牛丼太郎

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株式会社深澤
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
351-0101
埼玉県和光市白子1-6-10[1]
設立 1983年7月[1][2]
業種 小売業
事業内容 牛丼チェーン店の運営
代表者 深澤五郎(社長[1][2]
資本金 1億円[1]
売上高 1億5000万円(2011年12月期)[1]
特記事項:2013年9月6日さいたま地方裁判所より破産手続き開始が決定[1][2]
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牛丼太郎代々木店

牛丼太郎(ぎゅうどんたろう)は、日本にかつて存在した、牛丼をメイン商品とする外食チェーンストア。株式会社深澤埼玉県和光市)が経営していた。

2012年8月11日東京23区内に残存していた全ての店舗が牛丼太郎としての営業を終了。その内2店舗は翌8月12日以降、外看板の「牛」の文字を隠し、株式会社丸光が経営するどんぶり太郎(丼太郎、どんぶりたろう)に変更して営業を続けている。

牛丼太郎を経営していた深澤は、2013年9月6日さいたま地方裁判所より破産開始の決定を受けた[1][2]

概要[編集]

牛丼太郎を経営する深澤は1983年7月に東京都中野区で設立された[1][2]。元々低価格路線を採り、小規模チェーンながら安価妥当な食品・サービスを提供しており、1999年12月期には売上高5億6000万円を計上していた[2]。当初は牛丼とそれに関連する定食、および当時は朝時間帯のみ納豆丼を扱っていたが、BSE問題の時期からカレーライスをはじめとしてメニューが増えた。

しかし、ゼンショー吉野家松屋フーズ等の大手チェーン店との競争激化に伴って販売の伸び悩みが続いた上、価格の切り下げを余儀なくされるなど苦戦を強いられており[1]、BSE問題の影響[2]もあって2008年12月期には売上高1億6500万円[2]2011年12月期には1億5000万円[1]まで下落。業績回復の目処が立たないことから2012年8月には店舗の営業を停止し、債務整理に着手していた[2]2013年9月6日にはさいたま地方裁判所より破産手続き開始の決定を受けた[1][2]

かつて公式ウェブサイトが存在せず、一部を除き各店舗の電話番号タウンページに掲載されていないなど公式な情報宣伝をしない営業姿勢だった。2010年6月11日より公式ウェブサイト・公式モバイルサイトを開設し、ウェブによる広報求人活動を開始したが、2012年4月1日以降、公式ウェブサイトがアクセス不可となり、さらに同年7月以降複数の店舗が閉店。同年8月11日、東京23区内に残存していた全ての店舗が牛丼太郎としての営業を終了した。

破産管財人に取材した東京スポーツの記事によれば、2012年8月に牛丼太郎としての営業を停止する前に、当時残存していた5店舗のうち代々木店と茗荷谷店の2店舗を従業員が設立した別会社に譲渡したとしている[3]。しかし、事業の譲渡が行われた経緯を示す書類が残っておらず、どんぶり太郎として現存する2店舗が現在も深澤の財産であるのか正式に譲渡されたのかもはっきりしていないとしている[3]

沿革[編集]

低価格路線のパイオニア[編集]

かつてはどの大手牛丼チェーンよりも低価格で牛丼を提供していた。吉野家が並1杯400円の時代に牛丼太郎は並1杯350円だった。1980年代末から松屋が多店舗展開をすすめ、吉野家と競合する地区の店舗のみ並1杯350円という価格設定を行った際には、それに隣接する牛丼太郎の店舗ではそれより安い並1杯300円に値下げし対抗した。

大手との競争[編集]

その後、1990年代中盤からマクドナルドが先導した「価格破壊」の影響で、長らく価格を変更しなかった大手牛丼チェーン2000年代初旬に相次いで値下げを行った。それにより価格差が小さくなった牛丼太郎もこれに追随、常にどのチェーンよりも差をつけた低価格設定を行い、最安値は2004年2月までの並1杯200円である。

しかし、低価格化に伴い、夏でも冷房を入れない店舗があるなどサービスは低下。傘下店舗の離反も相次ぎ、集客力が低下し、この期間に多くの店舗が閉店した。

BSE問題の影響[編集]

さらに2003年末からのBSE問題により米国産牛肉が輸入できない事態となり、それを使用していた牛丼太郎も影響を受けることとなる。米国産牛肉の在庫が尽きて大手牛丼チェーンが牛丼を販売中止し豚丼などの代替メニューに切り替える中、牛丼太郎は引き続き牛丼の販売を続ける方針を示し、米国産牛肉の在庫が無くなる2004年2月中旬ごろから3月中旬ころまでは牛丼への一時的豚肉混合や豪州産牛肉への切り替えなどの対応を行い、2004年11月まで並1杯250円で提供していた。

しかし、豪州産牛肉の価格高騰の余波や、原材料の見直し(日本産牛肉も一部使用)などの影響も受け、順次価格改定が行われた。2010年6月時点では並1杯290円であり、他牛丼チェーンと同程度の価格となった。2012年2月時点では並1杯250円となっていた。

閉店時の主なメニュー[編集]

一部のメニューは店舗によって販売していないケースや、同じメニューでも店舗によって添付品や内容がことなる場合もあった。また、野菜サラダ味噌汁などとのセットメニューもあり、量や安さを求める客層にも対応していた。

過去に存在した店舗[編集]

どんぶり太郎茗荷谷店

代々木店と茗荷谷店は2012年8月12日以降、「どんぶり太郎」と店名を変更して営業を続けている。

関係する有名人[編集]

  • 大澄賢也 - ダンサー・タレント。高田馬場店に勤務していた経験がある。

関連項目[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]