CHAOS;HEAD VOCAL COLLECTION<ref name="fvcg1172">{{Cite web|url=http://listen.jp/store/album_fvcg1172.htm|title=CHAOS;HEAD VOCAL COLLECTION|V.A.試聴・ダウンロード ListenJapan 【 リッスンジャパン 】|publisher=リッスンジャパン|accessdate=2012-12-14}}</ref> || DISC2に収録。
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|| 2011年[[9月21日]] || Science Adventure Dance Remix<ref>{{Cite web|url=http://listen.jp/newtype/anisonnews_002939.htm|title=「CHAOS;HEAD」「STEINS;GATE」の楽曲をダンスリミックス! アニソンニュース -- Newtype アニメ ミュージック ダウンロード|publisher=Listen Japan|accessdate=2012-12-12}}</ref> || [[ちょむP]]による[[リミックス]]バージョン{{refnest|group=注|ちょむPは、もともと電波ソングである本作を全く異なるダンスリミックスとして聴かせることに苦難したとコメントしている<ref>『Science Adventure Dance Remix』の歌詞カードより。</ref>。}}
|| 2011年[[9月21日]] || Science Adventure Dance Remix<ref>{{Cite web|url=http://listen.jp/newtype/anisonnews_002939.htm|title=「CHAOS;HEAD」「STEINS;GATE」の楽曲をダンスリミックス! アニソンニュース -- Newtype アニメ ミュージック ダウンロード|publisher=リッスンジャパン|accessdate=2012-12-12}}</ref> || [[ちょむP]]によるダンスリミックスバージョン。
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|| 2012年[[1月25日]] || THE WORKS 〜志倉千代丸楽曲集〜7.0<ref>{{Cite web|url=http://listen.jp/store/album_avca49346.htm|title=THE WORKS ~志倉千代丸楽曲集~7.0 &#xFF5C;V.A.&#xFF5C;試聴・ダウンロード ListenJapan 【 リッスンジャパン 】|publisher=Listen Japan|accessdate=2012-12-14}}</ref> ||
|| 2012年[[1月25日]] || THE WORKS 〜志倉千代丸楽曲集〜7.0<ref>{{Cite web|url=http://listen.jp/store/album_avca49346.htm|title=THE WORKS ~志倉千代丸楽曲集~7.0 |V.A.試聴・ダウンロード ListenJapan 【 リッスンジャパン 】|publisher=リッスンジャパン|accessdate=2012-12-14}}</ref> ||
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|rowspan="2"| 君へのトビキリ☆応援歌。|| 2011年6月22日 || prismatic infinity carat. ||
|rowspan="2"| 君へのトビキリ☆応援歌。|| 2011年6月22日 || prismatic infinity carat. ||
108行目: 252行目:
! 楽曲 !! 発売日 !! BD/DVD タイトル !! 備考
! 楽曲 !! 発売日 !! BD/DVD タイトル !! 備考
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|rowspan="3"| シンクロしようよ || 2011年[[4月27日]] || [[Live5pb.|Live5pb.2010 @ JCB Hall]]<ref>{{Cite web|url=http://5pb.jp/records/release/detail/detail.php?records_product_code=MHXL-5|title=新譜情報 &#x7C; 5pb.Records|publisher=5pb.Records|accessdate=2013-02-20}}</ref> || ライBD。DISC1に収録。
|rowspan="3"| シンクロしようよ || 2011年[[4月27日]] || [[Live5pb.|Live5pb.2010 @ JCB Hall]]<ref name="Live5pb."/> || ライBD。DISC1に収録。
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|| 2011年6月22日 || prismatic infinity carat.<ref name="PV"/> || 初回特典DVDにPV収録。
|| 2011年6月22日 || prismatic infinity carat. special dvd<ref name="special dvd"/> || 『prismatic infinity carat.』初回生産分特典DVDにPV収録。
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|| [[2013年]][[2月27日]] || [[Animelo Summer Live#SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-|SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-]]<ref>{{Cite web|url=http://supage.jp/goods.html#blu-ray|title=Goods &#x7C; SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME- &#x7C; スーパーゲーソンライブ2012|publisher=[[MAGES.]]|accessdate=2013-02-20}}</ref> || ライBD。
|| [[2013年]][[2月27日]] || [[Animelo Summer Live#SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-|SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-]]<ref name="supage"/> || ライBD。
|}
|}


122行目: 266行目:


=== 出典 ===
=== 出典 ===
{{Reflist|3}}
{{Reflist|2}}

== 参考文献 ==
; 情報誌
* {{Cite journal|和書
|author = 幡野敬
|authorlink =
|date = 2010-03-17
|title = ソロシングル第1弾!!『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』OPテーマ3月31日発売!!
|journal = アニカン
|issue = Vol.82(2010年4月号)
|page = 12
|publisher = MG2
|location = 東京都新宿区新宿
|accessdate = 2013-04-24
|ref = anican
}}

; DVD
* {{cite DVD-notes|title=prismatic infinity carat. special dvd.|titlelink=prismatic infinity carat.|format=ライナーノーツ|publisher=5pb.|location=東京都渋谷区恵比寿|year=2011|language=日本語|ref=liner_notes}}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* CD
* CDシングル
** [http://5pb.jp/records/release/detail/detail.php?records_product_code=FVCG-1107 5pb.Records 公式サイト内の商品紹介]
** [http://5pb.jp/records/release/detail/detail.php?records_product_code=FVCG-1107 5pb.Recordsによる商品紹介]
** [http://www.mediafactory.co.jp/c000051/archives/024/006/24651.html メディアファクトリーによる商品紹介]
* デジタル・ダウンロード (iTunes)
** [https://itunes.apple.com/jp/album/shinkuroshiyouyo-single/id414448725 nao「シンクロしようよ - Single」]
* 公式による発売記念イベントのレポート
* 公式による発売記念イベントのレポート
** [http://www.famitsu.com/anime/news/1233949_1558.html naoソロデビュー1stシングル『シンクロしようよ』の発売記念イベントでファンとシンクロ - ファミ通.com]
** [http://www.famitsu.com/anime/news/1233949_1558.html naoソロデビュー1stシングル『シンクロしようよ』の発売記念イベントでファンとシンクロ - ファミ通.com]
** [http://www.zakzak.co.jp/anime/news/1004/100414-005.html 元fripSideのnaoが歌う「CHAOS;HEAD らぶ Chu☆Chu!」OP「シンクロしようよ」CD発売記念イベント:zakzakアニメ★]
** [http://www.zakzak.co.jp/anime/news/1004/100414-005.html 元fripSideのnaoが歌う「CHAOS;HEAD らぶ Chu☆Chu!」OP「シンクロしようよ」CD発売記念イベント:zakzakアニメ★]
** [http://ascii.jp/elem/000/000/515/515126/ ASCII.jp:初のソロシングル発売記念イベントでnao復活!]


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[[Category:2010年のシングル]]
[[Category:2010年のシングル]]
[[Category:ゲーム主題歌]]
[[Category:ゲーム主題歌]]

2013年4月28日 (日) 13:18時点における版

シンクロしようよ
naoシングル
初出アルバム『prismatic infinity carat.(#11・12)』
B面 「君へのトビキリ☆応援歌。」
リリース
規格 CDシングル[1]
デジタル・ダウンロード[2]
録音

日本の旗 日本

ジャンル J-POPゲームミュージック
時間
レーベル 5pb.
作詞・作曲 志倉千代丸(作詞曲 #1)
山下慎一狼(作詞 #2)
新井健史(作曲 #2)[5]
プロデュース 富士丸翔[3]
チャート最高順位
nao[注 2] シングル 年表
-シンクロしようよ
(2010年)
流星のビヴロスト/sincerely
(2010年)
prismatic infinity carat. 収録曲
ぱすてるチャイム
(10)
シンクロしようよ
(11)
君へのトビキリ☆応援歌。
(12)
タイアップ作品のミュージック・ビデオ
Xbox360 妄想爆裂ADV CHAOS;HEAD らぶChu☆chu! OPムービー - YouTube
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シンクロしようよ」は、日本女性歌手naoの楽曲。この楽曲は、彼女の1枚目[注 2]シングルとして2010年3月31日5pb.から同タイトルで発売された。本作にはカップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」が収録されており、CDシングルの規格品番はFVCG-1107となっている。販売元はメディアファクトリー[8]。収録曲のデジタル・ダウンロード販売も行われている。

このシングルのキャッチコピーは、「妄想爆裂!トリガー暴発!!」[8]・「音と歌のトリック、naoワールドにダイブせよ!!」[9]となっている。藤本徹、高橋克典、外崎剛らが販売促進活動を行い、デザイン・コントロールは小田能知、オーガナイゼーション・コントロールは二田祐樹・室井浩太郎、エグゼクティブ・プロデューサーは株式会社MAGES.代表取締役社長、志倉千代丸が担当している[3]。その兄、富士丸翔プロデューサーおよびA&Rとして作品に関わっている[3]

背景

「シンクロしようよ」は、naoが音楽ユニットfripSide初代ボーカルを卒業した2009年ののちに、ソロ活動を開始させてから約1年後[10]のリリースとなるメジャーデビューシングル。収録曲の作曲および編曲を担当した新井健史は、一人での歌手活動を始めたnaoがこれまでやってきた努力や、経験してきた苦悩・葛藤など[11]が作品に込められていると語っている[10]。nao自身はリリース当時の心境について、

fripSideを卒業した時は、実は歌を歌うことを辞めようと思っていました。ですが、今まで一緒に音楽をやってきた音楽仲間に応援してもらい、そして志倉さんに同人音楽とDystopiaGroundについてお話を伺って、fripSideのころとは、また違った視点で“音楽”というものを見つめ直すことができた気がします。ソロの歌い手となってまだ半年も経っていないのですが、昔から私を知っている音楽仲間と温かいファンのみんなに支えてもらって、今の私があります。それを、以前よりも、より増してありがたいことだと思えるようになりました。

—nao(電撃オンラインにおけるインタビュー[12]より)

のように述べている[注 3]

楽曲「シンクロしようよ」のタイアップ作品となったXbox 360用ゲーム『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』(2010年3月25日発売)は、本編『CHAOS;HEAD』で描かれる心理的サスペンスとは違い、ラブコメ要素を重視して制作されたファンディスクとなっている[14]。そのため、fripSide時代より萌えをテーマにした作品や電波ソングを多数担当してきたnaoが主題歌アーティストとして抜擢された経緯がある[12]。nao自身、前作『CHAOS;HEAD』・『CHAOS;HEAD NOAH』の主題歌を務めていたのは一貫していとうかなこだったため、作品に対して持つイメージは彼女の存在が色濃くなっており、自分が関連シリーズの主題歌を担当することに当初不安を覚えたが、本作で自分なりの頑張りを見せようと即座に気持ちを入れ替えることが出来たという[12]。そして、ダークな印象を持つ本編『CHAOS;HEAD』のストーリーに対し[12]ピンク色のイメージを抱かせる「らぶChu☆Chu!」な世界観を持つ今作との対照性に悩み、歌唱表現を行う上で考慮した点だと語っている[13]

リリース

シングルの表題曲「シンクロしようよ」が初めて公開されたのは2009年12月25日にアップロードされたゲーム『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』の公式告知ムービー (YouTube) 内にて[注 4][15]。そして、2010年1月29日に同楽曲を収録したCDシングルのリリース情報が公開され、同時に試聴が開始された[15][16]。また、同シングルに収録されているカップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」はWEBラジオCHAOS;HEAD Love×2中毒注意報』オープニングテーマとして起用され、番組第1回が放送された2010年2月11日に初公開された[注 5][18]。さらに、CDシングル発売日当日からはWEBラジオ『Radio なおしゃべる。』の放送が開始され、本作の表題曲・カップリング曲はそれぞれオープニング・エンディングテーマにも起用されている。

そして、本楽曲はCDシングルおよびデジタル・ダウンロードの2形態で同年3月31日に発売された。CDシングルの初回版には特典として、ジャケットイラストが印刷されたB2サイズの発売告知ポスターが付属した[19]。一方、デジタル・ダウンロードを介した配信は、iTunesに限らず[2]ドワンゴでも行われ、表題曲「シンクロしようよ」は着うた着うたフルを始めとし、着メロ、歌詞、ミュージック・ビデオなどの各種コンテンツが携帯端末に向けて販売され、Android端末やiPhoneにはシングル形態で配信されている[20][21]。一方、カップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」は携帯端末へ向けた着うた、着うたフル、歌詞の配信およびスマートフォン端末へ向けたシングル形態での配信が行われている[22][23]

関連イベント

画像外部リンク
ishimaru soft 本店で行われたCDシングル発売記念イベントの模様

CDシングル「シンクロしようよ」の発売を記念し、作品が発売される直前の2010年3月22日メロンブックス大阪日本橋店にて入場無料のトークのみのイベントが開催された[24][25]。開催決定の発表は3月5日[15]。ちなみに、naoの大阪でのイベント開催は、ソロ活動開始後では初めてとなった[26]。また、4月10日には秋葉原にあったishimaru soft 本店の7Fホール[注 6]にて本CDシングルの購入者を対象としたトークおよびライヴイベントが実施された[24]。こちらの開催決定の発表は2月28日[15]。彼女のソロライヴイベントとしては初めての実施となり[28]、トークイベントでは彼女のサイン入りプレゼント(告知ポスター2枚・ソフトが封入されていないタイアップ作品の限定版パッケージアートワーク撮影で用いられるはずだったものの、結局使用されなかったハートの形をしたnaoの私物ネックレス)を景品としたじゃんけん大会も開催された[29][30]。そのなかでも、ネックレスを景品としたじゃんけん争奪は女性のみの参加とされた[29]。この大会ではカップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」の作詞を担当した山下慎一狼もステージに上がり、イベント参加者とのじゃんけんを行っている[29]。naoはこれらの発売記念イベントを通して、ソロ活動を始めたばかりで心細く感じていた自分は決して一人ではなく、ファンに支えてもらっていることに気付き、安心感を覚えた、と自身のブログで振り返っている[31]

アートワーク

タイアップ作品『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』のキャラクターデザインを担当したささきむつみがシングルの表ジャケットを描いている。手前を向き、ウインク姿で描かれているのが「西條七海」で、奥で正面から見て斜めを向いているのが「咲畑梨深」。そして、CDシングルのみに付属する裏ジャケットの両面および歌詞カード裏には、naoの写真がプリントされている。撮影はアイススペース [3]新橋スタジオのA studio[32]にてカメラマン相澤義和により[3]2010年2月第2週に実施された[33]。naoはを感じさせるピンク色のジャケット[34]色のインナーウェアを身にまとい、色のスカートとピンク色のストッキング、黒いブーツを履き、前髪とポニーテールのみを金色に染めた状態で写っている。歌詞カードの裏には、椅子木馬地球儀などから構成される色鮮やかな舞台セットで溢れた白い部屋の中で座り込み、驚きの表情を見せるnaoが写っており、裏ジャケット両面の写真では、白い背景の中で手前を向いて立つ彼女が印刷されている。撮影時のヘアメイクは中島さつき、スタイリストはfugimarがそれぞれ担当した[3]。アートワークのクリエイティブ・ディレクションおよびデザインはNORIzo(LocoMocoGraphics[35])による[3]

音楽と歌詞

映像外部リンク
「シンクロしようよ」と同時期に制作された楽曲「from universe」(ゲーム『のーふぇいと! 〜only the power of will〜』公式プロモーションビデオ)

楽曲「シンクロしようよ」は、タイアップ作品の持つ「らぶChu☆Chu!」な世界観に見合うように、naoと作曲家らの妄想が詰め込められた楽曲となっている[9]テクノポップ電波ソング[36]、合いの手や効果音が随所に挿入された、キュートで賑やかな構成となっており[37]、naoによると「明るくちゅっちゅっな感じ」で[12]、「とてもノリやすく覚えやすい楽曲」[38]。とりわけ、同時期に制作・発表されたnaoの楽曲「from universe」(1stアルバム『prismatic infinity carat.』に収録)とは全く逆のイメージを持っている[39]

志倉による歌詞は、『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』独特の世界観に関連付けて制作されている[12]。例を挙げると、詞中の「ノアの箱舟」が本来の表記(「ノアの方舟」)と異なっているのは、作品のハードがXbox 360であることに由来している[30]。その他にも、詞には「ラブリン♪」という言葉が含まれ、naoが志倉に対し一種の“ギャップ萌え”を感じた一面でもあるという[13]

また、楽曲のデモテープを初めて聴いた際についてnaoは、

実は「あ、意外に普通だな……」というのが第一印象です。楽曲だけを聴くと、かわいらしいロック調の曲なので(笑)。ただ、歌のメロディラインが入って、歌詞を見た時は驚きましたね。歌いだしの“ラ”の数がものすごい数だったので……。

—nao(電撃オンラインにおけるインタビュー[12]より)

と述べているように、「ラン♪ラン♪……」を連呼するパートの多さが印象的で[39]、彼女が詞の中で最も気に入っており[12]、物凄く集中してレコーディングに臨んだ部分でもある[30]。冒頭部の「ラン♪ラン♪……」についても、特に意味を持たない言葉だけれども、ジェットコースターが上昇していく時のような期待感を煽ることで、楽曲ひいては作品の世界観へと、あっという間に視聴者を誘うための役割を担っている、と自ら分析している[13]

また、レコーディングは2009年のクリスマス頃に実施され[12]、その際には志倉などから歌い方についての指導を全く受けておらず、naoの自由な歌唱表現がそのまま活かされている[12][13]。そのなかでも、彼女は前述した通り『CHAOS;HEAD』とは一風変わったタイアップ作品の世界観がどのようなものかを常に考慮し、物語の中でリア充になることを切望していた主人公、「西條拓巳」に焦点を当て、彼が突然リア充な世界に放り込まれた時の気持ちについて想像を膨らませたという[12]。録音自体はスムーズに進行したものの、滑舌や声の質、ニュアンスといった一つ一つの要素が変化することにより、曲の印象も変わってしまうことに気付き、視聴者の妄想を助長させるような可愛らしい歌い方を模索するため、かなり思案したと語っている[13]。一方で、本作品の編曲を担当した新井は、ロックなサウンド、シンセサイザーの音色、そしてリア充に憧れるという趣旨の歌詞が融合することによって、楽曲がハイカラな印象に仕上がったとコメントしている[40]

さらに、2010年9月21日に発売されたコンピレーション・アルバム『Science Adventure Dance Remix』には、ちょむPによる本作品のダンスリミックスバージョンが収録されており、ちょむPは本作について「原曲がいわゆる電波ソングで、すでにかなりパワフルなので、ダンスリミックスとしてどのように差別化を図るかに頭を悩ませました。」と述べている[41]2011年6月22日に発売された自身の1枚目となるアルバム『prismatic infinity carat.』にも収録され、非常に思い入れが強い楽曲で[42]、自分の名刺のような存在になっている[43]、と作品について振り返った。

次に、シングルのカップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」は、応援ソングとして制作された楽曲[9]。ジャンルは電波および萌えソングで[9]、naoによれば、あまりないテンポでノリづらく[30]、「やりたい放題」で[44]、名曲というよりも“迷曲”という表現が相応しい楽曲[45]。naoから「可愛い電波ソング」の制作オファーを受けた新井は、明確な楽曲イメージを持ち合わせるnao[12]との打ち合わせを重ねたが、なかなか形にすることが出来ず、作曲は困難を極めた[10]。楽曲制作の閉め切りが間近に迫り、新井は彼女の楽曲イメージをそのまま参考にすることを諦め、2010年当時のnaoを楽曲で表現するという方向性に修正することとした[10]。そうして彼女の私生活や普段の行動を調べるうちに、彼女自らが提唱しており[46]、実際にファンから親しみを込めて呼ばれている愛称「なお姉」からヒントを得て[10]、naoを歌のお姉さんに見立てて[13][30]、naoとリスナーの双方が楽しめる楽曲に思い当たったという[10]。最終的には、シンセサイザーを用いた行進曲ブラスバンド風のサウンドを目指して作曲されている[40]。naoもこのことについては

そもそも、いわゆる電波ソングにしたかったんですよ。合の手〔ママ〕じゃないですけど、セリフみたいなのが入る様なメロディーの構成にしてもらいたいという希望を出していたんですが……。ものの見事に無視されまして、あぁいった応援歌になりました。作曲と編曲を担当した新井君になんでって聞いたら、私とファンの方とのTwitterなどでのやりとりを見て、歌のお姉さんのように感じられた。と後から言い訳してました(笑)

—nao(ishimaru soft 本店で行われたCDシングル発売記念イベントにて[34]より)

と、自らが想定していた方向性とは異なった作品に仕上がったことを明らかにしている。新井の手によって曲のメロディーが完成した後、naoはSkypeを通して山下慎一狼と共に相談しながら作詞を進めたという[30]。その歌詞には『CHAOS;HEAD』を想起させるフレーズを何気ない形で含ませている[12][47]。合いの手や台詞パートの作成を担当したのはnao[10][13]。最終的に、今までに制作された同系列の楽曲よりも合いの手を多めに挿入したり、楽曲の最後で合唱パートを初めて取り入れてみたり、間奏での台詞パートの尺を長めに取ったりと、初めて経験することの多い制作となったようだ[12][13]。レコーディングでは、長い台詞パートが間奏に収まりきるよう、前もって自宅で練習をこなしていたため、噛むことなく済ますことが出来た、とnaoは語っている[13]。このように、本作はかなりぶっ飛んだ構成になっているけれども[18]、意外に作品の世界観と合致している気がする、とも述べている[48]

また、naoによると、『CHAOS;HEAD』内で劇中劇として描かれるアニメ作品『ブラッドチューン THE ANIMATION』に登場するヒロインの一人、星来オルジェルからの目線で、「自分が落胆している時に、理想の女の子が元気づけてくれる」イメージで応援歌を歌いあげている[12][13][17]。彼女はそれを踏まえ、同アニメのヒロイン、オルジェル姉妹を演じる声優友永朱音加藤英美里が、本作をオープニングテーマとして使用するWEBラジオ『CHAOS;HEAD Love×2中毒注意報』にレギュラー出演を果たしたことについて、喜びを表している[17]。ちなみに、楽曲タイトルの別候補として「嗚呼!厨二行進曲。」があったものの[49]、悩み貫いた末に現タイトルに決定したことも明らかにされている[13]

なお、CDシングルのみ収録されているoff vocalの2曲には、合いの手および「君へのトビキリ☆応援歌。」の合唱・台詞パートも収録されている。

反響

批評

音楽出版社が運営するCDジャーナルでは、「ピコピコ&ハイパーなサウンドのなかで“萌え”の本質を射抜くラブリーなヴォーカルが鳴り響く」楽曲と述べられている[50]。また、アニメやゲームなどの情報誌『アニカン』Vol.82(2010年4月号)では、「妄想トリガー大爆裂のラブリー電波チューン」とも形容されている[13]。「妄想トリガー」とは、『CHAOS;HEAD』シリーズ特有のゲームシステムを指し、主人公が妄想の世界を見るためのスイッチとして機能する[51]

チャート成績

また、各種チャートにおいては、2010年4月10日付のBillboard JAPAN Hot Singles Salesで最高94位[7][注 7]、同年4月12日付の週間オリコンチャートで最高62位を獲得した[注 8]。また、コミックとらのあな通信販売の音楽CDランキングでは、2010年4月第1週に週間最高28位を記録している[52][注 9]

ミュージック・ビデオ

画像外部リンク
naoが出演するミュージック・ビデオの宣伝用PVスクリーンショット[53]

本楽曲「シンクロしようよ」はタイアップ作品のオープニングテーマ映像のみならず、nao本人が出演するミュージック・ビデオの制作も行われており、CDシングルの発売に合わせて撮影された[54]。宣伝のためのプロモーション・ビデオとして、動画で放送されるインターネットラジオなどを介して配信された[53]。その後の2011年6月に発売されたnaoの1stアルバム『prismatic infinity carat.』初回生産分を特定の店舗で購入した際の特典DVD『prismatic infinity carat. special dvd』(非売品)に、アルバムのリード曲「prismatic infinity carat.」のミュージック・ビデオなどと一緒に収められており、シングル発売から約1年3ヶ月を経てリリースを果たした[54]

ミュージック・ビデオに出演するnaoは、アートワークの写真と同じ衣装に身を包んでいる。冒頭の伴奏部分では、CDシングルの裏ジャケットに写っている、椅子が置かれたセットの中を歩きまわり、カメラに向かって複数回ポーズを取る。歌パートに入ると、真っ白な背景の前で、彼女の全身が映る固定カメラと、至近距離で様々なアングルから彼女の一部を映し出し、モーションを演出するカメラの2つの映像から構成される。楽曲の最後では、naoがウインクとポーズを決めたのち画面は切り替わり、『CHAOS;HEAD』シリーズに登場するカエルマスコットゲロカエルん」の顔が無音で数秒間映し出されてビデオは終了する。

ライヴ・パフォーマンス

画像外部リンク
『みるくらりあっとVol.5 〜続・MOE LIMIT BREAKERS〜』にて共演を果たした直後のnaoと榊原ゆい

「シンクロしようよ」のライヴイベントでの初披露は2010年3月13日CLUB CITTA'にて行われた『ヲタリズム in CLUB CITTA'』にて[55]。その他にも2010年10月16日JCBホールにて催された『Live5pb.2010 @ JCB Hall』や2012年5月26日パシフィコ横浜における『SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-』など様々なイベントで披露されており、特に前述した2つのイベントでの彼女のパフォーマンスは現在までに映像ディスク化がなされている[56][57]STUDIO PARTITAにて2010年11月27日に行われた西日本最大級のアニメ・ゲーム関連のライヴイベント『みるくらりあっとvol.3 〜続・MOE SYNDROME〜』にトップバッターとして出演した際には、「ライブでみんなとシンクロしたい!」という思いを乗せて歌い上げ[58]、客席との一体感を感じ、楽曲がファンの間で浸透していることを実感したという[59]。さらに、同所で2012年11月25日に開催された『みるくらりあっとVol.5 〜続・MOE LIMIT BREAKERS〜』では、榊原ゆいとのコラボ・パフォーマンスを果たした[60]。榊原によると、2人でのスペシャルコラボが決定してから、何の楽曲を一緒に歌うか考えると、両者に接点のある作品『CHAOS;HEAD』に行き当たり、共演する様々なライヴイベントでnaoが本曲を披露する姿を見て、曲中の1フレーズ「ラブリン♪ラブリン♪」を自分も歌ってみたいと思ったという、榊原からのリクエストにnaoが応じる形で実現に至ったという[60]。対して、シングルのカップリング曲「君へのトビキリ☆応援歌。」は、前述の通り2010年4月10日に行われたCDシングル発売記念イベントにて初お披露目となった[30]

規格と収録曲

CDシングル[1][5]
全編曲: 新井健史。
#タイトル作詞作曲時間
1.「シンクロしようよ」志倉千代丸志倉千代丸
2.「君へのトビキリ☆応援歌。」山下慎一狼新井健史
3.「シンクロしようよ (off vocal)」  
4.「君へのトビキリ☆応援歌。 (off vocal)」  
合計時間:
デジタル・ダウンロード (iTunes)[2]
#タイトル作詞作曲時間
1.「シンクロしようよ」志倉千代丸志倉千代丸
2.「君へのトビキリ☆応援歌。」山下慎一狼新井健史
合計時間:
『prismatic infinity carat. special dvd』(『prismatic infinity carat.』初回生産分特典DVD)[61]
#タイトル作詞作曲時間
1.「『シンクロしようよ』Music Clip」志倉千代丸志倉千代丸
2.「『prismatic infinity carat.』Music Clip」山下慎一狼伊藤賢治
3.「『prismatic infinity carat.』セルフライナーノーツ[注 10]  
合計時間:

クレジット

(出典:[3]

録音はStudio 5pb.(現DAIKANYAMA MAGES. STUDIO[4])にて実施。
Wonder Station(現MTCマスタリング)にて実施。

収録作品

CD

楽曲 発売日 CD タイトル 備考
シンクロしようよ 2011年6月22日 prismatic infinity carat.
2011年8月24日 CHAOS;HEAD VOCAL COLLECTION[62] DISC2に収録。
2011年9月21日 Science Adventure Dance Remix[63] ちょむPによるダンスリミックスバージョン。
2012年1月25日 THE WORKS 〜志倉千代丸楽曲集〜7.0[64]
君へのトビキリ☆応援歌。 2011年6月22日 prismatic infinity carat.
2011年8月24日 CHAOS;HEAD VOCAL COLLECTION[62] DISC2に収録。

Blu-ray Disc / DVD

楽曲 発売日 BD/DVD タイトル 備考
シンクロしようよ 2011年4月27日 Live5pb.2010 @ JCB Hall[56] ライヴBD。DISC1に収録。
2011年6月22日 prismatic infinity carat. special dvd[61] 『prismatic infinity carat.』初回生産分特典DVDにPVを収録。
2013年2月27日 SUPER GAMESONG LIVE 2012 -NEW GAME-[57] ライヴBD。

脚注

注釈

  1. ^ 現在では「DAIKANYAMA MAGES. STUDIO」に改称している[4]
  2. ^ a b fripSide初代ボーカル時を含まないソロ活動のみ。
  3. ^ ここでの「DystopiaGround」とは、かつてnaoが代表およびヴォーカルを務めていた、音楽制作を目的とする同人サークルのことを指す[13]。詳細はこちらを参照のこと。
  4. ^ アーティストおよびクレジットの公開は無し。
  5. ^ ただし、第2回まではラジオパーソナリティーが行うトークの最中のBGMとして使用されていたため、楽曲が初めて単体で放送されたのは、naoがゲスト出演した第3回(2010年3月4日配信)の放送にて[17]
  6. ^ 現存していない。現在では「パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント」となっており、イベントが開催された7Fホールは劇場型ビュッフェレストラン P.A.R.M.Sとなった[27]
  7. ^ チャートに登場したのは1回のみ。2010年4月当時、「Billboard JAPAN Hot Animation」は存在しないため、言及しない。
  8. ^ チャートに登場したのは4月12日と19日付の2回のみ[6]
  9. ^ チャートに登場したのは1回のみ。月間ランキングへの登場は無し。また、2010年4月当時、デイリーランキングは存在しないため、言及しない。
  10. ^ ここでの『prismatic infinity carat.』とは、楽曲ではなく、naoの1枚目のアルバムを指す。

出典

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  3. ^ a b c d e f g h i 「シンクロしようよ」CDシングルに付属する歌詞カードより。
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  32. ^ スタジオ公式サイト の写真紹介において、ジャケットに写ったものと全く同一のスタジオセット(小道具・部屋の壁)が存在するため。
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  43. ^ 『prismatic infinity carat.』セルフライナーノーツ, 該当時間:8:00.
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参考文献

情報誌
  • 幡野敬「ソロシングル第1弾!!『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』OPテーマ3月31日発売!!」『アニカン』Vol.82(2010年4月号)、MG2、東京都新宿区新宿、2010年3月17日、12頁、2013年4月24日閲覧 
DVD
  • prismatic infinity carat. special dvd (ライナーノーツ) (Media notes). 東京都渋谷区恵比寿: 5pb. 2011. {{cite AV media notes2}}: |format=を指定する場合、|url=も指定してください。 (説明)

外部リンク