武田尾駅

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武田尾駅
150808 Takedao Station Takarazuka Hyogo pref Japan01s5.jpg
プラットホーム
たけだお
Takedao
JR-G58 西宮名塩 (3.2 km)
(5.0 km) 道場 JR-G60
所在地 兵庫県宝塚市玉瀬字イズリハ1[1]
北緯34度51分18.23秒 東経135度18分21.82秒 / 北緯34.8550639度 東経135.3060611度 / 34.8550639; 135.3060611座標: 北緯34度51分18.23秒 東経135度18分21.82秒 / 北緯34.8550639度 東経135.3060611度 / 34.8550639; 135.3060611
駅番号 JR-G59
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 G 福知山線(JR宝塚線)
キロ程 25.1 km(尼崎起点)
大阪から32.8 km
電報略号 タケ
駅構造 高架駅*
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
595人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1899年1月25日[1]
備考 無人駅(自動券売機 有)[1]
* 一部は山岳トンネル内[1]
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武田尾駅(たけだおえき)は、兵庫県宝塚市玉瀬字イズリハにある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線である[1]。駅番号はJR-G59

アーバンネットワークおよび「JR宝塚線」の愛称区間に含まれている。

概要[編集]

武田尾駅の駅舎の北側は、馳渡山の山麓に位置している。プラットホームは、武庫川の直上に架けられた橋梁と、福知山方向に有るトンネル内に跨っている[1]。かつて武庫川にダムの建設が計画されていた関係で、川の水面から橋桁までは、かなりの高さがある。

駅から西、つまり、武庫川の上流の方向へ徒歩10分ほどの場所に、武田尾温泉がある[1]

歴史[編集]

旧駅・1986年7月31日の旧線最後の日に撮影

当駅付近の福知山線は、元々武庫川に沿って単線非電化の線路が敷かれており、列車交換のため長時間停車する鈍行列車も珍しくなかった。

その後、1980年代複線電化を機に現在の新線に架け替えられ、大阪方面への高速運転が始まった。当駅に停車する列車の本数も増加した。

駅構造[編集]

東側から望む駅入口
改札口

2面2線の相対式ホームを持つ高架駅である。分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。

ホームの南半分は橋梁(第2武庫川橋梁)上、北半分はトンネル(第1武田尾トンネル)内にある[1]。また、橋梁の大阪寄りは西宮市域である[注釈 1]

宝塚駅が管理する無人駅だが、ICOCA(および相互利用対象のICカード)が利用可能で、自動券売機および自動改札機(集札機能のない簡易型)が設置されている。高架駅であるがエレベーターエスカレーターは一切無い上無人駅のため、車椅子などの利用者は困難を伴う。

なお、旧線時代は1面2線の島式ホームで、武庫川と県道を跨ぐ神戸水道の水道管の真下に三田方面へと通じるポイントが敷設されていた。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 G JR宝塚線 下り 三田篠山口方面
2 上り 宝塚大阪北新地方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

ダイヤ[編集]

日中は1時間当たり区間快速が4本停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は本数が多い。当駅には区間快速と普通電車が停車する。

利用状況[編集]

当駅には古くから北に離れた西谷地区からの路線バス(後述)が乗り入れているものの、過疎化や宝塚市街地への道路が整備されたことから利用者は減少しており、宝塚市内の駅では最も利用者が少ない。ただし後述の旧線跡ハイキング人気もあり、行楽期の土曜・休日は利用客が増えるため臨時で出札員が配置される事がある。

「兵庫県統計書[6]」及び「西宮市統計書[7]」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
1995年 489
1996年 481
1997年 591
1998年 723
1999年 721
2000年 730
2001年 720
2002年 660
2003年 646
2004年 609
2005年 563
2006年 549
2007年 574
2008年 564
2009年 589
2010年 572
2011年 573
2012年 572
2013年 580
2014年 577
2015年 573
2016年 567
2017年 695
2018年 630
2019年 595

駅周辺[編集]

宝塚市が管理・整備している里山公園。長尾山の麓にあり、の保護育成研究に尽力した笹部新太郎の演習林跡で、自生種、固有種であるヤマザクラエドヒガンカスミザクラなど多くの種類の桜が植えられている。

バス路線[編集]

阪急バスが乗り入れており、市北部の西谷・東部・波豆方面へと向かう路線を運行している。バス停の名称は「JR武田尾駅」。

運行路線は以下の通り。2021年4月1日に再編された。

  • 2系統:上佐曽利(大岩稲荷前→玉瀬辻→西谷の森公園→西谷夢プラザ→西谷小学校前→東部経由)
  • 3系統:上佐曽利(大岩稲荷前→玉瀬辻→西谷の森公園口→西谷夢プラザ→西谷小学校前→東部→長谷公民館前経由)
  • 4系統:上佐曽利(大岩稲荷前→玉瀬辻→西谷の森公園口→西谷夢プラザ→東部→長谷公民館前経由)
  • 10系統:波豆(大岩稲荷前→玉瀬辻→西谷の森公園口→西谷夢プラザ→東部→西谷小学校前経由)
  • 11系統:波豆(大岩稲荷前→切畑→西谷の森公園口→西谷夢プラザ→東部→西谷小学校前経由)

1924年から地元資本の「西谷自動車」が宝塚市北部の西谷地区から当駅までのバス路線を開業した。西谷自動車が阪急バス傘下となり阪急田園バスを経て阪急バスへ統合された現在も、武田尾駅と西谷地区を結んでいる。

旧線について[編集]

旧線跡のハイキングコース
ホーム上から望む旧線跡の道路。
奥の小さなカーブ付近に旧駅があった。2003年3月2日撮影。

開業当初は、現在の阪急バス停留所がある武庫川の沿道が旧線であった。当駅周辺は山間の狭いV字谷であり、建設工事や落石防止などの護岸工事や、そして保線作業が大変な区間であった。福知山線の大半のトンネルがこの周辺に集中しており、現在でも当時の護岸工事の痕跡が多数存在する。

1986年に当駅を含む宝塚駅 - 三田駅の新線が整備され、旧線は廃止された。旧線はJR西日本(旧国鉄)により「立入禁止」の措置が執られ、入口に柵が設置された。しかし、それにも拘らず無断立ち入りによるハイキング利用者が増加した。結局、1990年にハイカーが自己責任を負うことを条件に開放された[1][注釈 2][9]

その後、2008年にハイカーの転落死亡事故が発生した。また、土砂災害の危険性も指摘されていたため、2016年5月に西宮市内の廃線跡は整備のために、閉鎖され立入禁止の措置が取られた[10]。2016年11月15日から正式な遊歩道として一般開放された[11]

整備された廃線跡のハイキングコースは、生瀬駅 - 武田尾駅間の約4.7 kmで徒歩約2時間。ハイキングコース出発地点・終点地点まで、生瀬駅または西宮名塩駅、武田尾駅よりそれぞれ徒歩15分程度で、途中にトイレが有る。なお、ハイキングコースでは途中に自動販売機やトイレは無く、また所々に有るトンネル内に照明は無いため懐中電燈などの照明器具を持参する必要がある[12]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
G JR宝塚線(福知山線)
丹波路快速・快速
通過
普通・区間快速
西宮名塩駅 (JR-G58) - 武田尾駅 (JR-G59) - 道場駅 (JR-G60)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ トンネルは尼崎方の橋梁の先にも存在し、このトンネルは隣駅の西宮名塩駅構内まで続く。このため当駅から西宮名塩駅までは車窓が一切見られない区間である。
  2. ^ 現地には、JR西日本による「事故が起きても当社は一切責任を負いません」と書かれた看板が設置されていた。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、107頁。ISBN 9784343006028
  2. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、126頁。ISBN 978-4-533-02980-6
  3. ^ a b c d e f g h 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』44号 福知山線・播但線・加古川線・姫新線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月30日、10-11頁。
  4. ^ “まず複線運転スタート”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1986年8月2日) 
  5. ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
  6. ^ 兵庫県統計書
  7. ^ 西宮市統計書
  8. ^ 宝塚の自然を感じる:宝塚観光ガイド”. 宝塚市国際観光協会. 2013年10月13日閲覧。
  9. ^ 交友社鉄道ファン』1990年6月号(通巻350号)p127
  10. ^ JR宝塚線廃線跡、来月開放へ”. 神戸新聞 (2016年10月22日). 2018年3月1日閲覧。
  11. ^ JR宝塚線廃線跡が一般開放へ ハイカーに人気”. 神戸新聞 (2016年2月23日). 2016年11月15日閲覧。
  12. ^ JR福知山線生瀬・西宮名塩〜武田尾 廃線敷マップ - 西宮市ホームページ、2019年4月21日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]